6月から軽自動車の維持費(ガソリン代、保険、車検など)は私が負担することになりました。
【車の買い替え、消費税の10%増税前?11年目の車検前?】同居共働き子ども2人、6人家族の車事情 - みとべのできるかな
2020年で11年目の車検で、これまで大きな整備をしていないので、車検代が高額になります。11年目の車検を受けるなら、高額の費用の元を取りたいので、あと5年は乗り続けたい。
もし新しく買い替えるなら、高額になる11年目の車検は受けず、その前に新車を買いたい、でも車を買うのは高い、と悩んでいます。どっちがいいのか、乗り方や維持費などをまとめました。
- 軽自動車(セカンドカー)を乗るのはどんな時?
- 軽自動車を運転して行く先
- 現在の私の通勤と保育園の送迎
- 軽自動車の乗り方のまとめ
- 買い替えと乗り続ける費用を比べる
- 新車に買い替える費用(5年後売る)
- 10年目の軽自動車のスペック
- 11年目以降も乗り続ける費用
- どっちが得?費用を一覧で比べる
- 結論は?大きな買い物は即決を避けて冷静に
軽自動車(セカンドカー)を乗るのはどんな時?
もし新しく買っても、あまり車に乗らないのではもったいないです。なので、現在の軽自動車の乗り方をまとめて、これからの車の使い方を考えてみました。
我が家は夫の義父母と完全同居、私たち夫婦は共働き、子ども2人は保育園に行っています。ミニバンと軽自動車の2台所有、軽自動車はセカンドカー。
夫は7時過ぎにミニバンで出勤、帰宅は19時。土曜日は隔週でミニバンで出勤。
軽自動車を運転するのはほぼ義父、たまに私(妻)。軽自動車を使う保育園の送迎は、義父の運転で保育園の送迎と同時に私が最寄駅で降りて、帰りはその逆で拾ってもらいます。
軽自動車を運転して行く先
- 運転は義父+義母:週に3-4回のスーパーでの食材や日用品の買い物。車で片道15分ぐらいの近場。
- 運転は義父+私と子×2:平日毎日、朝と夕、保育園2カ所の送迎なので車があるとすごく助かる。2カ所目の保育園で私も降りて、上の子を保育園に預けて、電車で通勤します。車で片道10分の近場(保育園2カ所)。
- 運転は私:たまの土曜日、職場への往復。車で片道25分、やや遠い。
これから増えるかもしれないのは、私のお出かけや習い事、上の子の習い事の送迎。どうなるかは未定、わかりません。
現在の私の通勤と保育園の送迎
いつもの平日
義父の運転で、子ども2人を保育園に送る。2人目と同時に私も降りて、私は電車通勤。帰りは1人目の保育園で、義父の運転の軽自動車と待合、車で2人目を迎えて、帰宅。
義父がバイトを辞めたので、時間があるなら、上記のような送迎のサポートを増やしてもらおうと思います。頼れるものは頼る主義。
早朝出勤、残業の日
私はタクシーか電車で早朝に出発、夜に帰宅します。早朝から保育園に預けることもできますが、子どもの体調も考えて、長時間の保育はなるべく控えたい。
朝9時前に義父母が軽自動車で保育園に送迎、夕方は延長保育で夫が保育園にお迎え。
土曜の不定期出勤
私は軽自動車で通勤。
夫が土曜出勤で出勤時間が遅い日は、夫がミニバンで朝9時前に子ども達を保育園に送って、そのまま出勤、帰りに保育園にお迎え。
または、平日と同じく、義父と私で保育園に送迎、私は電車で出勤。
軽自動車の乗り方のまとめ
軽自動車の乗り方をまとめてみると、現在は、近場の買い物と保育園の送迎がほとんど、たまに私がちょっと遠い職場へ乗ってます。
来年は、保育園は下の子1人になります。通勤経路の近い保育園に転園願いを出しているので、近い保育園に1人なら、車での送迎は不要。
この乗り方なら、正直、新車を買うのはもったいない気がします。
買い替えと乗り続ける費用を比べる
来年は上の子が小学校に上がります、5年後は下の子が小学校に。つまり保育園の送迎は5年後まで、義父は現在70代後半、5年後には運転は引退しているかも?
これからは5年間は、今と同じ軽自動車の乗り方をする想定で、乗り続けた場合と、新車に買い替えた場合で費用を比較してみました。
新車に買い替える費用(5年後売る)
新車はいくら?
軽自動車なら新車にします。中古車も探せば良い物がありますが、タイミングと探す時間が必要です。
自動車本体(自動ブレーキシステム付き)、カーナビ+バックモニター、タイヤ、初回車検費、などなどの新車コミコミ費用で210万円の見積もりをもらいました。
古い軽自動車の下取りによる割引も含まれています。
5年後、車検前に売る想定
軽自動車は5年以内に売るとある程度の値段が付きます。今の予想で60-80万円。車に傷などあれば査定は下がります、5年以内の売り値70万円で予想します。
なぜ売る想定にしたのか?
