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【結婚にお金と愛はどちらが大切?】夫婦そろって無職の経験談

結婚に大切なのはお金と愛のどちらなのか、よく話題になるこのテーマについて考えてみました。

10年以上前に私が結婚した時の話で、入籍したのに、夫婦2人とも無職になって、そのまま結婚式直前まで無職でした。

ブラック企業でメンタルぎりぎり

私は結婚して、旦那の地元に引っ越すことになりました。寿退職ってやつですね。夫婦で住む新居のアパートに引っ越して、再就職をしようと資格の勉強をしていました。

旦那は2つ目のブラック企業で働いていて、結婚したからと余計にがんばって、返ってメンタルをやられ始めました。本格的に体調を悪くする前に退職したほうが良いと夫婦で相談して、入籍して数か月後に退職しました。

旦那はまだ本格的な鬱とかではなくて、メンタルがぎりぎりのうちに会社を辞めることができて本当に良かったです。ブラック企業ダメ、よくない。

夫婦で無職だけど結婚式? 

入籍した直後から2人とも無職になってしまったので、結婚式は挙げずに写真を撮って終わりにしようと思ってました。

だけど、旦那は一人っ子で義父母も結婚式を楽しみにしており、説明だけ聞きにいったブライダルフェアで「簡単な式は挙げようか~」とあっさり流されてしまいました。夫婦そろって流されやすいので、コロっとその場の雰囲気に染まりました。

ブライダルプランナーのお姉さんにうまいこと乗せられて、「お色直しもイベントもある、一般的なイメージな結婚式」をすることなってました。夫も無職、妻も無職、夫婦で無職なのに

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旦那の再就職は焦らずに

私に貯金のおかげで、生活も結婚式も費用では困りませんでした。私の再就職も、根拠のない自信があって何とかなると思ってました。

ちなみに旦那は貯金はほぼゼロでした。ブラック企業で薄給だったのと、そもそも貯金をがんばるという考え方が存在しませんでした。

旦那の再就職には「焦って3つ目のブラック企業に再就職したらダメ、長い目で続けられる職場を探して応募したほうがいいよ」とアドバイスしてました。わりと好きなようにしてもらって、メンタルを回復してもらいました。

夫婦で無職の自虐ネタ回避

その後、偶然に、結婚式直前の3週間前に夫の再就職先が決まりました。結婚式で夫婦で揃って無職ですと自虐ネタをしなくてすみました(本気で無職ネタのスピーチを準備してました)。

旦那は今もその職場で働いています。給料は高くありませんが、労働環境はまあまあ悪くないと思います。

ただの一夫婦の思い出話ですが、この状況で気持ちに余裕があったのは、お互いを信じていたからという精神論だけでなく「貯金があった」という物理的な面が大きいと思います。

旦那の性格は思いやりがあって真面目、メンタルが回復すれば、前向きに再就職先を探すと信じていました。

私に貯金がありました、この先も稼ぐことはできると思っていました。

目先の不安に囚われすぎない

無職は辛いから取りあえずどこでもいいから再就職したくなる。結婚相手が薄給だったり、貯金がないと不安になる。貯金がないと生活できないし不安が大きくなり、長期的な視野を持つことが難しくなります。

お祝い事も人生に一度だからと、大金をかけすぎるのは目先のイベントにとらわれすぎていると思います。長い目で見た幸せよりも結婚式が優先になっちゃうのは本末転倒な気がします。

目先にあるイベントや不安に囚われすぎると本当に目指したい幸せから遠くなると思っています。

安月給でも誠実ならオッケー(私見)

結局、結婚に大切なのはお金と愛のどちらなのか?

夫婦で無職を体験した私の答えは「お金も愛も両方とも、長期的な幸せには必要」です。どっちだけあればいいとか、極論で選択できなという答えです。

でもお金持ちじゃなくてもいい、真面目に働くタイプであればオッケーです。だから「お金が大事」と言っても「高収入が必要」という意味ではありません。

社会的に後ろめたくない仕事で、本人が普通に働いていれば、平均年収以下でも全然大丈夫です。

目先のことに囚われすぎず、長い目で見て家族で幸せになる。そのために貯金は大事だと思っています。もちろんお互いを思いやる気持ちも欠かせません

究極的にどちらが結婚に必要?

究極にはお金と愛のどちらを選んだ方が良いのかは、デヴィ夫人の記事が面白いです。半分は共感できますが、セレブ感覚と私の感覚は相容れないものがあります。

結局、お金か愛のどちらがどれだけだ大事かは、個人の感覚によるので、他人の意見は参考にしかなりません。自分にとってどうなのか、自分で考えるしかありません。

私なら、夫が年収200万円でも問題なしです。パートナーの給与の高低で自分が惨め、辛いと思うのは、なんかちょっと不思議です。信頼関係は給与が高い・低いとは別ものですね。

www.joseishi.net

 

さらに、結婚相談所の面白い記事を見つけました。特殊な例で、その他大勢の意見とはまた違うと思いますが、婚活の本音を感じます。

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