家計管理ができるマネーフォワードは無料版だと連携口座が4個までなんですが、おかねのコンパスやMableは連携口座が無制限にできるので、併用して使ってます。
- マネフォ無料版と有料版(プレミアム)の違い
- マネフォの無料版で家計管理
- おかねのコンパスは連携口座が無制限
- デメリット:手入力ができない、画面がシンプル
- キャッシュレス派にはMableがお勧め
- 家計アプリの共通の弱点
- 3つのアプリを併用してます
- お勧めの無料の家計アプリ
マネフォ無料版と有料版(プレミアム)の違い
マネフォの無料版 vs 有料版(プレミアム)の違いです。
機能 | 無料版 | プレミアム(有料版) |
---|---|---|
費用 | 無料 | 5300円/年 |
連携口座の数 | 4個まで | 無制限(いくつでも) |
クレカの利用残高 | 非表示(見れない) | 表示(見れる) |
集計グループ分け | グループ1つ | 複数グループが作成できる |
口座の一括更新 | 1日1回 、自動で一括更新 | 何回でも、いつでも手動で一括更新 |
履歴の表示 | 1年前まで見れる | 全ての履歴が見れる(数年以上) |
円グラフや各資産の推移 | 非表示(見れない) | 表示(見れる) |
投信や株の数値 | 時価総額、損益%、前日比 | 無料版+グラフなど推移も表示 |
有料版になると連携できる口座数が無制限、数年以上の全ての履歴やグラフも表示されます。個人用、家族用、資産管理、預金の残高、クレカ、などなど、目的別にグループに分けて集計できます。
無料版は広告がけっこう入るので邪魔ですが、有料版ならマネフォ以外の広告は非表示です。
家計簿 マネーフォワード ME 家計簿(かけいぼ)でお金管理 - Google Play のアプリ
マネフォの無料版で家計管理
マネフォ無料版では連携口座が4個までなので、ふだん使う口座とクレジットカードを連携して日常の家計管理に使うのがお勧めです。
私は、生活用の地方銀行(給与振り込み、クレカの引き落とし口座)、買い物に使うクレジットカード(三井住友カード、楽天カード、Kyashカード)、などを連携しています。
クレカを連携すると明細から買った品目を1つ1つ自動で取得して分類してくれます。
マネフォの無料版でも、データの履歴は1年前までは見れます。無料版でもグループは1つ作れるし、月別の項目別の金額を集計した一覧のページは表示されます。
おかねのコンパスは連携口座が無制限
マネフォと同じ系列のアプリで、マネフォをシンプル(簡易版)にした感じです。無料で連携口座はいくつでもOKなので、たくさん口座やクレカがあってもまとめられます。
トップページ | おかねのコンパス | スマホで簡単 資産も保険もまとめて管理。
世帯の資産管理をまとめるのに便利です。SBI、楽天、マネックス、auカブコムなど証券口座と各銀行口座を連携して資産運用の管理に使ってます。
項目 | マネフォ無料版 | 比較 | おかねのコンパス(無料) |
---|---|---|---|
連携口座の数 | 4個まで | << | 無制限★★ |
口座作成&現金の手動入力 | 手入力できる★★ | >> | 手入力できない |
資産運用 | ★時価総額、損益%、前日比 | > | 時価総額と前日比のみ |
デメリット:手入力ができない、画面がシンプル
「おかねのコンパス」のデメリットは手入力できないことです。
マネフォは現金支出も手入力できます。自動連携ができない口座は、自分で新しく口座を作成して金額を手入力できます。
しかし、おかねのコンパス、手入力する機能がなく、連携対応していない口座を新しく作成できません。全部入れてポートフォリオを見たいけど、信用組合の口座だけは連携できずに使ってます。
マネフォ有料版は、投信や株の評価額の推移、損益率、前日比、集計の円グラフも表示されるので、マネフォだけ見ていても資産の動きが詳しくわかります。
おかねのコンパスで表示される証券口座の情報は、評価額と前日比のみでシンプルです。表示が少なすぎて物足りない人もいると思いますが、インデックス投資ならシンプルな表示で十分だと思ってます。