義父が乗らなくなり、保育園の送迎がなくなると、セカンドカーが不要になる可能性があります。
家族がどのように車が必要か、10年間の想定は難しかったので、予想することができる5年間の想定にしました。
10年目の軽自動車のスペック
軽自動車、10年前に新車で購入、走行距離は約7万6千キロ、事故歴なし、動作不良なし、ドア下のサビあり、小さな傷、凹みあり。
定期メンテナンスは問題なし、オイル交換などは半年毎にしてます。カーナビや自動ブレーキシステムなどは一切ない、シンプルな車です。
11年目以降も乗り続ける費用
軽自動車の車検の費用は7万円以上、買ってから年数が経つほど車検代も上がります。
車検代の中身は
- 2年分の自動車重量税
- 2年分の自賠責保険料
- 基本車検整備費用
- 24ヶ月法定点検費用
- 交換部品代
11、13年目の車検の費用
これまで大きな整備をしていない、7万6千キロを超えています。11年目の車検でタイミングベルト、バッテリーなどの大きな部品の交換をする予想。(11年目交換不要でもどちらにしろ13年目は交換になると思います)
高めに予想して、11年目の車検は17万円、13年目は13万円。タイヤもすり減っているので、新しく買います。5万円ぐらい。
軽自動車を長く乗るコツなど下の記事も参考になりました。
「軽自動車の寿命は12年が目安!車の寿命を伸ばすためのポイントも解説」
13年経過すると車の税金は上がる
13年未満と、13年以上経過した車では税金が違います。我が家は2022年から13年目。
軽自動車の場合
- 軽自動車税:13年未満7,200円、13年以上経過12,900円
- 自動車重量税:13年未満6,600円、13年以上経過8,200円
自動車重量税は車検代に含まれます。
どっちが得?費用を一覧で比べる
乗り続ける場合と新車買い替えの場合の費用を比較しました。ただし、自動車保険料は含まれていません。
このまま乗り続ける場合の費用(下の表)
5年後の車検を受けずに廃車にする、廃車費用10万円を支払う想定。車検代、軽自動車税、ガソリン代etcの合計に廃車料10万円も加えて、合計で864200円。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
10年目 | 11年目 | 12年目 | 13年目 | 14年目 | 15年目 | |
車検 | 170000 | 130000 | (130000) | |||
タイヤ買う | 50000 | |||||
軽自動車税 | 7200 | 7200 | 12900 | 12900 | ||
ガソリン | 36000 | 72000 | 72000 | 72000 | 72000 | |
オイル交換等 | 10000 | 10000 | 10000 | 10000 | 10000 | |
廃車 | 100000 |
新車に買い替える場合の費用(下の表)
初回の車検は新車購入費用に含まれる、5年後の車検(2回目)を受けずに売りに出して70万円で売れる想定。ホントに70万円で売れるかどうかは、その時になってみないとわかりません。
ガソリン代は燃費の向上で20%下がる、というやや下げ過ぎの想定。
新車の購入費用、軽自動車税、ガソリン代etcの合計から70万円の売り値を引いて、合計で1708000円。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | |
車検 | 0 | (70000) | ||||
新車買う | 2100000 | |||||
軽自動車税 | 7200 | 7200 | 7200 | 7200 | ||
ガソリン(20%↓) | 28800 | 57600 | 57600 | 57600 | 57600 | |
オイル交換等 | 10000 | 10000 | ||||
売る | -700000 |
新車買い替えー乗り続ける費用は、843800円。乗り続ける<<新車購入
5年間の軽自動車の維持費は、乗り続けた方が84万円ほど安くなります。
ただし、新車購入後のガソリンなどの維持費用は少し安めに計算してます。もっと差額が広がるかもしれません。
4年と半年乗る=54ヶ月乗るとして、1か月あたりのコスト
- 乗り続けるコストは月あたり約1万6千円
- 新車買い替えのコストは月あたり約3万2千円
1万6千円ほどの差額です。
- 乗り続ける不安(デメリット):古くて見た目ボロイ車で、自動ブレーキシステムやカーナビがない、加速が弱い、壊れるかもしれない、なのに車検代が高い
- 買い替える安心(メリット):新しくてピカピカ、安全システムやカーナビ、バックモニターあり、運転しやすく、子どもの乗り降りが楽、スライドドア、数年は無料で点検&修理
毎月1万6千円、追加のコストを払って、安心を買うか、古い車のままで不安と節約を選ぶか。
状況をまとめてみるて比べてみると、思ったより悩ましいです。数日、グルグルしました。それにしても車のコストは高いです。上記の維持費に加えて、自動車保険の契約料も必要です。
結論は?大きな買い物は即決を避けて冷静に
大きな買い物をする前のチェックとして
- いつ、誰が、どんな時に使うか(今回は車なのでどれぐらい乗るか)
- 購入、メンテナンスなどの費用の計算
- それぞれのメリット、デメリット
この3つをまとめることで、悩んだけど決めることができました。
結論は、11年目の車検を受けて5年間は乗り続ける。新車の買い替えはしない。ほとんど近場しか乗らない軽自動車、見た目ボロくてもかいまいません。
一方では、毎日、中距離以上に乗って心配な方は、10年目を超えた軽自動車の場合は買い替えた方が満足度が高そうです。
私も毎日、片道20分以上乗るなら、買い替えたと思います。でも、近場だけだし、来年から保育園の送迎に車も不要かもしれない。必要ない物は買わない、と最後はシンプルに決めました。
始めはすっかり新車を買う気でいました。新車を試乗して盛り上がって、その日にうちに契約しなくてよかったです。家に帰って数日、冷静になると、「欲しい」という気持ちが落ち着き、本当に必要かどうかを考えることができました。
大きな買い物の即決は絶対に避けて、一旦は保留にして頭を冷やす期間が必要ですね。