【2018年12月29日更新】
マイナンバーの証券口座への提出期限が3年、延長されました(経過措置期限の延長)。提出率が低いので、2022年1月1日まで提出期限を延長するから、出してね、ということです。
詳しくは、平成31年度の税制改正のスライドを見てください(一番最後のスライド)。https://www.fsa.go.jp/news/30/18122101.pdf
忘れて放置するとよくないので、使わない証券口座を整理することにしました。
活用していない証券会社の口座を解約
野村証券(ホームトレード)
IPOや個人向け国債に開設した口座。最近は何も取引をしていないので、解約することにしました。
電話で解約を依頼したところ、手続きには翌月以降までかかるが、特に書類の提出は必要なく、電話口で解約は完了、とのことでした。
そして、数日後には封書で口座に残高がないことや、解約の旨を了解したとの書類が封書で届きました。この辺の対応の丁寧さと速さは流石だと思います。
カブドットコム証券
株主優待クロスやフリーETFのために口座を開設しました。
優待クロスは待機資金の現金でやってましたが、優待クロスは楽天証券とSBI証券だけにして、解約することにしました。手数料無料のフリーETFは買う機会がありませんでした。
電話をすると、口座を解約するための書類を送るので、返送して欲しいとのこと。届いた書類に名前を書いて返送しました。
この後、1か月ぐらい口座の解約はできませんでした。なぜかというと、一般信用売りの優待クロスをカブコムの口座でしていたからです。
優待クロスでは配当は貰えませんが、配当の権利は仮に持つことになります。一旦、配当が口座に振り込まれた後、配当調整金と相殺されます。この途中では、口座は解約できません。
特定口座で年末に配当の税金が還付される前に口座の解約が完了しちゃいました。別に急ぐ理由もないので、年末の税金処理が終わった後に解約すればよかったと後悔しましたが、知らなかったので仕方ありません。
期待してなかったんですが、年明けにカブドットコム証券から2018年の配当の税金の調整金が入出金用に登録していた銀行口座にしっかり振り込まれていました。
口座を解約した後もしっかり対応してくれんですね、ありがとうございます。
松井証券
株主優待クロスや投資信託の自動リバランスが便利な投信工房をやってみたくて、口座を開設しました。
全く売買しなかったので操作画面に慣れず、一般信用売りの在庫がどうなっているかよくわかりませんでした。投信工房で結局、投資信託を買うことはなかったです。
電話口で口座の解約が完了しました。書類のやり取りも必要なし。
取引履歴なし、株や投資信託の売買を全くしたことがなかったから、かもしれません。
ソーシャルレンディングの口座も解約
ソーシャルレンディングのAQUSHにはもう出資していませんが、口座の解約をするのを忘れていました。
ログインすると200円ぐらい残っていて、出金手数料より残金が低い時は出金できない規則があるので焦りました。
しかし、AQUSHは楽天銀行と新たに提携していて、出金手数料が54円だったので数百円でも出金することができました。
口座の解約はお問い合わせのメールから送って、翌日には、口座の解約が完了した旨の返信メールが来ました。
FXキャンペーンの口座も解約
数年前にFXキャンペーンのために、FX口座をいくつか作りました。
キャンペーンが終わったら解約するようにしていたはずが、うっかり1つ解約し忘れていました。こちらもメールのやり取りで口座の解約が終わりました。
ただし、配信メールの停止は、口座の解約とは別途に必要な場合があるので、解約した後に営業メールが届くようなら、配信メール停止の手続きをする必要があります。配信メール停止の手続きは、配信されたメールの下の方に「メール配信停止の依頼はコチラ」のURLがあると思います。
FXもソーシャルレンディングも、口座の解約とは別に、配信メールの停止を依頼することが多いです。
証券口座の解約は電話したら直ぐに対応してくれる
証券口座もFX口座も、まずは口座の残額を1円も残らずゼロにする。
その次に、口座を解約するには、電話をかける必要があることが多いです。先方は口座を解約して欲しくないので、口座の解約方法の詳しい事はサイトには載っていないことが多いです。
でも口座解約の手続きは簡単で、「口座を解約する手続きをしたい」と電話すると、強引に引き留められたりしないし、事務的に迅速に対応してくれます。
引き留められるとしても、「口座維持手数料は無料だから~」とちょっと言われる程度なので大丈夫。
もし口座解約のやり取りが複雑だったり対応が不遜だったり、強く引き留められたりしたら、そんな企業(証券会社)とはさっとさと縁を切ることをお勧めします。
真っ当な会社なら、解約する客にも丁寧に対応してくれます。
解約するタイミングの注意として、その年に取引があって、年末に税金の還付の予定がある人は、よほど急ぐ理由がなければ、年が明けて税金の処理が終わってから解約手続きをすることをお勧めします。
マイナンバーの提出が義務化されるし、使っていない証券口座やFX口座を整理して解約しました。さよなら、今までありがとう、また開設するかもしれないから、その時はよろしくお願いします。