40代半ばになって転職しちゃったし、医療保険を見直さなければと思って、重い腰を上げました。まずは、公的な医療保険、健康保険からおさらいです。
まずは健康保険(公的保険)
退職時に、健康保険の任意継続について調べて、X(旧Twitter)の皆様からもアドバイスをもらって、かなり勉強になりました。
退職したら健康保険は任意継続したほうがよい? - みとべのできるかな
働いてるときの健康保険ですが、入ってる健康保険組合は職場によって違って、だから健康保険料も、自分で支払う金額(自己負担の上限額)も、人によって違うことを知りました。
協会けんぽと組合健保とか、入っている健康保険が人によって違うから、自分の状況を知ることが大切なんだと、初めて理解しました(そこから)。
■医療保険制度の体系整理(協会けんぽ)https://t.co/L4AE5CeJH5#健康保険 #医療保険 pic.twitter.com/ha5rR180ZZ
— 宮武貴美(特定社会保険労務士・社労士法人勤務) (@takamiMIYATAKE) 2023年9月3日
老後の平均的な自己負担額
医療保険がいる・いらない、の話は、病気にどれぐらいなる可能性があるか、病気になったら、自分でいくら負担があるのか、その辺の話だと思います。
リベ大のブログの情報がまとまってわかりやすかったです。でも、医療保険の要・不要はそれぞれの家庭で考えて決めたほうが良いですね。
【本当に必要?】民間の医療保険が必須ではない理由と対策を解説! | リベラルアーツ大学
【意外と知らない】老後にかかる「保険料」「医療費」について解説 | リベラルアーツ大学
老後にかかる平均的な医療費の試算をされており、参考になりました。
- 働いている時(65歳より下)のときは、大病に罹る可能性が低い
- 老後から病気や入院が増えて(当たり前)、平均寿命の65-85歳の間だと、自己負担は平均150万円ほど
この2つ話題がメインで、老後(退職後)の医療費は公的保険と貯金などの自己資金で賄う、医療保険は不要、という話だと思います。
働いている時の高額療養費制度
働いている現役時代と、老後はわけて考えたほうがよさそうなので、働いているときの自己負担はどうなのか考えてみました。
価格.com - 高額療養費の自己負担限度額計算シミュレーション|医療保険の選び方
- 収入が高いと、月の自己負担の上限が25万円や16万円とか、思ったより高い
- 差額ベット、食事、先進医療、自由診療、などカバーされない(診療費と薬剤費のみカバーされる)
- 入院が同じ月内の人と、月をまたぐ人では、同じ入院費でも自己負担が変わる(月単位で自己負担上限があるから)
- 世帯の自己負担は合算できる(家族で同時に大病は困りますけど)
- 人工透析など疾患によっては別の自己負担上限がある
- 4か月以降とか、何回か上限の自己負担を払い続けると、その後、減額される
高額療養費制度ですが、収入があると、思ったより上限が高い、しかもカバーは診療費と薬剤費のみ。思ったより高額&カバーが狭く、高額療養費制度で安心できず、不安になりました。
付加給付金のカバーもあるかも
高額療養費制度が高いと心配しているときに、働いている職場の健康保険によっては、自己負担額の上限が月2万円とか、付加給付金があるって教えてもらいました。ありがとうございます。
付加給付制度とは?高額療養費制度だけじゃない強い味方。どれだけ安くなるかも解説! | リクルート運営の【保険チャンネル】
他にも職場によっては、自己負担額の上限が月2.5万~2万円にカバーされているかもしれません。でも、協会けんぽは付加給付金の仕組みはないらしいです。
現役の医療費の予測は意味なさそう
中年の大病は予測困難、高額療養費制度も付加給付も、自己負担はケースバイケース、ということで、働いているときの病気に関する自己負担額は予測しても意味なさそうと思いました。
まったく病気にならない人もいるし、40代でも50代でもがんになる人はいるでしょう。大病(ガンとか)になる可能性は低いけど、もしかして、起こったら高額なことを保証するのが保険だよね?
高額療養費制度+付加給付があったら、さすがに高額の医療保険は不要かなって思いました。あとは先進医療とか、確率低いけど、必要になったら高額なところをカバーする医療保険に掛け捨てで入るかどうかですかね?
我が家の医療保険、何に入るか、入らないか、次回に続きます↓