なりたい自分とか、やりたいこと、目標とか、ビシッと「自分はこうだ!!」決められたらカッコいいですが、ぜんぜん無理です。
自分のやりたいこともわからないので、とりあえず不動産投資を初めてみた話です。
不惑、ぜんぜん無理
前職を辞めて、次もサラリーマン(ウーマン)をしたいのか、パートにするのか、不動産投資を広げるのか、フリーランスになってみるのか、仕事したくないのか、ぜんぜんはっきりしませんでした。
もう中年なんですが、まだまだ自分のこともよくわかりません。どうしたいのか、迷ったらとりあえず、興味のあることをやってみて考えます。
不動産投資、やってみる
自分がどうしたいかわからない、ということで、投資用に区分マンションを買ってみました。
よくわからない投資を始める時は、同じ個人投資家のオンタイムのリアルの話を聞くのはすごい大事です。
不動産の個人投資家界隈はネットやSNSでわかる情報は古かったり、全体のほんの一部だったりします。
そこで、少人数のオフ会(飲み会だったり雑談会だったり)にいくつか参加して話を聞いてみました。公式や業者のセミナーにはまだ参加しませんでした。
セミナー参加は控える
不動産投資家の大きなセミナー、初心者を集める〇〇会社のセミナーとか、広く周知が来ているセミナーや業者が開くセミナーはいっぱいあります。
でも、初心者は場の雰囲気に乗せられやすいですし、不動産の業者は物件を売るプロです。まだ判断する知識がなくて、立場が弱すぎるので、セミナー参加は控えました。
基本的なことを自分で調べるのはとても大切です。ネットや本で情報は手に入ります。有名だから、プロの不動産屋だからと言って、他人の意見を丸のみしていると、投資界隈では失敗します。
少し知識がついたら、自分が知りたいテーマ、聞いてみたい投資家さんの話を選んで、セミナーに参加しようと思います。
大家の会の雑談に参加
個人投資家の経験や、買いたい不動産がある地域の、今の状況や感想を聞きたいと思いました。
大家の会、という不動産の個人投資家の集まりが、それぞれの地域で存在しており、SNSで有名人はだいたいわかります。
少人数のオフ会にいくつか参加して話を聞いてみると、不動産投資にもたくさんのタイプがありました。
10万円でボロ戸建てを買って自力でリフォーム、毎月6万円で貸すから利回り300%とか、地方の古いアパートで全空き室(入居者ゼロ)を執念のリフォームと営業で満室に逆転ホームランとか、銀行借り入れでレバレッジを生かしてフルローンで1億越えの大型投資とかです。
どっぷりつかり‥ません
けっこう熱い界隈なので、話は面白かったですが、自分がどっぷり浸かって、不動産投資を広げるイメージは持てなかったです。
不動産投資を広げるにはロジック的に銀行の借り入れを使ってレバレッジをかけることが合理的に思えましたが、自分でそれをやるイメージは持てなかったです。
そんなことも自分で物件を買って、経験者から話を聞いて、わかりました。
経験者に相談して小さく始める
経験が豊富な不動産投資家に、自分が買った物件の情報を見てもらって「買値はまあまあ(すごい安く買えたわけじゃないけど、平均よりは下)、立地は良いから、これなら妥当な家賃で入居者は来るよ」と意見をもらって、ちょっと安心しました。
初めてなので、全損しても大丈夫ぐらいの物件にして、銀行借り入れもなく、現金で買いました。
でも初め方も人によってかなり違います。数年以上、勉強と情報を収集して、最初の物件でアパート一棟を買う話も聞きました。物件の購入は不動産投資の最重要ポイントです。私の場合は「経験者に相談して小さく始める」がキーワードでした。
物件と人間のリスク
成功体験ほど目立つので、失敗や怖い話(リスク)ほどよく聞いたほうがいいです。失敗を丁寧に話してくれる人はすごい貴重です。
不動産投資の怖いリスクもたくさんあります。設備(水道管とか)が壊れる、経年劣化、入居者が決まらない(空き室)、家賃を滞納される、入居者がトラブルのもとになる、変な不動産屋に引っかかる、火災、自然災害‥‥
私も明日、物件が爆発するかもしれませんし、せっかく来た入居者が地雷かもしれません(保証会社は通してます)。
不動産投資のリスクは物件と人間(入居者に限らない)がらみなので、起こらないように対策はしますが、自分にふりかかるかどうかは、予測不可能、運頼みの感じです。
資金、知識、交渉、情報収集、最後は運頼み、そんな不動産投資に片足突っ込んでみましたが、この先どうなるか、あいわからずぜんぜんわかりません。