我が家はつみたてNISAもイデコも数年以上やってまして、そしてジュニアNISAも始めることになりました。義実家に同居、夫も含めて周りに投資リテラシーまったくなしの孤軍奮闘(?)でなんとかここまできました。
子ども名義でギャンブルという誤解
ようやくジュニアNISA始めました。ジュニアNISAは、子どもの名前での証券口座で投資をすることになる、というのがハードルが高かったです。
20年運用すれば元本割れ、損をする確率が低くなるとは言え「投資に絶対はない」「長期投資でも損をする可能性がある」ことは、忘れないように投資をしています。
投資をしない一般の人は、投資=危ないもの、ギャンブル、というイメージが強く、子ども名義の口座を使って親がギャンブルを始めた、と誤解されるリスクがあります。欲深すぎる親が子どもの将来のためのお金まで投資に突っ込む、っていうイメージです。まったくの誤解ですけど、世間のイメージってそんな感じなのかも。
投資力ゼロの夫と義父母
夫はよく言えば貯金は無理にはしない派、わりと使っちゃいますが、競馬やパチンコ、タバコとかは一切やりません。コーヒー豆や高めのお菓子や漫画、サブスクにちょこちょこ使って喜ぶ、毎日幸せタイプです。ある意味うらやましい性格です。
義父母はみごとな質素倹約タイプです。おやつと本以外、趣味もなそうで、心配になるぐらいです。
頭が良いとか悪いとか、マネーリテラシーの知識がどうのこうのより、もとの性格と生まれ育った環境により、投資なんて自分には関係がないし、関係する気にもなれない、という人たちです。実は、日本で投資をしない人は、このタイプは多いのかも、と思ってます。
同居の義父母にすぐバレ
義実家をちょっとリフォームして完全同居なので、日中届く郵便物は義父母がポストから出します。ていねいに、私宛の封筒(主に株主優待(汗))はリビングの机の端っこに積んで置いてくれます(積まなくていいですよ‥)。
ジュニアNISAになったら〇〇証券の封筒で、子ども名義の書類が届くわけです。私が投資をしていることはすでにばれているので、「ありゃ?嫁の投資の封筒だけじゃなく、孫の名前になったぞ」とすぐにバレます。
義叔母に家のことが筒抜け
姉妹の仲の良さはうらやましい限りです。コロナ禍前は、義母の妹=義叔母は、週に1-2回は我が家にきて、楽しそうに義母とおしゃべりしていました。ドライブ先のお土産とかのついでに、お互いが思うことを取り留めもなく話します。内緒にする、という概念が存在しないので、義母が思い出す我が家の出来事はそのまま義叔母に筒抜けです。
そして、義叔母と近場に住んでるその娘(既婚者、夫のいとこ)の情報も筒抜けで、昨日渡したおかずの種類、3日前に義叔母さんの娘さんが作った夕飯、バイト先で注意されこと(愚痴)、などなんでもかんでも出てきます。
つまり、こちらの情報も筒抜けです。
ジュニアNISAはハードルが高い
自分名義の投資は、最悪、私が汚名を被ればいいですが、子ども名義となるそれだけでは済まないこともあるでしょう。子ども名義の投資って周りの目が厳しくなるし、家族や親族との関係が悪くなると実生活の被害は大きく、ハードルが高いです。
- 夫と義父母は投資から縁遠い
- 完全同居なので義父母には子ども名義の投資が速攻でバレる
- 子ども名義で嫁がギャンブルを始めたと誤解される
- 誤解がなくても、我が家の情報は義叔母に筒抜け
- 遠方から嫁いで、夫の親戚に囲まれた他人の女性は自分ひとり
こんな状況だったので、長らくジュニアNISAを始める気になれませんでした。
状況が大きく変わる
そんな状況だったので、ジュニアNISAは無理に始めなくてもかまわないと思っていました。
コロナ禍になって、義叔母が来ることが少なくなって、持病の悪化もあり、今は義母と義叔母の交流がなくなりました。姉妹の交流がなくなるのは寂しいですが、状況が変わりました。
また、ジュニアNISAの廃止が2023年に決まって、制度が廃止されたら18歳未満でも口座から資金が引き出せるようになりました。
ジュニアNISAに呼ばれてる
無理に押し通すという気持ちはなくても、状況が変わって、ジュニアNISAの18歳までの引き出し制限もなくなる予定で、マイナンバーカードの第2弾キャンペーンが始まって、「ジュニアNISAに呼ばれてる」と思いました。
2022年と2023年に合わせて160万円、非課税枠で投資ができて、金額も丁度いいなと思いました。もし20年後も利益がなくても、万が一、損があっても、インデックス投資なら大失敗にはならないでしょう。
投資を始められる切っ掛けは、周りの環境が変わって、無理しなくてもできるようになるタイミングが、イデコの時にもありました。
焦らなくても、ゆっくり基礎知識と、種銭を作っておけば、環境が変わって、無理しなくても始められるタイミングが来ることもあるんだな、という体験でした。