資産運用を続けて、リスク資産がそこそこ大きくなって、相場の調子がよくて、60歳ぐらいまでにたどり着いたらいいなと思っていた目標金額を超えちゃいました。
当初の目標をクリアしたわけで、これからの投資をどうしようかなって迷ってる話です。
10年早く目標クリア
ざっくりですが、目標の金額があって、それは、ライフイベント費の合計みたいな感じで、二人の子どもの教育費と、家のリフォーム代と、車の買い替えと、年金の不足代(おおよそ)を足した金額でした。
投資や貯金をしながら、日々の生活費以外で、60歳ぐらいまでに世帯の保有資産としてこれぐらいの金額があればいいな、という目標金額でした。
そこを超えると、すごく貯金を頑張らなくてもよくなり、日々の生活で貯金が減らなければそれでよし、みたいな余裕ができます。
今、40代の途中だから、10年ぐらい目標金額クリアが早まっちゃいました。
これからどうしよう
当初の目標をクリアしちゃって、次の投資の目標をどんな感じにするのか、しばらく迷ってました。
共働きを続けているので、平凡な生活なら、そんなに投資をがんばらなくてもいいのです。
でもネットを見回せば、どんどん投資で資産を増やしている方もいて、生活するには十分な資産のように見えるけど、そこからさらに資産を増やしたい、増やしてるモチベーションって何なのか、聞いてみたいと思いました。
実際に話を聞いてみる
自分より資産が大きく投資でリスクを取っている人のモチベーションって何かなと知りたくなりました。実際に会って話を聞いてみました。(いわゆるオフ会)
- 大家の会トップ、個人不動産投資家
- 米国株の人気投資家
- 個別株に詳しい投資家
リアルで合って話を聞くのは思ったより面白いですね。ネットもいいけど、直接聞く話も楽しいです。
みなさん、話上手。
事業の拡大ですね
ある大家の会のトップとお話する機会がありまして、まさに事業家でした。
駆け出しの頃は方々の物件を回りながら修繕しつつ、寝袋でそのまま床で寝て、また別の物件に行って修繕されて、なんか夜、音がすると思ったら不審者が空き家だと思って外から戸をガタガタ!!、どうしよう、怖い、いざそうなったら動けなかったそうです(不審者はどこかに行ってしまった)。
会社にして(法人化)、新築マンションの企画とかもされてるそうで、なるほど、事業家でした。
私の「資産運用の次の目標どうしよう~」という立ち位置からして全く違う、事業の拡大です、ということがわかりました。
どちらか言えば投資家
投資家と事業家は違うようだと気がつき(遅い)、どちらかと言えば自分は投資家です。
米国株の有名な投資家さんの勉強会(語る会)で、お話を聞きつつ、同じ会に参加した企業や事業に詳しい個別株の投資家さんに話を聞くこともできて、
- 自分の興味、好奇心
- お金を増やす、意外のモチベーションや目標
の2つがあって、結果的に資産が大きくなったんだなということがわかりました。
もちろん投資家ですから利益の拡大や効率は重要ですが(もし損が続いたら、そこの改善が先先になるでしょう)、そこに留まらない幅広さがありました。
数字だけを追わない
損益率、売却益、投資効率、配当額、コスト、課税、リスク資産の割合(アセアロ)、資産の増加率、資産の増加額
自分に都合の良いバイアス(偏り、目隠しフィルター)が生まれるのは人間の本質なので、投資では数字で客観的にチェックするのは大切です。
でも数字から離れて、投資効率や金額のリターンから離れて、生まれてくるものもあるようです。
↓の記事にある、Lさんの経済的リターン、非経済的リターンも、そのうちの一つかなと思います。
地味なリスクテイカー
経済的な不安から出発した資産運用で、当初の目標金額をクリアしました(そのうち、大暴落で減るかもしれませんが)。
先を行かれている、資産規模の大きな方に話を聞くと、実に自然に、自身に合った方法で資産規模を増やされており、「無理やり数値(リターン)を追い求める、資産拡大の至上主義」というイメージとは全く違う姿勢でした。(←昔の私が思っていた、数億規模の投資家さんのイメージです、スミマセン)
自分に合ったやり方でいいんだなと一安心。
私の資産運用は、半分は現金や債券だし、不動産は借り入れ(ローン)もなくマンション1区分だけだし、投資界隈では地味な方のリスクテイカーだと思います。
でもその地味さが丁度よいので、自分にちょうど良い感じの、資産規模だけに留まらない次の目標を探そうと思います。
先日、たぱぞうさんの「米国株などを語る会」に参加しました。とっても面白かったので、初心者の方のもお勧めです。