2018年から、国内、先進国、新興国のそれぞれの株式の投資信託を初めてバラ買いしました。
2018年は相場の動きが荒く、ボラティリティが高く、相場は上下に大きく動き、そして年末にかけて株安がどんどん進んでいきました。
そんな中、私は保有する投資信託の整理をしてました。投資の大掃除、みたいな気分です。
- 国内、先進国、新興国の動きの違いが気になってしまう
- ほったらかし投資の境地には至れない
- 特定口座も全世界株式にまとめたい
- 損益通算しながら、投資信託の種類を減らそう
- 売却する投資信託
- 乗り換え先の投資信託(買付)
- 海外の投信は翌日約定
- 2018年12月28日受渡日までが損益通算
- 全世界株式にまとめてる途中
- 2019年もゆっくり整理しよう
国内、先進国、新興国の動きの違いが気になってしまう
当たり前ですが、国内、先進国、新興国の投資信託をバラ買いして積立てると、それぞれで評価額の動きが違います。
たまにチェックして、やっぱり新興国が大きく下げているな、スポット購入しようかな?
でも新興国だけ買い増すよりは、先進国も積立比率に従ってスポット購入しようかな?
スポット購入するために比率を計算すると、うんぬん、かんぬん。
などなど、どうしても気になりました。
下落相場が続くと、この気持ちの変化が大きくなり、日々の生活にとってはちょっと邪魔(ストレス)でした。
ほったらかし投資の境地には至れない
- 相場の値動きを気にする必要がない、ほったらかしできるからインデックス投資やってるはずでは?
- リバランスは5月か、または11月って決めてるから、それまで気にしなきゃいいじゃん。
- 証券口座にログインせずに気絶しときゃいいでしょ、見なきゃいい。
内心はそう思っているんですが、雑念が多く、まだまだ未熟者の私は、完全に放置して気絶する境地には至れません。
やっぱり、気になって見ちゃうんです。いつか、ほったらかし投資の心境に辿りつく日は来るのでしょうか
特定口座も全世界株式にまとめたい
つみたてNISAはSBI全世界株式で投資しています。
年間の非課税枠は決まっているので、まさに何もすることはない、ただ積立て、ながめるのみ。
特定口座も、なるべく気にならないように運用したい。そうだ、特定口座も全世界株式の投資信託になるべくまとめよう。
ついでに、年末だから、投資信託をまとめる時に、評価益と評価損を相殺して、なるべく税金を払わないようにしよう。
今回の投資信託の整理は、リターンを高める目的ではなく、長期的にストレスが少なく管理しやすくすることが目的です。
- 全世界株式の投資信託の中なら、国内、先進国、新興国の地域別の比率は、自動でリバランスしてくれる。私は気にしなくていい。
- 私がリバランスするとき、株式のリスク資産と、無リスク&債券の比率を調整する。+新興国の割合。
投資信託の管理とリバランスがシンプルになるのがメリットです。
将来のリターンが高まるか?と言えば、バラ買いの方が信託報酬のコストは低いので、バラ買いで定期リバランスのほうが、もしかしたらリターンは良いかもしれません
損益通算しながら、投資信託の種類を減らそう
2018年に買った投資信託は評価損、2014年-2017年に買った投資信託は評価益があります。
この評価損と評価益を、同じぐらいになるように売却すれば、税金を払う必要がありません。
いわゆる損益通算です。
1つの証券口座の特定口座なら、自動でやってくれます。
待機資金の現金余力を使って、買い売りは同時に注文します。
売って現金にしてから、買い注文をすると、数日の空白期間で評価額の差が生まれ、損失or利益が発生するので、必ず、同じタイミングで、基本は同じ評価額で買いと売りをします。
売却する投資信託
複数持っている投資信託を売って整理しました。利益があるもの、損失があるものそれぞれあります。
利益あり
- 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
- たわらノーロード新興国株式
損失あり
- 海外ETFのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)14口
- eMSXIS Slim 国内(TOPIX)、eMSXIS Slim 先進国、
- eMSXIS Slim 新興国は、一部のみ売却します。
株式の地域比率が新興国高めにしているので、その分だけ残します。
乗り換え先の投資信託(買付)
eMAXIS Slim 全世界株式にまとめて投資できます。
私は新興国の比率を高めにしているので、全世界株式にeMSXIS Slim 新興国をトッピングするイメージです。
海外の投信は翌日約定
12月の半ばから整理を初めて、12月20日に最終の注文をしました。
- 国内に投資する投資信託は発注→同日約定
- 海外に投資する投資信託は発注→翌日約定
みたいなパターンが多いので、約定日を同じ日に合わせたかったら、国内の発注日を1日遅くしないといけないんですね。
海外株式の投資信託は、約定日が21日でも、受渡日が27日または28日と違いがあります。
2018年12月28日受渡日までが損益通算
SBI証券は投資信託は受渡日が12月28日までの分が、今年の損益通算されます。
2018年のNISA投資枠を利用する場合の最終取引はいつですか?|よくあるご...
このように、注文から受渡日までの日数は投資信託により違うのでよく確認しましょう。
例えばNISA枠は今年分を来年使うことはできないので、慣れていない人は年内の取引ギリギリまで待たずに、12月の上旬には注文を終えたほうが安心だと思います。
(個別の株取引は投資信託とルールや方法が違います)
全世界株式にまとめてる途中
保有する投資信託のうち、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)が30%ぐらいに増えました。
損失と利益をピッタリ同じにしたかったけど、年末の株安がすごく、注文してから約定までに評価額が動くので、マイナスのほうにずれました。
これは仕方ない。
大きく相場の変動があるときは、投資信託では損益通算をピッタリにするのは難しい、ということがわかりました。
2019年もゆっくり整理しよう
投資信託の乗り換えは、損益がゼロ、買った評価額に近いほうがいいです。
例えば、損失があるときに乗り換えると、乗り換える前の買い値より安く買います。
将来、乗り換える前の買い値まで上がって戻った時、乗り換える前の投資信託なら現金から買った値だから、本来は税金を払う必要はないのに、乗り換えた後は安く買ったために利益と見なされ、課税されます。
つまり、安く買えた分だけ、将来の税金が増えます。
利益があるときに乗り換えると、利益に対して課税され、税金の繰り延べ効果を失うことになります。
今はトータルリターンがマイナスなので、もうちょっと様子をみて、できれば評価損益ゼロの時に整理しようと思います。
まだ途中だけど、2019年も損益通算できるし、ただ投資信託を整理しているだけなので、急ぐ必要はありません、ゆっくりでいいのだ。
投資信託の乗り換えの注意点など、以下のブログを参考にしました。
低コスト投資信託への乗り換えタイミングと方法 | 投信で手堅くlay-up!(インデックス投資ブログ)
【基礎知識】投資信託の乗り換えは、含み益が少ない時に行おう - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