投資の売買記録つけてますか?
私は2006年の外貨預金が投資デビューです。
そこから始まって、直近の売った株や投資信託まで、全ての投資商品の売買記録を付けてます。
売買をどうして記録するの?
事実を残して、自分の都合の良いイメージで投資の判断をしないためです。
儲かった記憶、損をしてショックだった気持ち、なんで買ったかわからない、そういえば前も同じようなことがあったかも?
リアルの生活が慌ただしく、実生活の困ったことに頭がいっぱいなので、脳内はすぐに投資のことを忘れます。
私は忘れっぽく、過去の出来事も都合のいいように脳内改変しちゃいます。過大評価は人間のクセみたいなものなので、悪くはないけど、過大評価しすぎると大損につながると思っています。
事実を残して、次の投資を考えるときに参考になるように、売買記録を付けてます。
どやりたいわけじゃない
持ち株の銘柄や成績を公開することに対して「買い煽り(誘導)、どやり(自慢しい)、よほど自信がある(自信過剰)」などネガティブな意見を見ることがあります。
ちなみに私は弱小すぎてそんなコメントはもらったことはありません。
自慢するような大儲けじゃないし、まかり間違っても私の持ち株を何も考えず買う人はいないでしょう(投資は自己責任)。
興味をもって調べて、その株を買って、結果的に同じ銘柄の株を持ってることはよくあることですし。
売買記録を付け、その一部を公開した他所様のブログを参考に、私は株デビューできました。売買記録のブログ記事を書くと、自分の考えもまとまるので、私にはメリットだらけです。
もちろん売買記録を公開しない派、そもそも売買記録を付けない派、それぞれの考えがあります。
ワンコインランチへGo
私の売買記録は、エクセルシート1枚です。ブログはそこから公開できるものを書いてます。
大口の定期や外貨、国債&債券、株、配当、投資信託、その他に表をわけて1つの商品で一行です。
売買が少ないので、エクセルシート1枚でまとめることができます。
株の表をほぼそのまま貼ったのが下記の記事です。
今まで投資でどれぐらい利益があったかも一目でわかります。
大口の定期や債券や株など全て合わせて、税金や手数料などを引いて、売却して確定した利益はワンコインランチ約10800回、1年365日とすると、29年間ワンコインランチを食べられる利益を積み重ねることができました。
含み損益じゃなくて、手元に利益を得る感覚も面白いですよ。
無理しすぎない
2006年の外貨預金から投資を初めて、リーマンショックで一時退場して、インデックス投資を数千円から再開して、ソーシャルレンデイングで貸し倒れにあって、回り道しながらへっぽこ投資を長い間続けてきただけで、利回りはそんなに高くありません。
いつも気を付けていたのは、無理なリスクは取らず、放置できる範囲で投資をすることです。
天才じゃなくても、すごい努力しなくても、欲張りし過ぎず、無理しすぎなければ、ふつうの人も投資はできます。
私の10年以上の投資歴と現在の投資スタイル - みとべのできるかな
投資の効率とストレス
売買記録で付けるのは、投資した商品の名前、買った年月日、売った年月日、買った金額、売った金額の4つです。
あとはエクセルが、保有期間、損益の金額、損益率、1年間の利回りを計算してくれます。
保有期間、儲けた(損した)金額、1年に換算した利回りは、自分の投資が効率的だったかの目安にとても重要です。
仮に10万円の銘柄で2年で倍で、10万円の儲けがあったとします。
「この銘柄、2倍になって売り抜けて大儲け~」と脳内踊りするのはいいんですが、
「1年あたりは5万円の利益、1年間の利回り50%、と言っても5万円なので、投資全体の金額を増やすにはインパクトが小さいか、大きいか」
売買記録からそんな風に、資産全体を増やすために、その投資は効率的だったか、ストレスは高いか低いか、振り返って、次の投資を考えます。
売買の記録をつけるだけで、投資の悩みはかなり少なくなるので、売買記録はお勧めです。
どこまで公開するかは個人の自由ですので、慎重に判断してください。