【2023年10月から、金額の上限なしで株の売買は手数料無料になりました】
優待クロスもすっかり皆が知ってるお得ワザになったのか、争奪戦がはげしいです。私のように適当に残り物を拾う派にはきびしい。8月と9月の秋の優待小祭りに参加してました。
クオカードが取れない
クオカードや人気の優待はクロスで取るのがますます難しくなりました。数年前の半分ぐらいしか取れないイメージです。
- クオカード系は人気があるので、一般信用売りの在庫が瞬時になくなる
- 1年以上の保有が条件など、クロスの対策の条件を付ける企業が増えた(正しい)
- SBI証券と楽天証券の2つしか使ってない(カブコムやSMBCなど複数の証券でやったほうが取りやすい)
- 19時の争奪戦に参加してない、やる気が低い
そりゃ取れないよねって思います。
8月9月の優待クロス
一番上のフジ日本精糖はクロスじゃなくて長期の現物保有です。間違えて貼っちゃった。
8月9月で合計12銘柄のクロスでした。
この中でクオカードはティーガイア、長谷川、NSD、ジャパンマテリアル。
売買手数料は無料、支払った手数料は信用売りの貸し株料の合計2031円。クオカード2枚と同じぐらい。
期待しすぎず取れたらラッキー程度の気持ちで丁度いいですね。ANAが売り禁(売れないからクロスできない)になったのは驚きました。
同じ銘柄を間違って2度、注文したりするので、発注してからもう1回、注文の内容と優待の条件を確認するのは大切です。確認しないと間違ったまま約定しちゃいます。
手数料無料が拡大
2020年10月から、SBI証券で国内の売買手数料が1日100万円まで手数料無料になります。これまでは1日50万円まで無料でしたので、2倍に拡大されます。そんなに無料にしちゃって大丈夫なんでしょうか。
アクティブプラン選んだ人だけが対象なので、事前にご自身の手数料コースを確認してください。
現物100万円、信用100万円とそれぞれ別枠なので、クロスに使う場合はSBI証券なら1日現物で100万円まで手数料無料で買うことができます。
続いて楽天証券も、2020年12月から、国内の売買手数料が1日100万円まで手数料無料になります(予定)。こちらは現物+信用の合計で100万円までなので、クロスするなら、楽天証券では1日現物で50万円まで手数料無料で買うことができます。
いちにち定額コースを選んだ人だけが対象なので、事前にご自身の手数料コースを確認してください。私は超割コースでうっかり手数料が発生しました。
クロスできる優待は減るでしょう
クロスする人が言うのも何ですが、長期保有しか優待がもらえないのは良いことだと思います。
余りもの拾う派の自分は、そのうち取れる優待がなくなりそうな予感。
むしろクオカードとかは自社の製品のアピールにならないのに、1回の権利日で株主なら、クオカードがもらえちゃう企業は、なんか緩すぎる感じ。
その意義を考えれば、長期保有の条件付き優待は増えるに違いありません。
逆に、長期保有じゃないクオカード等の優待を出す企業は、名前を知ってもらうのには好都合ですね。すぐに知れ渡るから。
長期保有条件なしのクオカード系優待の企業は、認知の偏り(バイアス)が大きいってことは覚えておこうと思います。
【追記】楽天証券から同じ銘柄の買いと売りの同時注文(クロス)に注意連絡が来ました。2020年10月31日から、執行条件の「本日中」注文はできません。「寄り」「引け」のみ注文できます。優待クロスは変わらずできます。
もとから株主優待クロスは「買い」と「売り」を同じ株価で約定したいので、「寄り」「引け」の注文するのが基本です。時間差クロスとか応用技はできなくなるかもしれません。