個人向け国債の購入キャンペーンはたまに利用してます。個人向け国債10年は、私の低リスク投資の主役です。
大手の国債キャンペーンが消えた
時々、個人向け国債10年の購入キャッシュバックキャンペーンを使ってましたが、2020年4月から大手の国債キャンペーンが一斉になくなりました。
大和も野村もSMBC日興も、一斉に国債キャンペーンが中止になったのは初めてです。
詳しい理由はわかりません。
国債の金利は低いですが、国債を買うと購入金額に合わせて現金orポイントがもらえるキャンペーンは、利率0.1~0.4%ぐらいで、定期預金よりお得。
キャッシュバックの資金元は、財務省が証券会社に渡す個人向け国債の販売手数料です。個人向け国債10年なら10年満期分の一括手数料が証券会社に来て、それをキャッシュバックとして顧客にあげちゃう仕組みです。
1年で解約できる
個人は満期分の手数料をもらえて、購入から1年経過すると解約できます。
途中解約なので、直近2回の利子は没収されるペナルティがありますが、低金利なのでちょっと差し引かれるだけです。
途中売却を防ぐために、財務省が国債の販売手数料を減らして、それとは別に残高の0.02%分の管理手数料を払うことになったとブルームバーグの記事にありました。
個人向け国債販売に急ブレーキ、新型コロナや現金還元中止で8割減 - Bloomberg
しかも、財務省がくれる販売手数料がこれまでは10年分の一括だったのが、毎年の分割に変わったという噂があります。つまり0.4%の販売手数料なら0.04%(10分の1)を毎年渡す感じ。
そうだとすると今までの高還元のキャッシュバックキャンペーンは事実上、終了かもしれません。
マイナー証券でまだやってる
2020年4月5月は、大手じゃない一部のマイナー証券会社はキャッシュバックキャンペーンやってました。
証券会社は、キャンペーンで資金を集めて、もし1年後以降に国債を解約するなら、別の投資商品を買って欲しいのが本音です。そのまま資金移動されたら利益にならないですよね。
今まで国債は大和や野村の大手か、SBIか楽天のネット証券で買ったことがあり、別商品を買わせるような強い売り込みはありませんでした。
解約は電話が必要ですが、事務的にあっさり終わります。
一方で、大手じゃないマイナー証券会社で国債は買ったことがありません。使い勝手がいいのか、資金移動がスムーズにできるのか、押しの強い売り込みがあるのかどうか、わかりません。
マイナー証券のなかには、関東の一部地域にしか店舗がなく、口座開設から入出金の手数料や手間がどうなるのか気になります。
口座が増えると管理が面倒になるので、今のところ、マイナー証券に口座を新規開設するのは止めておくことにしました。
実際に証券口座を開いてはいないので、あくまで個人の判断です。大手証券会社とはまた違うメリットがマイナー証券会社にはあるかもしれません。
低リスク商品が悩ましい
投資は半分を株式、もう半分を国債や短期の定期預金で運用しています。
いつも使ってる楽天やSBIで、国債購入キャンペーンが0.2%か0.3%なら利用したいです。
国内はマイナス金利政策なので、国債も定期預金もずっと低金利。
国債購入キャンペーンがなくなったら、国債を買う手間と1年以上の資金拘束に見合わないと思います。
そうすると、国債の代わりとして、無リスク資産の候補は、楽天銀行のマネーブリッジ普通預金0.11%、あおぞら銀行bankの普通預金0.2%。5年定期だけどオリックス銀行のeダイレクト定期預金や新生銀行のパワーダイレクト定期預金。
低リスク商品は外国債券(先進国)の為替ヘッジあり、などが候補かなと思います。
投資用の資金で、株とのリバランスに使いたいから、1年以上の資金拘束は避けたい、でも数か月の定期預金だと資金移動がめんどい‥
低リスク商品は何を買うか、悩ましいです。