【2020年1月更新】
投資を続ける上で大切にしたいことって何だろう?
投資を続けるモチベーションが「儲ける」ことだけなのは、ちょっとさもしいなあ、他の人はどうなんだろうと、記事を読んでみた話です。
投資は与えるもの
日経新聞 わたしの投資論:投資は奪うものではなく与えるもの(中野晴啓)
セゾン投信の中野社長のインタビュー記事です。
短期取引やヘッジファンド形式の運用を経て「本物の投資とは、世の中が豊かになり笑顔や幸せが増えていく方向にお金を動かすことだ」と持論に至った、というお話。
自分のお金も企業の事業に、もっと広くいえば経済活動に参加しているわけです。そう考えると楽しいですよね。大事なのは、すぐ売ってしまったら参加したことにならないので、投資期間は長くないといけないということ。つまり長期投資です。投資というのは本来バイ・アンド・ホールド、「買ったら売る」ものではなく「買って持っている」ものなんです。僕もいまは自分の資産をほとんど投信で持っていますし、一度も売っていません。
長期投資をするメリットとして「売買による税金のコストを避ける」「長期運用で複利の効果を得る」等、金銭的なメリットはよく聞きますが「経済活動に参加するため」という前向きな意義をここで初めて知りました。私には新鮮でちょっと感動しました。
セゾン・グローバル・バランスファンド
セゾン投信は長期の資産運用を目指して直販のセゾン・グローバル・バランスファンドを運用しています。株式と債券が半々のバランスファンドで世界中に分散投資ができます。
運用開始はリーマンショック前の2007年からで、コストが低めで純資産額は継続して右肩上がりです。
リーマンショックを乗り越えて世界の経済発展に合わせて基準価額も緩やかな右肩上がりが続いています。普通の人の長期の資産形成を担うに相応しいファンドだと思っています。
投資で社会経済に参加する
私は直販の申込みがめんどうで、SBI証券で買える世界経済インデックスファンド(こちらも株式と債券が半々のバランスファンドです)を買っています。
買ってないけど、セゾングローバルバランスファンドも好きです。ちなみに2019年現在ではSBI証券や楽天証券でセゾン投信のファンドを買うことができます。
短期的な売買を控えて長期間、資産を運用することによって社会経済に参加する。その意識を長期運用では持ちたいなと思いました。
積立投資を始める人が注意したいポイントも役に立つと思います。↓