株の成績は計算がむずい、インデックス投資と比べられない

インデックス投資がメインですが、株も細々と続けています。気が付けば８年間も日本の株を売買してました。8年やってみた株のパフォーマンスはどのぐらいなのか、計算してみようと思ったけど、むずかしかった話です。

先日、2013年から2021年の日本株の全ての売買、売って利益確定した銘柄のまとめを更新しました。

８年間なんですが、100万円前後を使い回しながらのなるべく長く持って、ほとんど１銘柄100株です。そんなに大したことないのは見てのとおりです。今は保有中で売ってない株は入っていません。

累積の損益をまとめる、下のような数字になりました。

100ヵ月、個別株をやってみて、売って利益確定した銘柄について、税金や手数料を除いた利益は984844円でした。累積の投資額と合計の利益からの増加率は20.6%でした。

インデックス投資は複利効果も合わせた予想値です。それとは違って個別株は年間100万円前後を使い回しています。持ち株は50万円～120万円ぐらいの間です。

調べてみて分かったんですが、株の利回りは修正ディーツ法などで株の保有期間と、現金（待機資金）も含めて、計算するようです。

ここで困ったのが、私は持ち株と待機資金を合わせた「株取引の金額」は決めてません。年初や四半期の持ち株の評価額もメモってないので、正確な利回りを計算するのは難しいようです。

単利か、複利か、どっちかなと考えると、個別株は約100万円を使い回しているので単利かなと思います、インデックス投資はもちろん複利。

100万円に利益を追加せず、同じ金額を使い回したので単利の計算にしました。おおよそ株の利回りを計算すると、100万円を100か月（約８年）かけて198万円に増やしたので、単利で計算すると年率11%ぐらい、増加率98%です。keisan.casio.jp

インデックス投資で100万円を初めに一括投資で、８年間、運用した場合は複利です。インデックス投資の期待リターン年率5%と仮定すると、８年かけて投資すると149万円に増えます。複利計算で年率５％、増加率49%。

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個別株と毎月積立のインデックス投資は利益の再投資や追加の金額が違いすぎて、比べても意味がないと思っています。しかし、インデックス投資は毎月積立の損益が基準だし、前提が違うんですけど、参考として株の損益と私も比べちゃいます。

インデックス投資の毎月積立として、毎月８万円（年間約100万円）、想定利回り５％（年率）、８年かけて毎月積立を続けると、投資額942万円で、運用益174万円、増加率22.7％。

投資効率＝同じ期間で増えた率＝増加率と考えると、株が１番、成績がいいです。

１と３は前提が違いすぎて比べても意味がないのかなと思います。そもそも１は売っちゃって利益確定している想定だし、３はバイ＆ホールド中で含み益の想定だと思います。

並べてみても、株に全力するべし!!って気持ちにはなれませんでした。

株はインデックス投資の毎月積立と同じようにはできない、利益の再投資を含めて、持ち株を買い増ししながら投資額を増やし続けるのは自分には無理という現状です。

上手い人は株で投資額をどんどん増やすと思うんですが、戦略とか胆力が無い自分は、投資額を拡大できないってことですね。

投資は金額じゃないって話も聞きますが、投資金額の大小は自分にはめっちゃ重要です。損失金額や変動金額の大きさは、そのままメンタルへのパンチ力の強さになっちゃいます。

とりあえず比べてみましたが、個人的には株の売買とインデックス投資はぜんぜん違うので、並べても仕方ないし、比べても意味がないって感じです。