【2021年9月更新】
楽天銀行のマネーサポートは楽天銀行と楽天証券だけでなく、外部の銀行や証券口座も連携できるので便利です。楽天銀行に口座があれば無料で使うことができて、複数の銀行と証券口座の一括管理ができます。
楽天銀行のマネーサポート
楽天銀行座を開設するとマネーサポートを無料で使用できます。どちらかと言えば家計管理のためのツールですが、簡単な資産管理ができます。
できることの例
- 楽天銀行と楽天証券、さらに外部の銀行口座と証券口座を連携して一括管理できる。自動で残高と評価額の取得、1クリックで外部口座にログイン
- 自分名義、別名義(家族とか)、どっちも登録できる。一つの証券会社で自分名義と家族の別名義とか、複数の口座が登録ができる
- 登録した複数の口座から、現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)を自動で分類、金額を集計
- 自動で分類・集計した資産の増減の推移、前月比
- 株や投資信託のリスク資産の金額の合計
- 銀行口座の入出金履歴を自動取得
- 毎月の収入、支出を取得し、収支を計算
楽天マネーサポートではできないことを以下です。
できないことの例
- 投資信託を分解して、国内、先進国、新興国に自動で分類して比率を表示する(アセアロ管理)機能はない
- 大和ネクスト銀行が登録できない(大和証券は登録できる)
- 証券口座で保有している個人向け国債は自動取得されない
- 株の銘柄管理など細かいリスク資産の管理はできない
- SBIベネフィットシステムのイデコ口座は連携できない
複数の投資信託からアセットアロケーションを作成したい人は、金額を入力すると計算してくれる無料ツールがあるのでお勧めです↓
【ピザロとアセロラ】複数の投資信託をまとめて資産配分と運用成績を分析できる便利ツール - みとべのできるかな
実際に使った感想
楽天銀行のマネーサポートではアセットアロケーションを自動で算出する機能はありません。無料ツールなので、仕方ないです。
その代わり、1年の資産推移がグラフ表示されるのてわかりやすいです。
ミドリの棒グラフは投資信託の評価額の推移です。つみたてNISAも特定口座も合算されています。年金は別の分類です。
3月のコロナショックで急落して、投資額を増やしたのと、4月までの反発で、4月の評価額は昨年の10月と同じ程度まで増えています。
投資信託の含み損益は2020年4月28日〆で-2%ぐらい、ギリギリ含み損です。ここからプラスになるか、下落が始まって含み損が増えるのか、どうなるんでしょうか
自動で分類される項目は現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)の6タイプです。(ただし、SBIベネフィットシステムのイデコ口座は連携できない)
上の画像は、投資信託以外を消して表示させないようにしていますが、6種類とも棒グラフで合わせて表示させ、資産の推移を追うことができます。
3か月、6か月、1年の表示しかないので、最大で1年の資産推移しかチェックできません。
ちなみに楽天証券では、楽天証券口座内の資産推移は10年前でもチェックできます。
簡単な資産管理ができる
銀行の履歴など家計管理に使う人が多いと思いますが、簡単な資産管理もできるのが特徴です。
- 楽天と外部口座の一括管理は、ほとんどの銀行や証券口座に対応
- 連携できないのは大和ネクスト銀行やSBIベネフィットシステム
- 現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)を自動で分類、金額を集計して、1年間の資産推移を表示
- 投資信託を国内、先進国、新興国に分類するアセットアロケーション機能はありません。無料ツールなので仕方ない。
- 資産全体の金額とリスク資産(株や投資信託)の金額をそれぞれ表示してくれるので、現金とリスク資産の割合が簡単にわかって便利
リスク資産の金額と推移を簡単に見たい方は、楽天銀行マネーサポートをお勧めします。
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