SBI証券と楽天証券の特定口座で損益通算しました。
配当や株を売った利益と、損失がある銘柄を売って、プラスマイナスゼロにすると、利益のうち20%分の税金が返ってきます。
ビケンテクノ売り
SBI証券では配当の利益があるので、その分、損失を確定させて、プラスマイナスゼロにします。
SBI証券では、含み損のビケンテクノを売って、損失を確定させました。
不動産とビルメンテナンスと病院や介護、フードコートなど、手を広げてる割には全部中途半端、新型コロナで業績低迷なのはわかるけど、結局は不動産頼みなのか。
メンテナンスと介護で発展していけるのか、方針がよくわからない銘柄、という判断になり、売却です。
損益通算した後も同じ銘柄を保有したいなら、買いなおせばオッケーです。
同日売買は損失がなしになっちゃうから、買いなおしは1日遅らせましょう。(うっかり失敗しがちです。信用買いでつなぐ方法もあります)
SBI証券の損益通算
損益通算は1年に数回するだけなので、どの画面を見ればいいのか毎回わからなくなります。
ビケンテクノを売却した後の、2020年のSBI証券の損益通算はこちら
口座管理→取引履歴→譲渡益税明細→受渡日:2020年1月1日から現在までの日付で表示→画面に上の表がでるはずです。
右上の「損益金合計」が-83584(損失)、右下の「配当金額合計」が81200(利益)で、これを合わせると損のほうが2千円ほど多い状態。
なるべくプラマイゼロに近づけると、税金を払う額が少なくなります。(売却や配当金の受取で税金は引かれるけど、後で還付される)
これから12月までに配当金の利益が増えるので、年末にも損益通算してもいいかもしれません。
楽天証券すごいわかりやすい
楽天証券の画面はすごいわかりやすいです。
口座管理→損益・税金履歴→特定口座損益(譲渡益税)です。
右上の総額が、プラスで利益ありなら、そのぶん税金を払います
マイナスなら、何か売って利確すれば、マイナス分は税金を払わないでいいので、この総額がゼロに近付ければいいです。
総額が-9532円なので、利益が1万円ぐらいでるように、投資信託を数万円だけ売って、利益を確定しました。
そうすると、総額がゼロに近くなります。
投資信託は売り注文を出した後に、評価額が決まるので、実際の細かい利益は売った後でしかわかりません。
投資信託ではピッタリゼロにするのは難しいので、おおよそゼロに近かったらオッケーにしてます。
投資信託の保有額を減らしたくない人は、待機資金で同じ分だけ同時に買い注文すればいいでしょう。私は数万円なら気にしません。
相場の調子がよくて利益が出てるときに、ちょっと売って利確ついでに損益通算してます。
一方で、長期投資だから売らないんじゃー損益通算なんてやんないんじゃーって人もいると思います。
NISA口座は損益通算できない
損益通算ができるのは特定口座や一般口座の課税口座だけです。
つみたてNISAだけの人は、配当金も自動再投資されるので利益に計上されず、投資信託を売っても利益は非課税なので、損益通算がそもそも必要ありません。
もしNISA口座の含み損の投資信託を売っても、損失は「非課税口座」のものなので、特定口座などの「課税口座」と損益通算には使えません。
NISA口座では利益が非課税のメリットがある代わりに、損失も損益通算には使えないデメリットがあります。悲しいけど上手くできてます。
損益通算に慣れてきた
私は配当も取引も少ないので、秋と年末の2回ぐらいで、もし損益通算できそうなやってます。
利益と損失でなるべくプラスマイナスゼロに近づけるけど、ピッタリゼロにしなくてもオッケー。
SBI証券は毎回、どこ見ればいいのかわからずに迷子になりますが、楽天証券の画面はすごいわかりやすかったです。去年もあったのかな?
特定口座で売買がある人は、楽天証券の画面はすごいわかりやすいので損益通算も簡単だと思います。