共働きの夫婦がそれぞれの支出を別々に管理する、つまり夫婦で別財布の家計は、何にどれぐらい使ったか、管理も予算も難しくなるのでデメリットが大きい、と言われます。
頭ではわかっていても、夫婦で家計管理へのやる気が低い我が家、自分の家計管理も適当なのに、相手の分まで管理するなんて無理。
共働きなので、仕事に関係する交際費、交通費、etcと項目が多くて複雑、必要な経費も見えにくい。など、家計を一緒にするには色々たいへん。
我が家は、家計を一緒にして、夫婦二人ともお小遣い制にすることを提案したこともありました。
夫は反対しませんでしたが、その後、私が積極的に話をすすめなかったのでうやむやになりました。
結局、今も夫婦で別財布のままです。
現在の我が家の家計分担の中身
夫は生活費の担当、完全同居なので、夫の親に食費や日用品として1か月10万円をわたします。
その他は、平日のお昼ご飯、通勤に使う車の車検やガソリン代、仕事や友人との飲み会、マンガや子どもチャレンジ(ベネッセ)などなど。
夫は貯蓄が苦手で、基本、給与は使い切ります。
なので、夫の給与からiDeCoで自動抽出、子どもの児童手当から将来の教育費として低解約返戻金型保険で強制的に貯金してもらっています。
妻の私は、平日のランチや交通費、子どものおむつなどの日用品、衣料品。週末の外食費やレジャー、年2回の家族旅行などに支出しています。
残りが世帯の貯金になります。
自分ができることから、ちょっとずつ始める
理想を追うよりも自分の家庭にできる、そこそこの家計管理を目指したい。
そんな状況で2015年ぐらいからマネーフォアードで自分の支出の家計管理を初めて、2017年は無駄遣いの見直しをしながら家計改善をやってみました。
卑下せずに、ポジティブに考える
まずは、子育てと仕事をしながら家計簿もつけるなんてえらい、すごい、と自分をほめましょう。
どうせやるなら、気分よくやりたいです。
収入は夫<<妻。収入の低い夫が生活費、収入の多い妻が貯金の担当なので、貯蓄には有利と前向きに考えています。
私はメインの貯金担当として、稼いでいる分、無駄遣いはしないが、必要な衣服や好きなものは予算の範囲で使っています。
そして、よそ様のブログで見る、子育て世帯の家計管理の達人クラスと比べすぎない。これは大事、よそはよそ、うちはうち
家計簿をつけると日々の無駄遣いの法則が見えてくる
食費:子持ちになると飲み会や外食は減りますが、平日のランチは息抜きの楽しみ、ほぼ外食してました。
家族での週末のお昼もほぼ外食。食べたいものをその時の気分で選んでました。
交通費:子持ちになって、朝の支度に時間がかかり、遅刻しそうな時や、保育園のお迎えに間に合わせるためにタクシー通勤。
また、疲れて電車で帰るのがめんどうな時にタクシーに乗ることが多いです。
子どもの日用品、衣服:ドラッグストアーで適当に買うことが多いです。あかちゃん本舗やユニクロで適当に買う。
旅行費:年間の大きな費用ですが、予算を立てない。旅行時やその前後の無駄遣いもそのまま。
仕事に追われるめんどくさがり屋の自分が、家計管理をせずに適当に使うと、こんな感じで無駄遣いだらけの家計になりました。
高額な買い物はしていないつもりですが、万単位で現金が飛んでいく。
だからと言って自分が欲しいものを買っている記憶もない、という満足感が得られない状況。
よくない
何が無駄か、必要か、見えるようにすることが、まず第一歩
- 平日のランチは健康のことも考えてシリアルやたまに弁当のヘルシー路線へ。
- 交通費は健康のために、10分早く終わらせて徒歩&電車の通勤を心がける。
- 日用品は安売りを利用、衣服はしまむらやリサイクルも利用する。
- 旅行は予算を決めて積み立てる。旅行中や旅行の前後は無駄遣いをしないように意識する。
- レジャーやイベント費は、貯金しない夫にどうせなら、なるべく出しもらう。
仕事に必要なものはしっかり意識して、使う、買う、食べる、乗る。
家族や子どもの健康や医療の費用は惜しまない。
体調が悪い時はタクシーも乗るし、病院にはしっかり行く。
子育て、仕事をうまく回すには夫婦ともに余裕が欲しい。ぎっちぎっちだといつかは大きく歯車が狂います。
メリハリがやはり大事ですね。
こんな感じで、2017年は2016年よりも1か月で3万円、年間で36万円、支出を減らすことができた。投資と違ってリスクなしで、数十万円の貯金が増えました。
これからも、無理しすぎないで前に一歩ずつ
本当は夫婦で一緒の家計管理が理想とだと思います。
夫が自分の家計簿をつけて管理をして、定期的に私に教えてくれたら、万事解決するんですが、でも、夫は家計簿をつけるタイプではありません。
これからどうやって、さらに家計管理を良くするか?は、今後の課題です。
ちょっとずつ、自分のペースで改善に取り組んでいきたいと思います、できれば夫を巻き込んで。