みとべのできるかな

共働きで子育てしながらインデックス投資してます。ほったらかし投資を目指すはずが脱線だらけ?

投資で大損するのが怖い?リターンとリスクから最大損失をイメージするシンプルな方法

f:id:mitove2:20180326101952p:plain

積立てを始めた数年前から、少し投資に慣れてきた今も、小心者なので、相場が下落すると、大損するかもしれないとドキドキします。

いつまでも初心者な感じです。

大損は怖いけど、どれぐらい損をする可能性があるか推測できると、少し安心します。

自分が積み立てしている投資信託や、保有している株・債券・リートなどのアセットアロケーション=資産配分が、どの程度上下する可能性があるか、資産の振れ幅を過去のデータから推測できる方法があります。

資産の振れ幅とは1年間あたりの変動する割合なので「積立てている投資信託が、1年間でどのくらい増えたり減ったりするか?」「買っている投資信託が値下がりして大損する金額はどれぐらいか?」を推測できます。

そうすると、今、自分が買っている投資信託で、大損=最悪の場合の損失に耐えることができるのか、具体的にイメージできます。

自分が投資している資産の最大の損失のイメージは期待リターンリスクから推測できます。

f:id:mitove2:20180326101944p:plain

リスクとリターン

どのような金融商品にも、「リスク」と「リターン」があります。
一般的に「リスク」と言う言葉は、「危険」という意味で使われていますが、資産運用の世界では、「リターンの振れ幅」のことを意味します。
リスクとリターンの関係をしっかりと理解したうえで、資産運用を行うことが重要です。

資産運用・投資のキホン Vol.21│Eメールサービス│SMBC日興証券

アセットアロケーションの振れ幅を推測

全世界株式クラスで推測

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)は日本含む全世界株式クラスに分散投資できる人気の投資信託です。

地域の割合は、日本国内、先進国、新興国 vs 8.4%、82.3%、9.4%

期待リターンとリスクを自動計算する以下のツールにこの割合を入れます。

長期投資予想/アセットアロケーション分析 ~ 投資信託のガイド|ファンドの海

期待リターン5.38、リスク19.07とでる。

資産の振れ幅(%)を計算するには、期待リターン±リスクの2倍なので、5.38+38.14と5.38-38.14を計算すると、+43.52と-32.76となる。

期待リターン5.38、リスク19.07のアセットアロケーション(資産配分)では、95%の確率(注1)で1年間で、44%から-33%の範囲に、振れ幅(%)が収まるはず、ということが推測できます。

例えば100万円、楽天VTを買っていたら、95%の確率で1年間で、44万円の利益から33万円の損までの範囲で収まるはず。

ということは、100万円が1年間で144万円に増える~67万円に減る、可能性があります。

最悪でも、最大損失は33万円で、100万円が67万円になってしまう、かもしれないと具体的にイメージできます。

 

注1:リスクの2倍2標準偏差を示し、この±2標準偏差の範囲にイベントが発生する確率は95.45%になります。

これは統計的な推測の結果で、詳しい説明は統計的な話になります。正規分布の分かりやすいまとめ | 全人類がわかる統計学

 

全世界株式に日本債券を半分追加して推測

全世界株式クラスと日本債券を半分半分で資産配分すると、

日本債券50%、株式クラスは日本国内、先進国、新興国 vs 4.2%、41.2%、4.6%

さっきの期待リターンとリスクを自動計算してくれるツールに上記の割合を入れると、

期待リターン3.19 リスク9.74とでる。

理論上は、リターンが2%減って、リスクが9%減っている。リスクが半分程度に下がる、つまり振り幅が狭くなって、損失を抑えたアセットアロケーションになります。

資産の振れ幅(%)を計算するには、期待リターン±リスクの2倍なので、3.19+19.48と3.19-19.48をすると、+22.67と-16.29となります。

期待リターン3.19 リスク9.74のアセットアロケーション(資産配分)では、95%の確率で1年間で、23%から-16%の範囲に、振れ幅(%)が収まるはず、ということが推測できます。

例えば日本債券50万円、楽天VTを50万円、買っていたら、95%の確率で1年間で、23万円の利益から 16万円の損までの範囲で収まるはず。

最悪でも、最大損失は16万円で、100万円が84万円になってしまう、かもしれないと具体的にイメージできます。

大損のイメージはかなりおおざっぱ

期待リターンとリスクからアセットアロケーションや投資信託の1年間の振れ幅(%)と最大の損失をイメージできます。

f:id:mitove2:20180326101949p:plain

ただし、これは過去のデータから将来の不確実性を推測したものなので、実際の利益や損失がこの計算に当てはまらない可能性も勿論あります。

未来のことは誰にもわからない、だから確実でない、不確実性と表現されます。

専業投資家ではないし、日常のほとんどの時間は仕事、育児や家事で、投資は片手間にすぎない(投資以外で忙しい)。

マニアックな話は好きだけど、細かい知識はすぐに忘れてしまう(忘れっぽい)。

そもそも、不確実性を推測する計算なので、細かい%はあまり意味がないと思っている(あくまで推測)。

なので、全世界株式クラスへの投資は、期待リターン5%リスク20%とおおざっぱに覚えています(注2)。「期待リターン±リスクの2倍」だと、95%の確率で1年間の振れ幅(%)は45%から-35%

f:id:mitove2:20180326101946p:plain

最悪の相場が2年続けば、100万円が1年で65万円になって、さらに翌年には42万円になる可能性があります。

つまり、2年で100万円が42万円になってしまう可能性があります。

自分の大損のイメージは、全世界株式クラスが1ー2年で60%減ることです(100万円が40万円)。

だから自分のリスク許容度として、全世界株式クラスの投資金額が60%減っても、狼狽売りをしない、日常生活を平穏にすごせる、ということを目安としてイメージしています。

そしてもう一つ、保有資産の少なくとも50%以上は現金、預金、日本国債など、無リスクまたは低リスク資産に配分するように、気を付けています。

理論上もリスクは減るし、現実でも、仮にリーマンショック級の暴落が来ても、現金や預金、日本国債も暴落する可能性は低いです。

全世界株式クラスが60%減っても、無リスクや低リスク資産が半分以上であれば、資産全体の目減りは30%ぐらいになるので、ちょっと安心。

 

注2: 全世界株式クラスの構成が日本国内、先進国、新興国 vs 8.4%、82.3%、9.4%の場合に限ります(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスがベンチマーク)。

全世界株式の投資信託でも、日本を含まない、または、日本国内、先進国、新興国が3均等など、投資信託により構成率が違います。

皆さんも買っている投資信託の期待リターンとリスクを確認してみてはいかがでしょうか

まとめ 意識しているのは3つだけ

  • アセットアロケーション(資産配分)の振れ幅(%)は期待リターン±リスクの2倍(95%の確率で発生する1年間の振れ幅)
  • 全世界株式クラスへの投資金額が60%減っても大丈夫な投資金額がリスク許容度(100万円が40万円になる)
  • 保有資産のうち、少なくとも50%以上は現金、預金、日本国債で保有する

ふだん、投資のリスクについて意識してるのはシンプルに3つだけです。

もっと細かい分析や未来予測の話は面白いが、覚えていられないので、上記の3点は忘れないようにしています。