ラッキーバンクで貸し倒れ(デフォルト)がほぼ決まり、投資元本のほとんどが戻ってこなさそうです。ラッキーバンクの行政処分勧告がでました。
2月20日のラッキーバンク行政処分勧告
ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する検査結果に基づく勧告について:証券取引等監視委員会
(1)貸付先の審査につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
(2)担保物件の評価につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
ざっくり理解するに、(1)は審査がいいかげんなくせにしっかりやってるようにカッコだけつけている、(2)は担保物件の評価書類がいいかげんなくせに、妥当な評価のようにカッコだけつけている。
金融庁がラッキーバンクに「いいかげんなくせにカッコだけつけんな!!」とご立腹している状況です。
【追記あり】ラッキーバンクに行政処分勧告、内容を見てみます: ソーシャルレンディング投資記録
上記のリンクも参考にすると、担保物件の評価がいいかげんなのは、募集されたファンドの「59号~204号」「248号~379号」の書類になるらしい。
ローンファンド205号は証券取引等監視委員会の調査が入った直後のタイミングで、不動産価格調査サービスによる調査など、改善しようとする気持ちをアピールした書類に変わったらしい。
しかし、ローンファンド248号になると、もとの「いいかげん」と評価された書類に戻っている。ダメじゃん、怒られたときだけ反省する小学生かよ。
私の出資金は戻ってくるかな?
2018年2月現在、第226号ローンファンドに10万円出資してます。口座に現金で放置していた20万円は、行政処分勧告を聞いて、あわてて出金しました。
担保は第一順位根抵当権、不動暖査定評価の書類は「不動産価格調査サービスによる調査が入った、改善しようとする気持ちをアピールした書類」。
ローンファンドの運用は予定どおり、2月までの分配金が支払われています。2018年7月に元本の10万円が一括で返済される予定。
担保の不動産評価は、一応、第三者の妥当な評価で、第一順位根抵当権。万が一ファンドがデフォルトしても、長い目で見れば元本は返ってくる可能性があります。
楽観的にみると、元本も分配金も大丈夫、無傷ですみそうかな?
追記:5月4日に返済遅延のメールが来てビックリ
返済遅延メールの内容は下記
【4/17募集】第226号ローンファンド 東京都世田谷区×東京都中央区
ファンドからの貸付の返済期限は平成30年5月1日までだが、当該貸付(利息のみ)の返済遅延が発生。
【現在の状況】
1K×11戸のプラン付または建築売り2プランを中心に売却へ向け取り組み。現状、具体的な売却交渉等には至っていない。
【今後の方針】
本借入人は、本来の返済期限である平成30年5月1日付の利息の支払いを遅滞したため、期限の利益を喪失。
担保物件の任意売却、抵当権の実行としての競売の実施、貸金返還請求訴訟等の手段により、弊社債権の回収の極大化を図る。
なお、サービサーへの債権売却も、最終的な選択肢。
現時点では、任意売却または担保権の実行による競売によって債権の回収の極大化を図っていく予定。
利息どころか、元本もどうなるかわからなくなくなりました。いや、これはデフォルトする可能性が高まってきました。
しかもゴールデンウィーク中、どうなるラッキーバンク!!
SBIソーシャルレンディングの退会手順
SBISLのファンドが償還しました。SBISLでは2017年12月から出資金と分配金を管理する「分配金用口座」が廃止され、出資金と分配金は出資者が登録した外部の銀行口座に直接振り込まれるシステムに変更されました。
オーダーメイド型ファンドが面白いので、口座を残すか迷いました。でも、意思の弱い自分は、口座を残しておいたら余計な出資をフラフラするでしょう。
中途半端はよくない、やっぱりSBISLも解約しようと、サイトにログインすると、口座解約の手続きの説明がない、どこにもない、一言もありません。
仕方がないので、メッセージボックスから「口座を解約したい」メールを送信しました。すぐに「SBISLの退会の手続き&年間取引報告書」について登録したメールアドレスに返信がありました。
数日後、退会の手続き=個人情報の削除が完了した、とメールが届き、これでSBIの口座を解約することができました。