築古の区分マンションを買ったんですが、ネット広告で物件〇〇万円!!って書いてあるチラシを見て買ったら、それ以外の諸費用が5ー10%は必要だった話です。
(不動産投資の買付の話なので、自分で住むためのマンション買う時とは、違う話かと思います)
現金vsローン買いの戦い
ネットやチラシの広告でマンション〇〇万円!!、戸建て〇〇万円!!って書いてあると思いますが、いざ買うときには、チラシの〇〇円に加えて、1割(10%)ぐらいのお金が必要です。
まずは、ローンを組む、組まないにしても「買うから他の人に売らないでください」というお願いには「手付金」が必要です。良い物件の購入はライバルと競争なので、内覧して翌日に手付金を払ってその物件をキープしたりします。(本当に優良物件の時と、不動産屋が急かしているだけの時があります)
現金vsローン(銀行から融資を受ける)だと、銀行と融資を相談しているうちに現金買いに先を越されたりするので、現金買いが有利です。
でも、ローン買いでも、ローン特約を付けずに、「もしもローンが通らなくても現金で買うから物件キープ」という方法もあります。(現金あるけどローン組む派も多い)
「ローン特約」って何? 不動産売買契約でのトラブルを防ぐために知っておきたいポイント
そんな感じで、人気物件の買付けはすぐ使える手元の現金で戦うので、手付金、表示価格に+10%の資金を用意していないと負けるわけです。
築古マンションの諸費用
新築よりも築古のほうが、不動産屋の仲介手数料なども発生するので、諸費用は高くなりがちです。
https://o-uccino.com/front/articles/48767
自分が買った物件の諸費用はどれぐらだったかまとめました。ブログでは金額は非公開なので割合だけになります、すみません。
- 物件表示価格(チラシの〇〇万円):92.6%
- 管理費日割 0.2%
- 修繕積立金日割 0.2%
- 固定資産税日割 0.9%
- 仲介手数料 4.2%
- 売買契約書印紙代 0.1%
- 登記転移費用 0.3%
- 印紙 1.5%
合計 100.0%
円グラフだとこんな感じです。
青の仲介手数料がやっぱり大きいですね。不動産屋さんはここが利益なので、売買には不動産屋の仲介は必要だと思ってます。素人同士で売買してトラブルになった例もたまに見ますし。
築古のマンション1室を買うとき、チラシに描いてある〇〇万円だけじゃなくて、今回は7%ぐらい諸費用が必要でした。
不動産はウン百万円とかウン千万円とか高額なので、諸費用もウン十万円になります。おまけに手付金を速攻で支払ったり、現金がいきなり必要になるので、購入する時にどれぐらい現金を準備しておくか、物件価格だけじゃない現金も必要なのでした。