投資を始める準備としてよくお勧めされるのが、まずは節約や家計管理をして、お金が貯まるようにする。次に、余裕資金で投資を始めるという手順です。
ちゃんと準備する派もいるでしょうが、私は節約も家計管理も苦手なので、先に投資を初めてみて、後から家計の見直しをしました。
貯金と大きな支出予定をチェック
苦手な節約や家計管理は取り合えず置いといて、稼げるだけ稼いで、投資に資金を回す。
そんな感じのスタートでしたが、その前に、貯金額と大きな支出予定はチェックしました。
- 過去数年(3年ぐらい)、貯金がいくらできたか(実績)
- これから数年後(5年ぐらい)、大きな出費(数十万円以上)のイベントはあるか
この2つをチェックして、おおよその数字を把握して、投資を始めちゃいました。
細かい支出の管理や、家計簿はやらなかったです。人によると思うので不安な人はしっかり家計管理を先にしましょう。
実際の貯金額をチェック
数年の貯金額は、必ず実績であること、これから〇〇円貯めたい(希望)、貯まるはず(予想)、とかじゃなくて、リアルの数字が大事です。世帯で稼いで、使って、手元に残った余剰金が、いくらなのか
ちゃんと数年間、貯金ができているということは、収入から支出を引くとプラスになる、つまり数年間、続けて家計が黒字だという証拠です。年間の貯金額がわかれば、どれぐらいのリスクを負うか、考えやすくなります。
投資を初めた頃は、損しても年間の貯金額を超えないようにしましょう - みとべのできるかな
5年先の大きな支出予定
大きな支出の予定は、5年ぐらい先までに数十万円以上も出費するようなイベントを整理します。子どもの進学などのタイミングがわかるなら10年先のイベントもメモします。
住宅の購入や、子供の進学などのイベントが控えていたら、大きな現金が必要になるので、その分は投資には使えません。5年以内に必要になる資金は、長期の投資には不向きです。
5年以内に使うお金=もし投資に使ったら、投資期間が短い=損をする確率が高まる=元本割れのタイミングで現金が必要になったら最悪です。
家族を持つと、全く使う予定のない、「なくなってもいい余裕資金」なんてありません。全ての資産はすぐには使う予定がないけど、とても大切な待機資金というイメージです。
だから、どこまで投資に回す資金にするか、慎重に決めたいです、軽い気分で決めちゃだめ。
先に投資、後で家計の見直しでもいいじゃない
投資を初めると、投資で利益を得ることの難しさ、投資資金の大切さはすごい身に染みて感じます。
だから、めんどくさがりな自分ですが、節約や家計管理をするようになりました。私は先に投資を初めてみて、あとで節約や家計管理の重要さに気が付きました。
投資を始めると、家計管理が苦手でも、私のように節約したくなるかもしれまん。家計管理(節約)と投資は車の両輪のようなものなので、資産運用にはどちらも大切です。
一般的には節約や家計管理のほうが簡単だから先になると思いますが、私みたいに投資の興味が先に立つタイプもいるんですね。