みとべのできるかな

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【2020年2月優待クロス】一般信用売りの貸株料だけでコストを抑えるコツ

2月は先行きの不安や経済不振から世界株安が進んでます。そんな中、優待クロスをひっそりやってました。

【2020年2月優待クロス】1日取引が50万円以下なら手数料無料に右往左往 - みとべのできるかな

前回からの続きです。

2月21日、25日、26日

21日にはまだ一般信用売りの在庫がありましたが、3連休明けの25日、26日はビックカメラさえ残っていませんでした。

やはり私のような19時過ぎの争奪戦にも参加しないようなのんびりタイプは、1日50万円を超えても、欲しいだけの株数を早め(10日から3日前ぐらい)には確保したほうがよさそうです。 

26日はアークス、イオンファンタジーとかは一般信用売りの在庫が楽天証券に残ってました。

26日の午後にバロックアンドリミテッドジャパン(3548)の一般信用売りの在庫が100株ぽっと出たので、クロスしました。現物で10万円未満、手数料無料です。

楽天証券の手数料無料は現物だと25万円までなので、手数料無料で買えるものは限られてる感じです。

2月27日

権利落ち日です。早朝に現渡をして終わりです。

優待クロスは権利落ち日に全ての現物と信用売りを現渡で解除します。SBI証券は同じ銘柄でも買ったタイミングが違えば、それぞれ現渡の注文が必要なので注意です。

落ち着いて現渡の注文をして確認します↓

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楽天証券は同じ銘柄なら「全てを現渡」ができます。現渡の注文が約定したら、保有画面から銘柄が消えるので、約定画面で枚数を確認します。

貸株料のイメージ

50万円までなら手数料無料なので、手数料で残るのは貸株料です。

貸株料は信用売りを持っている日数分だけ発生します。権利付き最終日から権利落ち日をまたぐ2日は最低でも必要です。

SBI証券と楽天証券:一般信用売り短期(3.9%)の貸株料のイメージ

  • 株価10万円なら2日で貸株料は約21円
  • 株価10万円なら5日で貸株料は約54円
  • 株価10万円なら10日で貸株料は約107円
  • 株価50万円なら2日で貸株料は約107円
  • 株価50万円なら5日で貸株料は約267円
  • 株価50万円なら10日で貸株料は約534円

おおよそのイメージで、短期の貸株料3.9%なら、10万円の株なら貸株料は10日で110円(0.11%)です。

短期が無期(長期)かによって貸株料は違います。証券会社によっても貸株料は違うので、実際の数字は必ずチェックしましょう。

優待クロスのコストを抑えるコツ

1日50万円(or25万円)まで手数料無料を最大限に生かすには、SBI、楽天、auカブコム、SMBC、松井、と複数の口座を使ってクロスすると、1000株集めても、それぞれの証券口座で25万円以下や50万円以下に抑えることができます。

複数の口座にわたってクロスしても自動で名寄せされ、持ち株数は合算されるので大丈夫です。

1日の手数料無料の範囲で優待クロスすると、手数料は貸株料だけで、コストを抑えることができます。

でもそんなに都合よく一般信用売りの在庫が取れるかはわかりせん。とくに19時過ぎの争奪戦に参加できない場合は、手数料無料にこだわらず早めにクロスしたほうがよさそうです。

私は権利付き最終日の10日から3日前にはクロスするようにしてます。2月はSMBC日興では優待クロスできませんでした、人気なのかしら。

個人的には優待クロスはできたらラッキーぐらいの気持ちなので、SBI、楽天、SMBCで地味にやる予定です。