みとべのできるかな

インデックス投資(株も)やってます。

【ライフプラン・シミュレーション】目標の貯金額を簡単に試算

【2019年3月更新】

これらの人生で、必要になるお金がどれぐらいなのか、ライフプラン・シミュレーションでは将来、必要になるお金の予測ができます。

何年後にどのぐらいの金額が必要か、それを具体的にすると、漠然とした意味のない不安は減るし、資産運用の目標も決めやすいです。

正確な予測にはこだわらない

すごく簡単に、将来必要になるお金の予測=ライフプラン・シミュレーションをやってみます。あんまり「正確に」「詳しく」とはこだわってません、数十年先のことを正確な予測は難しい、予測にこだわるのは意味がないと思っています。

子どもはまだ小さいし、教育費は大学卒業までどれぐらいの金額になるか、正確には予測できません。

子供が大学に行かずに旅人になったり、反対に海外に留学して教育費が予算オーバーになったり、未来はどうなるかわからないので、おおよその目安ぐらいの気持ちです。

今の家計がどうなってるか

ライフプラン・シミュレーションの前に、詳しく試算しても目標の貯金額が現実からかけ離れていたら、試算する前提に無理があるということになります。

将来のライフプランを作る前に、各家庭のこれまでの支出や、現在の生活費、貯蓄額を把握することが優先でしょう。

今までの家計を把握しないで将来を予測しても、それが現実的かどうか判断できずに役に立たないので、現状の家計がわからない方は、先に家計や貯金額の把握から始めましょう。

教育費、車、住居などの支出を試算

大きな支出について、何年後にどれぐらいの金額が必要かを簡単にまとめましょう。大きな支出は、主に住居、車、子の教育費だと思います。(他にあれば追加)

子供の教育費、金額は1人800万円で2人で1600万円、高校に入る10年後ぐらいから必要。(子ども手当は別途、使わないで貯金)

数年前に新車を買って、10年ぐらいは乗り続けられそうです。10年に1回の乗り換えで1台290万円、20年のうち合計、車の2回の買換で580万円。

今住んでるのは、夫の元実家で築20年越えです。戸建の建て替えor大型リフォーム、20年後ぐらいに1200万円と予測しました(おおよそ、予算次第と思います)。以上、教育費、車の買替、住宅のリフォームの支出予定は合計3,380万円になりました。

 

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我が家のライフプランのイメージ

年金は減る前提で予測

(妻)が50歳前でセミリタイアしても夫婦の年金は300万円/年ぐらいの予測です。30%減るとして210万円(年金は減額される可能性が高いから)

年金シミュレーション

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年金シュミレーション モーニングスター

年金不足分は90万円/年、65歳から90歳の25年間で年金の不足分の合計2,250万円と大きな金額になりました。

老後に必要な貯金は1000万円~3000万円と色々言われていますが、我が家は年金不足として2300万円ぐらい準備したいという予測になりました。 

資産から支出と年金不足分を引く

大きな支出の教育費、車、住居で3380万円、年金不足で2250万円

大きな支出と年金不足分を合せると5,630万円(すごい金額!)

仮に現在の金融資産をおおよそ2000万円として、現在の資産から大きな支出と年金不足を引くと

2,000万円-5,630万円=-3,630万円 

つまりこれから、将来の大きな支出と年金不足のために3,630万円を貯蓄するのが目標ということがわかりました。

それぞれの家庭で持っている貯金額でだいぶシミュレーションが変わりますね。40代2人以上の世帯の平均貯金額は800万円ぐらいらしいです。

20代、30代、40代、50代など年代別の平均貯金額は?人生に必要なお金を解説 | 三菱UFJ銀行

目標の貯金額

貯蓄の目標は、40歳から60歳の20年間で3,630万円を貯めたいので、1年間に181万5千円、1か月で15万1千円、と試算できました。日々の生活がある中で、共働きでも15万円の貯金を毎月続けるのはなかなかハードルが高いです。

でも、目標は具体的なほうが、どうやったらたどり着けるか、考えるきっかけになります。あと、2千万円ぐらい手元に貯金があるからと言って、老後は安泰だ~とか油断はできない、ということがわかります。

貯金だけなく、インデックス投資などの資産運用も合わせて、あせらず準備したいです。

シミュレーションは試算

簡単なライフプラン・シミュレーションなので、詳しい支出やインフレの影響などは省かれてます。

試算した目標の貯金額が実際に貯められる家計かどうか、まずは考えるきっかけぐらいでいいんじゃないでしょうか。

もし目標の貯蓄額にかなり無理があるなら、家計の見直しや収入を増やすことを考えるか、目標額の元になっている大きな支出、例えば車を手放すか、支出を減らすことを考えます。

教育費については奨学金制度もあるのでしっかり調べて利用を検討したいです。

退職金があるなら試算に入れる

我が家が夫婦共に退職金はゼロで見込んでいるので、退職金は計算に含まれていません(泣)。

退職金がある家庭では、資産のほうに退職金の見込み額を加算してみると、目標の貯金額が少なくなります。退職金を当てにできるご家庭が羨ましいです。

定年後の生活費は?

今回の試算では、夫が定年の60歳から年金受給開始の65歳までの、5年間の収入ゼロ間の生活費は含まれてません。

仮に生活費が200万円/年だったら、5年で1000万円が必要です。でもこれを事前に貯めるって気持ちはないです。私達の世代に定年制度が残っているかはナゾなので、たぶん65歳までは雇用は伸びると思います。

そして、夫にはバイトでも何でもして働き続けてもらう、と決めています。早期リタイア願望もなさそうです。この期間は貯金できなくてもオッケー。

意味のない不安は減る

収入がそれになりにある共働きの間に、無駄遣いを控えて、目標の貯蓄額を続けて、なるべく資産増やすことが解決の近道かなと思います。

教育費も住居の建て替えも、現在の試算から数百万円の単位で増減するでしょうが、それは仕方ありません。

コントロールできないことを心配するより、自分ができる収入増、支出減、そしておまけの投資です。(投資には期待しすぎないようにしてます)

今回のライフプラン・シミュレーションは簡単なものなので、目標金額はあくまで目安になります。でも、これぐらい簡単な試算でも、目標の貯金額がはっきりすると、意味ない不安はかなり減りました。

30分あればできると思うので、気軽にやってみてください。

 

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