社会人になって投資をするようになったけど、周りに株や投資してる人間は全くおらず、セミナーやオフ会にも行ったことがありません。
そんな投資力ゼロからスタートして、たくさんの投資ブログや本を参考に、何にも知らないところからヨチヨチやってきました。2013年から恐る恐るインデックス投資信託の積み立てを初めて、少し投資に慣れてきました。
あらためて、「自分にできる合理的な投資をしてみよう」と、長期的な投資方針について考えてみました。
細かいことよりも、リスク資産の比率を増やそう
一括投資とドルコスト平均法の考えをまとめて、待機資金の現金を一括でリスク資産に投資することに決めました。
【一括投資とドルコスト平均法】自分にできる合理的な投資をしてみよう① - みとべのできるかな
どれぐらいリスク資産に一括投資するか決めるために、世帯の資産をまとめて待機資金の現金がどれぐらいあるのか確認しました。
そして、多すぎるかも??と驚くぐらいに生活防衛資金を増やしました。心配だからしょうがない、生まれて初めて株式のリスク資産を大きく増やすので。しばらくして大丈夫だと思えたら、減らしたらいいのだ。
【生活防衛資金とリスク資産】自分にできる合理的な投資をしてみよう② - みとべのできるかな
アセアロと商品を決めよう
次に目標のアセットアロケーションを決め直しました。無or低リスク資産と株式のリスク資産を50%ずつにしました。
株式クラスで国内、先進国、新興国を1vs7vs2の割合で保有することにしました。
【アセットアロケーションと管理】自分にできる合理的な投資をしてみよう③ - みとべのできるかな
投資信託か海外ETFか、どっちで運用するか悩んだ結果、コストや使い勝手の面から投資信託で運用することにしました。
【投資信託と海外ETF(上場投資信託)】自分にできる合理的な投資をしてみよう④ - みとべのできるかな
最後に、毎月の積立投資はアセットアロケーションの比率に従って、収入から投資に使う金額の半分をリスク資産の株式クラスに積み立てることにしました。
【収入と積立投資】自分にできる合理的な投資をしてみよう⑤ - みとべのできるかな
とりあえず、細かい戦略は後回しにして、まとまった資産がある自分の強みを生かすためにリスク資産の全体の比率を増やそうという方針です。
こうやって自分の考えの流れをまとめると、これから改善したほうがいいポイントもわかりやすくなる、はず。
インデックス投資には心理的余裕がほしい
リスクコントロールは心理的余裕を生む
インデックス投資は資産を相場にさらし続けて、たとえ相場が暴落しても、損切という概念はないのでほったらかして投資を続けます。
ある意味ノーガード戦法に近いと思っているので、生活防衛資金やアセットアロケーションを決めてリスクコントロールすることは、暴落時にパニックにならずに心理的な余裕を保つために重要だと思います。
「気休め」と表現されるドルコスト平均法も、投資怖い~投資怖い~と思ってしまう一個人として、実はかなり心理的な効果があると思っています。
心理的余裕として楽しみが欲しい
インデックス投資は決めた投資方針にそって淡々と続けていくことが大事だけど、10年、20年と長い間続けるので、嫌にならないように、個人的には楽しみが欲しい。
投資信託と海外ETFを比べて投資信託を主体に投資しようと決めた。だけど、興味本位でリスク資産の一部で海外ETFを買ってみようと思います。
机の上でコストとか特徴とか比べるのもいいけど、保有しないとわからないこともあるでしょう。
まだ積立投資を初めて5年、決めすぎないで興味があればやってみようと思います。
ベンチマークや分配金の再投資、リバランスの効果、地域の比率の差で、どんな違いがでてくるのか楽しみです。
十年以上保有したら比べてみたいと思います。
投資方針で悩むのは自分だけじゃない
他のブログを見ると、投資方針の大きな方向性や、細かい投資戦略や何を買って運用するかなど、みんな試行錯誤しています。
アセットアロケーションについても、途中で変わったり、考えたりしながら、数年かけて作っている人もいます。
ああ、自分だけじゃないんだと、ちょっと安心。
リアルで投資の相談ができなくても、すばらしい投資家の資産運用に関する考えや、個人の貴重な体験をネットや本で参考にできるのはとても恵まれていると思います。
でも、完全に正しい投資方法というのものは存在せず、どんなにすごい投資家がいても、仕事の状況や家族や生活の背景、投資への考え方は人により違うので、自分にあった投資を選ぶのが大事だと思います。
だから、ネットや本で色々な情報があふれる中、理想を追い求めすぎないで、自分ができる、自分で選んだ投資をしたいです。
まだまだ先は長いので、合理的な行動を意識しながら、心理的余裕を持って、楽しんで資産運用していけたらいいな。
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