楽天銀行のマネーサポートで投資と現金と複数(外部)口座の一括管理をしてます。
無料で簡単で自動に資産管理をしてくれるので便利です。
以前はマネックス証券のMONEX ONEで資産管理してましたが、2019年12月でサービス終了、現在はマネックス証券口座だけに対応し、外部の資産と口座管理はできなくなりました。
楽天銀行のマネーサポート
楽天銀行座を開設するとマネーサポートを無料で使用できます。どちらかと言えば家計管理のためのツールですが、簡単な資産管理ができます。
できることの例
- 楽天と楽天じゃない外部の銀行口座と証券口座を登録して一括管理できる。自動で残高と評価額の取得、1クリックで外部口座にログイン
- 自分名義、別名義(家族とか)、どっちも登録できる。一つの証券会社で自分名義と家族の別名義とか、複数の口座が登録ができる
- 登録した複数の口座から、現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)を自動で分類、金額を集計
- 自動で分類・集計した資産の増減の推移、前月比
- 株や投資信託のリスク資産の金額の合計
- 銀行口座の入出金履歴を自動取得
- 毎月の収入、支出を取得し、収支を計算
一方、MONEX ONEではできたけど、楽天マネーサポートではできないことがあります。
できないことの例
- 複数の違うタイプの投資信託を分解して、国内、先進国、新興国に自動で分類して比率を表示する(アセアロ管理)機能はない
- 大和ネクスト銀行が登録できない(大和証券は登録できる)
- 証券口座で保有している個人向け国債は自動取得されない(これはMONEX ONEでもできなかった)
- 株の銘柄管理など細かいリスク資産の管理はできない
複数の投資信託からアセットアロケーションを作成したい人は、金額を手入力すると計算してくれる無料ツールがあるのでお勧めです↓
【ピザロとアセロラ】複数の投資信託をまとめて資産配分と運用成績を分析できる便利ツール - みとべのできるかな
実際に使った感想
楽天銀行のマネーサポートではアセットアロケーションを自動で算出する機能はありません。
マネックス証券のMONEX ONEでは自動で複数の口座の中身が違う投資信託を分解して国内、先進国、新興国に分類して比率を表示するアセアロ管理の機能がありました。
無料ツールとしては出来すぎの機能なので、楽天銀行のマネーサポートではできないのは仕方ないです。
その代わり、1年の資産推移がグラフ表示されるのてわかりやすいです。
ミドリの棒グラフは投資信託の評価額の推移です。つみたてNISAも特定口座も合算されています。iDeCoは年金に分類されるので別です。
3月のコロナショックで急落して、投資額を増やしたのと、4月までの反発で、4月の評価額は昨年の10月と同じ程度まで増えています。
投資信託の含み損益は2020年4月28日〆で-2%ぐらい、ギリギリ含み損です。ここからプラスになるか、下落が始まって含み損が増えるのか、どうなるんでしょうか
自動で分類される項目は現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)の6タイプです。
上の画像は、投資信託以外を消して表示させないようにしていますが、6種類とも棒グラフで合わせて表示させ、資産の推移を追うことができます。
3か月、6か月、1年の表示しかないので、最大で1年の資産推移しかチェックできません。
ちなみに楽天証券では、楽天証券口座内の資産推移は10年前でもチェックできます。
SBI証券はこの手のツールは一切なし、今後も資産管理ツールは付ける気はないと思います。ちなみに、SBI証券も評価損益やトータルリターンなどの基本集計は口座管理でやってくれます。
簡単な資産管理ができる
楽天と外部口座の一括管理は、ほとんどの銀行や証券口座に対応しています。しかし大和ネクスト銀行には対応してません。
登録した複数の口座から現金(円)、外貨、預かり金(MRF投資)、投資信託、株、年金(iDeCo)を自動で分類、金額を集計して、1年間の資産推移を表示してくれます。
複数の投資信託を分解して国内、先進国、新興国に分類するアセットアロケーション機能はありません。無料ツールなので仕方ないと思います。
登録した複数の口座から合計した資産全体の金額とリスク資産(株や投資信託)の金額をそれぞれ表示してくれるので、現金とリスク資産の割合が簡単にわかって便利です。
家計管理だけでなく、リスク資産の金額と推移を簡単に見たい方は、楽天銀行マネーサポートをお勧めします。