2020年3月のコロナショックから1年たって、個人的に学んだことその3です。コロナショックの学びネタは最後になる予定です。あれから1年、あっという間でした。
どんだけ上がり続けるの
去年の3月のコロナショックから、今年の3月まで上がり続けています。2月ぐらいから米国のテスラとかハイテク株が上下の動きが激しいですが、全体的には右肩上がり。
いつまで上がり続けるのか、2番底はなく、1年経ちました。NYダウも過去最高値を更新してます。3万2千ドル超えて来てました。すごいー
【米国市況】株が最高値、ハイテク中心に買い-大型刺激策を意識 - Bloomberg
2番底ネタが消えた
去年から、コロナショックの2番底が来るはず、いつくるのか、もう来るはずだ、とブログネタがよくありました。私も、年末にかけて2番底が来るかもと思ってました。
【日本経済新聞のWEB記事】国内の二番底は2020年の年末かも? - みとべのできるかな
ところが、調整はありましたが大きな下げは来ず、上がり続けています。コロナショックの2番底ネタのブログは、1年たってまったく見なくなりました。
コロナ禍への金融緩和、テスラやアマゾンのハイテク株の好調、米国の個人投資家のパワー、仮想通貨(ビットコイン)の上昇、いろいろあって、好調が続いています。
「ダイヤモンド・ハンズ」という、高リスクポジションを保つことが話題です。日本での、ハイボラ株や仮想通貨のフルポジションやレバレッジ(信用含む)の人でしょうか。
嫌な予感は当たらない
コロナショックの夏ごろ、自分より経験も実力もありそうな投資家が「2番底は確実だし、投資ポジションを下げる、リスク資産の大半を売っぱらう」と、回避行動に動きました。
「私よりも投資力や経験がありそうな人が逃げてるんだから、私も逃げたほうがいいのかな?」と不安になりました。
でも考えてみると、「暴落が来ても大丈夫なように株は半分だけのカウチポートフォリオなんだし、相場を読む力なんて自分にはないから、続けることぐらいしかできないよね」と、2番底が来たら来たでおとなしく受け入れよう、と腹をくくりました。
株高の予感も当たらない
2020年の秋からも相場が上げ調子で、今度は反対に「相場が上がりすぎだから、毎月積立を止めて、相場が下がるまで待機したほうがいいのかな?」と思うようになりました。
でも、相場がこのまま上がり続けるのか、大きな調整が来るのか、それはやっぱり自分にはわからないので、いつものように毎月積立は続けました。結果、秋から、年末を挟んで、この3月まで相場はさらに上昇し、積立した分も利益が出ています。
上がっても下がっても自動で積立投資してくれるから、中途半端な工夫はいらないんですね。
すごい投資家の予感も当たらない
自分の予感が当たらないのは知ってましたが、自分よりすごい投資家の予感も、当たるわけではないんですね。コロナショック後にリスク資産をほとんど売却した人は、この1年間の上昇相場を逃したことになります。
長期投資の基本である、自分のリスク許容度の範囲で、嫌な予感がしても株高の予感がしても無視して、いつもの毎月積立を続けて、相場に留まり続けることの大切さがよく分かった1年でした。専門家が分析しても外すのに、あまつさえ個人の直感なんて、たとえ有名な投資家であったとしても、役に立たないですね。
次の大きな下落が何で起こるのかはわかりませんが、どんな嵐が来ても長期投資の基本が実践できたらいいなと思います。