新型コロナウイルスの感染拡大で相場が乱高下する中、2月と3月の優待祭りに参加してました。
【補足】この頃は、株の売買で手数料が発生していました。2024年時点、各証券会社とも、日本株の売買はほぼ無料になってます。(貸株料は発生します)
6月までに総会ないと優待もらえない
SBI証券からも通知があったんですが、株主総会が6月までに開かれないと、権利日がずれるので、3月末だけ保有した株主優待クロス組は、優待が貰えない可能性があります。長期保有している人は、権利日がずれてもそんなに影響はないはず。
総会ってたくさん人が集まるよね?コロナ感染対策で開けないんじゃ?やばい?開かれない?
かなり心配(汗)。
安心材料として、立川さんの記事によると、東日本大震災の時ですら、総会が開かれず権利日が変更になった企業は少ないとのことなので、可能性は低いです。
でもまさかのまさかが起こるのが投資の世界。いやなフラグですね。
久しぶりでやり方忘れた
1年ぶりなのでやり方を忘れてました。そもそも現物と一般信用売りの両方をするのは何でだっけ?と初歩から再スタート。
自分のブログみて「SORは引成できないのか」「落ち着いてやろう」「現渡は忘れちゃいかんな」「優待の変更は注意だな」「信用取引は保証金がいるんだ」と思い出し、手数料無料化も合わせて2月の優待取りで練習しました。
1銘柄、1000株から優待のところを100株で優待と勘違いして発注し、見直しで気が付いて約定前に注文取消しました。セーフ
やっぱり発注してからもう1回、注文と優待の条件を確認するのは大切です。
投資ブログ書いてたおかげで思い出しました。
2月の銘柄
何か取りやすかったです、気のせい?
2月は7銘柄。相場の下落でやる気も低下しました。
楽天証券は超割コースで発注して手数料が発生しました。1日現物+信用合わせて50万まで手数料無料なのは「いちにち定額コース」だけです。両建てのクロスするなら現物で25万円まで手数料無料です。50万円じゃないよ。
SBI証券
楽天証券
3月の銘柄
3月の一般信用売りの在庫は取りにくかったです。意外と優待祭りの参加者は多かった?それとも相場の急落を売りで対応してたのかも。
3月は10銘柄。相場の乱高下と日常生活のコロナ対策で疲れて、やる気が低下しました。
ANAは優待航空券を現金化するのが面倒だし、旅行自粛だし、取りませんでした。優待の買い取り価格が変わるかもしれないので。
SBI証券
17銘柄の手数料
相場が乱高下してやる気が低下したものの、17銘柄ゲットできました。クオカードと金券と食事券とポイントとカタログギフトをそのままの値段で合計して、手数料率を計算します。
- クオカードや金券が16000円相当
- カタログギフトやポイントや食事券が30000円相当
優待の合計は46000円相当です。
優待クロスの手数料は以下の方法で合計すると8421円でした
SBI証券の手数料をチェック
「口座管理」から「取引履歴」をクリックして、約定日のところに3月1日から3月末日(2月なら2月1日から2月末日)までの日付を入れて、「照会」をクリックします。
現物買いの手数料と現渡の手数料を足すと、優待クロスの手数料になります。
現渡の手数料に信用売りと貸株料が含まれているので、信用売りの手数料は無視します。
または、「現物買いした時の受渡し金額」から「現渡した時の受渡し金額」を引きます。
CSVでデータを落とすとわかりやすいです。投資信託など余計な履歴は削除すると計算しやすいです。
2月分の手数料
3月分の手数料
現物買いの手数料と現渡の手数料を足す=黄色のセルの手数料を合計すると優待クロスの手数料になります。
または、現物買いの受渡し金額(赤字)から現渡の受渡し金額(青字)を引くと、優待クロスの手数料になります
手数料を合計しても、受渡し金額で差し引きしても、手数料は同じ金額になるはずです。
楽天証券の手数料をチェック
「口座管理」から取引履歴の「取引履歴を見る」をクリックします。期間を1カ月にして「表示」をクリックすると、過去1カ月の取引履歴の一覧が表示されます。
現物買いの手数料と信用売りの手数料と現渡の手数料を足すと、優待クロスの手数料になります。
または、現物買いした時の受渡し金額から現渡した時の受渡し金額を引きます。
CSVでデータを落とすとわかりやすいです。
2月分と3月分の手数料
現物買いの手数料と信用売りの手数料と現渡の手数料を足す=黄色のセルの手数料を合計すると優待クロスの手数料になります。
または、現物買いの受渡し金額(赤字)から現渡の受渡し金額(青字)を引くと、優待クロスの手数料になります。
リスクを抑えて株主優待をゲットできる方法、知っていますか? | 取引ルール | 現物取引 | 国内株式 | 楽天証券
手数料率といくらお得になったか
優待クロスの手数料は8421円でした。優待が合計46000円相当なので、
- 8421/46000=0.17、手数料率は17%
- 手数料を引いた利益は46000-8421=37579円
2月と3月合わせると、手数料率は17%で、3万7千円ぐらいお得という結果でした。
お得感が高まったが、貰えるかどうかは未定
現物、信用ともに手数料無料を利用して、ほとんど貸し株料だけで取れました。手数料率が17%ぐらいなので、だいぶお得感が高まってます。
売買の手数料があった時は、30%ぐらいの手数料だったので、けっこう下がった印象です。
イオンモールの900株発注は手数料を払って一度に取得しました。次からは手数料無料の範囲で毎日発注する小出しクロスでもいいかも。
楽天証券は手数料無料の「いちにち定額コース」に固定ですね。
発注も現渡も落ち着いてやりましょう。発注してからもう1回、注文と優待の条件を確認するのは大切ですね。
ただし、コロナ対策の影響で、6月までに総会が開かれない場合は、今回の優待は海の藻屑となって消え去ります。どうなる株主総会!!