みとべのできるかな

共働きで子育てしながらインデックス投資してます。ほったらかし投資を目指すはずが脱線だらけ?

楽天証券「令和元年の株式市場見通し-不確実性と向き合う傾向と対策」手の中の鳥理論と2050年の王者インド

楽天証券の「令和元年の株式市場見通し-不確実性と向き合う傾向と対策」が面白かったので紹介します。

名証IRエキスポ2019のセミナーで、分散投資とETFの活用を説明するものだと思いますが、その辺は割愛します。(そもそもエキスポにもセミナーにも不参加)

名古屋のエキスポ協賛セミナーの資料(たぶん)

2019/7/20、楽天証券の人がセミナーをしました。その資料をネットで公開しているようです。参加してませんが。

www.rakuten-sec.co.jp

名証IRエキスポ2019協賛「令和元年の株式市場見通し-不確実性と向き合う傾向と対策」

講師:香川 睦(楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジスト)

1989年、日興証券投資信託委託(現・日興アセットマネジメント)に入社。米国現地法人へ出向し、チーフポートフォリオマネージャー、米国現地法人社長を務めた。 米系証券会社を経てシティバンク銀行に入行。個人金融本部投資調査室長等を歴任。2009年に東海東京調査センターに移籍した後、現職に至る。テレビ東京系列「モーニングサテライト」、日経CNBCなどへの出演も多数。日本証券アナリスト協会検定会員。

日米市場のアノマリー(季節性)

20年ぐらいの集計、ドル円も入っているのでおもしろいです。

為替の動きにもアノマリー

単純にみると、5月に売れ=セルインメイよりも、2、3、10月に買って、12月に売れ=セルインディセンバ―のほうがしっくりきます。

2018年はクリスマスが大底でした。アノマリーは雰囲気なので信じすぎないようしましょう。

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2021年までのGDP成長率

2021年の比較的短期のGDP成長率、数年間の話なので、ほぼ確実。

日本、ヨーロッパ、アメリカ、真ん中に世界、新興国、中国、右端にインド

成長率なので、0.0より上だから皆成長するけど、新興国、その中で中国とインドの成長率は高い、だけど、中国の成長率ははっきり減少する。

だからといって、株価がこのまま反応するとはかぎらない。

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手の中の鳥理論 The bird-in-hand-theory

欧米の古くからの諺(ことわざ)に「A bird in the hand is worth two in the bush」(手の中にある一羽の鳥は、繁みの中の2羽の鳥の価値がある)があります。米国市場では、利回り重視の投資ニーズに置き換えられ、「手の中の鳥理論」(The bird-in-hand-theory)として知られています。「藪の中(遠くで)で見え隠れしている2羽の鳥(株式の値上がり益)は不確かなものだが、手の中で(足元で)比較的高い利回りのキャシュフロー(配当や分配金)を提供してくれる投資商品の方が着実である」との投資ニーズを象徴した格言です。

BREXITショックを乗り越えて | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

 

株価はどうなるかわからないけど、配当は手にすることができる可能性が高く、将来受け取る配当額も予測しやすいので安心感がある。

2018年の相場が不調だったせいか、ここ最近、配当の安心感を説明する記事も多いような気が感じます。

イールドハンター、強そうな名前ですね。

1年累計実績では、J-RETもかなり高配当、US-REITやA-REITに迫っています。

国債はマイナス金利政策なのでマイナスです。

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2050年までのGDP成長予測

2017年にPwCが発表した2050年までの長期のGDP成長予測「The World in 2050」をもとにして楽天証券経済研究所が作った表です。

2050年、30年後にはインドが米国より上です。

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出典もとのPwCのレポートの図のほうが好きです。

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PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長 | PwC Japanグループ

PwCって誰?と思ったら、プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers)イギリスの企業で専門家による多様な分析や調査をしてコンサルティングしてるらしい。

レポート本体のPDF版はコチラ↓から、長いですよ

https://www.pwc.com/jp/ja/japan-knowledge/archive/assets/pdf/the-world-in-20501705.pdf

 

日本、右端、ビリですね。そりゃ悲観されますよね、世界中から成長を悲観されている現状です。

成長率が最も高い左端はベトナムにインド

GDP成長が株価に直結するとは限らない

世界の優秀な人が将来の経済成長の予測をしています。

英語も日本語の資料もあって、データは豊富です。

しかし、将来のGDP成長が、そのまま株価に反映されるわけではありません。そして株価に反映されても、新興国の株価に日本から投資する指数がなかったり、役立たず(株価に連動しない)だったりします。あとすごい高コストとか手間がかかるとか。

この辺が投資の面白さでもあり、めんどくさい所だと思います。

投資の方針を考えるときは、

  1. 誰かが言った、または書いた=有名なブロガー、投資家、著名な経済評論家が言った
  2. 誰かが言った内容は、この資料やデータがもと(根拠)になって、こうゆう考えで言っている

というように、書いたり言ったりした内容の元を探して確認すると面白いです。

株価は置いといて、経済成長予測の大筋は、優秀な人達が調べると、だいたい同じ内容になります。

その経済成長予測からどんな考えがあって、投資方針を決めているのか、そこを考えるのが楽しいです。同じような経済成長予測にあっても、投資方針は個人によりかなり違います。

過去10年は投資先は米国が正解でした、今後の10年、20年、30年先はどうなるのでしょうか、あいかわらずわかりません。