この春、不動産投資を始めたので開業届を出した話です。この辺の手続きやルールはその時その時で変わるので、あくまで個人の体験談になります。
開業届はアプリで完了
不動産投資用に区分マンションを買ったんですが、事業規模じゃないから(10室ぐらいから事業規模)、開業届は出す必要がないと思ってました。
そしたら他の大家さんから「1室でも貸すなら、開業届は出すべきもの、青色申告したほうがいいよ」って言われて、そうなんだ??と開業届を出すことにしました。
なんと、今は開業届はアプリで電子申請できます。窓口に行ったり、書類の郵送も一切なし。e-Taxが初めての人は先にe-Taxの手続をして、マイナンバーカード、スマフォ、アプリで開業届と青色申告承認申請ができました。
失業保険は続くよ
開業したってことは、働いてるってことだよね?、じゃあ失業保険も終わりかな?、ということで、ハロワの窓口で「開業届を出したから、失業保険も終わりですよね?」と聞いてみました。
窓口の人と相談したところ、
「不動産の規模と、収入はどれぐらい?」
「区分マンション1つだけ、まだ借りる人が見つかってない、収入ゼロ」
「この後は仕事は探す?」
「転職活動は続けます」
「じゃあ、失業保険は継続ですね」
ということで、開業届は出したけど、収入無し、転職活動中とのことで、失業保険は継続になりました。
起業に失敗しても失業保険を受け取れる受給期間が4年に延長!? | 起業・創業・資金調達の創業手帳
不動産投資は事業(対人あり)だよ
初めは不動産の個人規模と事業規模(5戸、10部屋以上など)の違いも分からず、青色申告しても、何がメリットなのかさっぱりでした。
不動産所得の事業的規模を活用して節税する方法を解説! | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
でも家賃で年間20万円は超えるし、白色申告でも青色申告(10万円のほう)でも確定申告の手間はほとんど同じで、開業届は出す必要があるし、個人規模でも10万円の控除のメリットがあるとわかりました。
あと、不動産の減価償却とか、損失が多ければ、例えば株の売却益があったら損益通算できるはずです。この辺はまだ勉強不足でよくわかりません。
この辺から、「そうか、不動産投資は事業(対人もある仕事)なんだ?!」と気づいて(遅い)、開業届を出してから「私、事業主になっちゃったの?」と勝手に驚いていました。
投資だと思っていたら、給与もらう立場から、うっかり個人で事業(対人あり)をすることになったと、後になって実感したのでした。