【2023年3月更新】
楽天証券からSBI証券にインデックス投資信託を移管してみました。手続きは簡単ですが、けっこう時間はかかります、3週間ぐらいかかりました。
投資信託の移管
SBI証券のポイントサービスが改善されたので、楽天証券→SBI証券に投信の移管をしてみました。移管したのはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー、日本含む)です。
楽天証券のWEBサイトから「投信口座振替依頼書」をダウンロードして印刷します。(以前は電話をかける必要がありましたが、不要になりました)
依頼書に、氏名と投資信託の名前、移管(出庫)する口数を書きます。金額じゃなくて口数です。自分の保有している正確な口座数を証券口座で確認しましょう。一度、書類を提出したら変更はできません。
投資信託の名前は長くても省略せずにフルネームで書きましょう。eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を「オルカン」って書いちゃダメ。
楽天証券に返送して移管を待ちます。移管は書類が問題なければ3週間前後で完了します。1つの投資信託ごとに3300円の移管手数料が発生します。
いつ移管されるかはわからない
申し込み書類を返信してから、3週間前後で移管の予定ですが、何日に移管されるかはわかりません。タイミングは楽天さんにおまかせです。今回は書類返送した2週間後ぐらいの週末でした。
移管手続き中は、楽天証券の全ての投資信託の積立機能がストップします。今回は、投信の毎月積立の1日をさけて、月の上旬に申込書類を送付しました。
もし月の後半から移管手続きが始まると、1日の毎月積立がエラーになる可能性が高いです。下のスクショのように、購入、売却履歴で積立エラーになった表示がでます。
出庫の申込が多い時は手続きに1か月以上かかる場合もあるかもしれないので、積立エラーになったら仕方ないですね。
マネーブリッジは1万円残す
注意として、楽天銀行とのマネーブリッジで楽天証券側が「残高0円」だと、移管手数料が支払えなくて、移管キャンセルになってしまいます。マネーブリッジで楽天証券に残高1万円を残す設定に変更しました。
次に、楽天証券口座にらくらく入金を使って、楽天銀行から移管手数料を振込します。スイーブ設定を変えただけだと、楽天証券の口座は通常通りゼロ円なので、手数料不足でエラーになります。
スイーブ設定を変えた後に、らくらく入金で楽天証券の口座に忘れずに手数料を振込しましょう。
移管した後に楽天の領収書をもらおう
SBI証券に投信が入庫されたら、手数料のキャッシュバックのために、楽天証券から領収書をもらう必要があります。
以前は、電話をかけて郵送でしたが、楽天側が手続きを簡単にしてくれています。出庫完了のお知らせが領収書をかねていますので、郵送してもらう必要はありません。
出庫完了のお知らせに、投信を出庫した年月日、手数料、投資信託の正式名称、出庫した口数が記載されています。手数料は投信1つで3300円なので2種類出庫したら6600円です。手数料と口数は関係ありません。
印刷モードからいったんPDFに保存します。このPDFを家かコンビニのコピー機で印刷します。
SBI証券に手数料キャッシュバックのために、「投資信託入庫申込書(投信お引越しプログラム申込書)」と「送付用の封筒(切手不要)」のPDFも取得して、同じように印刷します。
「投信お引越しプログラム申込書」に移管した投資信託の名前などの必要事項を記入したあと、送付用の封筒(切手不要)に「記入済みの申込書」と「楽天証券の領収書(PDFコピー)」を同封して郵送すれば、手続きは完了です。
1か月以上はかかる
投信の移管とキャッシュバックのながれですが、
- 楽天証券のWEBサイトから必要書類をダウンロード、印刷する
- 楽天証券に投信名と移管する口数を書いて返信
- 3-4週間前後で、投信がSBI証券に移管される
- 移管後に、楽天証券の出庫完了のお知らせを領収書として印刷する
- SBI証券のWEBサイトから「投資信託入庫申込書」「送付用の封筒」を印刷、申込書に必要事項を記入する
- 手数料のキャッシュバックのために、楽天証券の領収書(PDFコピー)とSBI証券の申込書をSBI証券に送付する
SBI証券の手数料キャッシュバックの申請の締め切りは、移管してから3か月以内です。意外と忘れるので、移管したらすぐに申込書を郵送したがほうが安全です。
移管手数料キャッシュバックは、月末にSBI証券口座の「その他」で入金されてました。
積立キャンセルになったら
以前は楽天証券のオペレーターに電話が要りましたが、今は電話は不要になってます。全ての手続きはネットと郵送で投信の移管は完了します。お金がかかるのは、書類の印刷代の数十円だけです。
手続きは簡単ですが、投信の移管を申請してから移管完了後まで3週間以上はかかります。その後、手数料キャッシュバックの申請も必要です。
投信の毎月積立を1日(クレカや楽天キャッシュ)で設定している場合、その月の投信が買えたら、なるべく早い月の上旬に楽天証券に移管書類を送付しましょう。
月頭より後に移管手続きを始めたり、移管が混んでいると1か月以上かかるので、毎月1日の投信積立はエラーになって積立キャンセルになってしまいます。キャンセル分を買いなおすか見送るか、移管手続きが終わったら決めましょう。