日本市場が2022年の春に再編されて、前から言われていた通り、株主優待はどんどん減ってる感じです。1年以上の100株保有とか、長期の保有条件も増えてるような気がします。
9月までの優待クロス
SBI証券で現物買いと一般信用売りの両建てを使って、優待を取ります。貸株手数料は支払いますが、権利落ちにストップ安しても、現渡はできるので、値動きによる損失リスクはありません。(もちろん利益もありません)。長期保有の条件がある銘柄は、優待クロスだけじゃ取れないので注意です。
下のリストは、2023年の9月までの優待クロス、44銘柄による手数料=信用売りの貸株料です。9月分までの合計は14900円でした。
2022年12月の優待は、取引上、貸株料のマイナスは年明け2023年分になります。優待クロスの貸株料のマイナス、年間の合計は、前年の12月分からその年の11月分です。
優待クロスは減ってる
いくつ優待クロスを取るかは、資金力だけでなく、どの程度がんばって手間をかけるか、つまり2か月前にクロスしたり、複数の証券口座で準備をしたり、制度信用も使うとか、作戦をどこまで立てるかで変わります。
そこまでこだわりがないので、優待が多い権利日が近づいたら、SBI証券で余っている一般信用売りの在庫を探して、優待クロスをしてます。なので、私ぐらいの数は、資金力が足りれば、誰でも取れる優待の数になります。
ちなみに、楽天証券は優待クロスがしやすく、一瞬でほとんどの一般信用売りの在庫がなくなるので、使ってません。
- 2022年の12月の優待クロスの手数料(貸株料)は2023年の損失になります。
- なので、2023年12月分は2024年の損失になります。
- 権利日が近くなってきて、一般信用売りの在庫が余っている銘柄を拾ってるので、たくさんは取れません。
- 8月も9月もほとんど取れませんでした。優待減ってるのかな?
- 2024年は長期の条件が付かない株主優待はもっと減ると思います。
- たくさん欲しい人は、2か月前から無期信用売りで両建てするとか、SBI証券だけじゃなくて、複数の証券口座で作戦を立てましょう。
結果、株主優待の役割としては、良い方向に進んでるんじゃないでしょうか。盛り上がらなくなってきたのは、ちょっと寂しいですが。
株主優待3年で50社減 オリックスやJT、配当などで還元 - 日本経済新聞
優待クロスの手数料はゼロになりません
SBI証券では、特定口座も日本株の売買は手数料無料(上限金額なし)になったんですが、以前から1日100万円まで手数料無料だったので、あんまり影響ないでしょう。
- ゼロ革命前:イオンモール1000株とか1日で買うと100万円を超えるので、2日にわけていた。
- セロ革命後:イオンモール1000株とか1日で買っても手数料無料だから、1日で全部、両建てできる
ゼロ革命後も、一般信用売りの貸株料は有料なので、優待クロスの手数料は来年も同じだと思います。むしろ、貸株料とか、値上げされるのではないかと、ひっそり心配してます。