保有する国内株の銘柄が増えてしまったので、減らしてポートフォリオを改善しようと、2016年9月から12月まで国内株の売買をしました。主に高配当や割安な株で保有する理由が弱い銘柄を売りました。
- 2016年9月26日損切
- 2016年11月4日損切
- 2016年11月28日損切
- 保有するとわかること
- 2016年11月30日利確
- 2016年12月17日損切
- 損切りできると良い
- 高配当や割安に飛びつくと危険
2016年9月26日損切
買値と同じ指値で売り注文を出していた(株)中央倉庫 (9319)がいつの間にか売れていました。206円の損失。
配当997円と手数料を合わせると年率1.09%の利益で、おまけに株主優待でお米券が貰えました。次の下落が来る前に、もう2銘柄ほど売りたいと思います。
2016年11月4日損切
ネットワンシステムズ(7518)が10月の末に買い値とほぼ同じ指値で売れました。
同値撤退ってやつですね。6円の損失
配当を含めて1.87%の利益になりました。100株はまだ残して保有しています。
さらに1銘柄、売りたいと思いましたが、11月2日の日経平均はマイナス307.72円と大きな調整が来てしまったので、全ての銘柄は売り指値から下の方に遠退いてしました。
タイミングを逃しました。
2016年11月28日損切
日経平均6連勝、ドル円は102円から113円へ円安にふれています。
ドルは11月4日以降、対円で約10%値上がりして8カ月ぶり高値を記録しました。3週間での上げ幅は1995年以来で最大です。金利先物市場が示唆する12月の利上げ確率は100%(ブルームバーグ)と予測されています。
円安で少し株価が上昇したデクセリアルズ(株)(4980)を2016年11月に損切しました。29306円の損失、11か月保有してマイナス23%の損失です。高配当のなので配当は4783円とけっこうもらえました。
保有している間に、業績不振と円高でマイナス40%まで下がったこともありました。 デクセリアルズは電子部品、接合、光学材料などの製造・販売が主な業種で、ニッチで高収益と評価されています。高配当だったので買ってみましたが、業績がイマイチでどんどん株価は下がっていました。
保有するとわかること
保有してみると色々不安点に気が付きます、今後の成長は見込めるか?利益以上に高配当なのか?
1、2年で買い値に戻る可能性もありますが、それを予測する判断力が私にはないようです。2015年の下落中に買い指値に届いてしまったのが失敗でした。(その指値を付けたのは自分なのですが)
下落下中で先行きが分からない企業には注文を入れない、それでも指値をする時は早々には指値に届かないように現在値のマイナス20%で指値を入れようと思います。
損切してみたら気分がすっきりして、損切は気持ちを切り替えるためにも役に立ちました。
2016年11月30日利確
シュッピン(株)(3179)はマネックス証券の特定口座を維持するために保有してました。11月29日にシュピンが上昇して売り指値にかかって約定しました。29598円の利益で、プラス30.5%です。
デクセリアルズの損切と合算して+200円
損切のマイナスと利確のプラスで差引200円になり、ほぼ損益はなかったことになりました。
2016年12月17日損切
(株)KG情報(2408)を損切しました。2015年12月16日に買って2016年12月15日の権利付き最終日に売りました。3506円の損失でマイナス6%ぐらい
決算日が12月20日だったので決算を跨ぐリスクを回避しました。
高配当、割安な資産バリュー株で、地域別求人情報誌を発行しています。
「通期予想に対する四半期業績の進捗率は、下方修正の危険性を探る上で非常に重要(Kabutan)」
という基本を覚えた銘柄でした。決算前に下方修正が織り込み済みの場合もあるのが難しいところです。
損切りできると良い
2016年の9月から12月の売買ではマイナス3426円の損失です。配当を5000円以上もらったのでトータルでは数百円の利益になります。銘柄を調べたり値動きのストレスに晒されて数百円ってのは割に合わないですね。
保有銘柄が多すぎだったので、損切で整理できたのは気分転換になってスッキリしました。
100株ぐらいの最少単元や数万円の安い銘柄だと、自分の予想や考えが変わった時に銘柄を利確や損切して整理しやすいこともわかりました。
保有する前にしっかり調べるのが基本ですが、試しに最少単元を保有してみて、そこから調べるのもありかもと思います。
高配当や割安に飛びつくと危険
高配当や割安な銘柄は買う時はパッと見が分かりやすくて、飛びついて買ってしまいます。ネットや本でも買い推奨されやすいです。
本当に大事なのはその銘柄の中身、つまり高配当や割安になっている理由や業績の見通しです。
良く調べて保有し続ける中身の理由を自分なりにはっきりさせた方がいいです。
単に高配当だから、割安だから、と表面上の理由で買うと、ろくなことにならないと学びました。