2020年10月上旬、トランプさんがコロナ陽性、入院、数日で退院しました。やっぱり相場は何があるかわからないもんだなと心配になり、個別株を少し売ってクラレの含み損を減らしました。
投資信託、ETFだけで買って放置の人には興味がない内容なので、スルー推奨です。
含み損を軽くする技
含み損は軽いに越したことはありません。
含み損の金額を減らすため、まずはクラレが-23%と下がった時に100株買い増して、ナンピンしました。100株の含み損を200株にすると買い値が下がって、含み損を200株にわけることができます。
不思議な表現ですが、自分の中では含み損の小分けと呼んでます。
3万円の含み損100株→200株にナンピンすると、100株あたりの含み損は半分の1万円5千円になります。
ただし、当たり前ですが、そのまま株価が下がり続けると、100株のときより200株のほうが含み損の金額は2倍早く増えます。
含み損を小分けにした後、少し反発したところで100株を損切します。今回は他の銘柄の含み益と合わせてプラスマイナスゼロにして処分したいと思います。
含み損クラレ100株と含み益インテージ100株を売りました。含み損と含み益をあわせて、ちょっとだけ400円マイナスでした。さすがにピッタリは無理。
メンタルに優しいごまかし
何やってるねん、と思われるかもしれませんが、こうすると、良いことがたくさんあるんです。
- 含み損のクラレの買い値が下がる(=含み損率が下がる)
- 含み損の金額が半分になる
- 株数が減って100株のみなので、次の調整で買い増しがしやすい
- 現物を売るので現金余力が増える
メンタルにとても優しいのです。
趣味なので、メンタルに優しいことが大切です。
ただし、私がやっているのは復活を待つための時間稼ぎで、半分ごまかしです。長期では株価は回復すると思っているものの、確信が持てないから、含み損を少なくしてます。
いくら分析しても株は想定外の動きをするので、下手に自分の判断を過信するのは危険です。もとから自分の判断力を信じちゃいないし‥‥
復活までのその場しのぎなので、下がり続けるのが心配、先行きがわからなすぎる、持っているだけ不安など、しんどい気持ちでいっぱいなら、その銘柄は全て損切で売ってしまいましょう。
2020年10月9日の持ち株
銘柄も株数も減らしたので、全体の金額が減りました。気持ちも軽くなります。
投資額が減ると利益も減るんですが、その辺はトレードオフで仕方ないですね。
2020年10月9日〆で+34%。
地味でそこそこ配当、そこそこ成長のソコソコーズ、全体でちょっとずつ成長しています。
全部100株なので、はずかしながら100株コレクターです。適切に買い増しできるようになりたい。
含み損が減ると気持ちも軽い
含み損が大きすぎると買い増し(ナンピン)する気も起きないので、なるべく含み損は小さいくしたいです。メンタル弱いので。
含み損が減ると気持ちも軽くなります。
コロナの2番底はなくても、大きな調整はそのうちまた来るし、楽しく買い増しできない銘柄は平和な時に売るべし。
どうせ1年か2年置きに大きめの調整が来るので、それまで買い増しは大人しく待つ予定です。
マザーズで爆上げの銘柄が話題ですが、私は株で爆益は狙わないと決めてます。わざわざ書くのは、意志が弱くて書いて置かないとフラフラ急騰銘柄に乗っかりそうだから。
爆上げ銘柄に投資したほうが派手で簡単って意見も見ますが、個人的には地味なやり方なりの面白さがあります。
今の方針の、割安で需要があって成長余力がある(と思う)銘柄を中長期で保有する地味なやり方を続けます。
自分のやり方が気に入っているのなら、爆益じゃなくても、それでいいのだ。