2018年の6月から7月の頭にかけて、国内、先進国、新興国の株価は下落しており、とくに国内と新興国の下げが目立っています。
株式クラスの割合を増やしてから1か月、どれぐらい不安になるのかな?と思っていましたが、保有資産については特に不安に思うことはなかった1か月でした。
目標の株式クラスの割合を見直す
今、自分の資産配分(アセットアロケーション)でリスク資産の割合を増やしている途中です。
今後の目標として、生活防衛資金を除いた、現金と債券クラスに対する株式クラスの割合は50%、1対1にしようと思っていました。
リスク資産を実際に増やしてみて1か月、その間に、株式クラスを50%にするのが目標だと、自分にとっては多すぎて不安かな?と思うようになりました。
インデックス投資系のブログの皆さんは、主に投資用資産のアセットアロケーションを公開されており、投資用資産は個人や世帯の資産の全てではありません。
投資用資産のアセットアロケーションに占める、株式などのリスク資産の割合は50%や60%などで決めていますが、それは投資用資産の中での割合なので、資産全体に占める株式などのリスク資産の割合は、もっと低くなります。
長期投資ではできるだけ資産の管理をシンプルにしたい、と私は思っているので、できれば資産全体に対する株式のリスク資産の割合を大よそ決めて運用したいです。
資産全体に対するリスク資産の割合について、他のブログの記事を参考にしたところ、資産全体に対するリスク資産が50%前後の方針と、もう一つ、投資用資産はリスク資産(株式、外国債券、リート)と無リスク資産(国債や現金など)で保有し、それとは別に投資しない資産を、投資用資産と同じぐらい、または半分ぐらい保有する方針がありました。
「いつか子供に伝えたいお金の話」の虫取り小僧さんの記事も参考になりました。
「リスクにさらさない、投資しない資産」は、一般の投資しない人が当たり前に持っている現金や定期預金の資産だと思います。
それらを参考にしながら、生活防衛資金を含む資産全体に対するリスク資産(私の場合はほぼ株式クラス)は30%を目標にしようと思いました。
将来的に慣れてきてリスク資産の割合を高めるかもしれませんが、今の自分には株式クラスが30%ぐらいが丁度いいかな?と思います。
5月に大きな金額で、株式クラスを一括で増やしてみると、自分の投資リスクに対する感覚、つまり不安がよりはっきり見えるようになりました。これは収穫でした。
生活防衛資金なども含めて資産全体に対する株式クラスの割合は、2018年7月8日では22.8%です。
自分のリスク許容度がわかるまでには時間がかかる
私は自分のリスク許容度がどの程度なのか、まだはっきりとはわかりません。
決めなきゃ~とちょっとあわてていたのが5月6月ぐらいでした。
でも、リスク許容度がわかるようになるには時間がかかるとNightWalkerさんの「世界一ラクなお金の増やし方」の本を読んでわかりました。
今月からまた投資信託の積立を再開して、投資に期待しすぎない程度の金額を地道に積立て行こうと思います。
年間で貯金できる金額の半分と、現在の現金余力をあわせて月15万円を積立てます。
つみたてNISA、iDeCo、特定口座の全ての口座をまるっと管理して、比率は国内、先進国、新興国のインデックスファンド1vs7vs2で積立てます。
邪念を捨てて機械的に同じ金額を積立るのが王道ですが、きっと自分はまた悩んでフラフラすると思います。
でもそれはどうやら仕方のないことなので、自分の不安と相談しながらボチボチ資産運用していこうと思います。