キャッシュレス派にはMableがお勧め
Mableは三菱UFJ銀行のアプリですが、無料で誰でも使えます、連携口座も無制限です。
Moneytreeとセットで使う仕組みになっていて、口座連携画面とかはMoneytreeの画面に飛んで操作します。
項目 | マネフォ無料版 | 比較 | Mable(無料) |
---|---|---|---|
連携口座の数 | 4個まで | << | 無制限★★ |
手入力 | できる | = | できる |
クレカの情報 | 使用歴の取り込みだけ | << | 使用歴、利用額、引き落とし金額★★ |
資産運用 | ★時価総額、損益%、前日比 | > | 時価総額 |
クレカを複数持って、キャッシュレス決済メインの人は、Mableがお勧めです。
クレジットカードが複数あっても、クレカそれぞれの利用残高(金額)や引き落とし日、全体の使用額とか、すごいわかりやすいです。(マネフォ無料版はクレカの利用残高などは非表示)
残高不足で引き落とせないのは避けたいので、私は「Mable」にクレジットカードやSuicaをすべて登録して、引き落とし日とか使用額のチェックに使ってます。
アプリの画面もとても見やすいです、無料版の家計アプリなら「Mable」一押しです。
家計アプリの共通の弱点
家計アプリの便利なところは、銀行口座やクレカ履歴から自動で金額集計、項目の分類をしてくれることです。あとは、見やすさ、レシートなどの画像取り込み、項目や集計を使う人がどこまで変更できるかなど、使ってみて機能を比べましょう。
家計アプリをいろいろ使ってみると、共通する弱点、デメリットがあるなと思います。
- モバイルSuica、auPay、アマゾンの履歴:各アプリで対応しているけど、画像認証が必要(ひと手間かかる)
- ゆうちょ銀行など、一度連携した後、60-90日毎に再度、連携の認証が必要
- 〇〇Pay:家計アプリで連携できないことが多い(auPayは利用歴が連携できます)
- Kyash:連携がひと手間かかることがある
- ネット非対応の口座は自動連携できない:当たり前ですが、信用金庫の口座など、ネット非対応の口座の場合はアプリで自動連携できません
家計アプリは自分の好みに合うか、まずは自分のメイン銀行とクレジットカードの2つだけを連携して、お試しで使ってみましょう。
3つのアプリを併用してます
いろいろ試してみて、今は3つの無料の家計アプリを併用してます。
役割(生活、資産運用、クレカ)を分けて、それぞれのアプリで登録する口座をできるだけ重ならないようするのがコツです。
- マネフォ(無料版):家計管理、地方銀行やクレジットカード(生活用)
- おかねのコンパス:証券口座、預金の銀行口座をまとめて資産運用
- Mable(三菱UFJ銀行のアプリ):クレジットカードやポイント、学校費用のゆうちょ口座などを管理
最初の口座登録はちょっと手間ですが、一度登録したら後はアプリを開くだけなので、3つ併用してもめんどくさくないです。
お勧めの無料の家計アプリ
マネフォ、おかねのコンパス、Mableの特徴をまとめると、
- 見やすさや使いやすさ:一番バランスがいいのはマネーフォワード
- 現金や非対応の口座の手入力:マネフォとMableはできるけど、おかねのコンパスはできません
- クレカが複数ある、キャッシュレス決済がメイン:Mableがお勧め
- マネフォ無料版を使ってるが、連携口座が4つまでなので、入りきらない口座をまとめたい:おかねのコンパスやMableなら連携口座が無制限
無料の家計アプリではMableが一押しです。連携口座が無制限、クレカの利用残高などの管理が簡単なので、キャッシュレス決済派には特にお勧めです。
マネフォ無料版も使いやすさでは一番ですが、連携口座が4つに減ったので、使い勝手に不便を感じる人が多いかもしれません。
有料版でいいから、銀行もクレカも口座をまとめて、1つのアプリで管理したい人はマネフォの有料版がお勧めです。