【2020年1月更新】
つみたてNISAは年間40万円の投資枠で、投資信託を買った枠は復活できないし、今年の投資枠が10万円残っても、次の年には繰越できません。スイッチングできないし、繰り越せない、それがつみたてNISAです。
つみたてNISAではSBI全世界株式を100%で積立投資することにしました。
つみたてNISAで買うのは全世界株
2018年からつみたてNISAで、SBI全世界株式インデックスファンドを買っています。(日本を含む全世界株式)
20年の間に、世界のどの地域や国がさらに発展するかはわからないので、全世界にまるっと投資しておきたい、という考えです。
2018年3月現在、日本、先進国、新興国を含む全世界株式ファンドで低コストなのはSBI全世界株式、または楽天・全世界株式インデックスファンドの2つです。
SBI全世界株式の信託報酬は0.1102%程度で最安クラスですが、実質コストは両者の差はわずか、SBI全世界株のほうがやや低コスト(運用方法が違うので、比べるのが難しい)です。
2つともFTSEオール・ワールド・ インデックスがベンチマークですが、運用方法が違います。
- SBI全世界株式は複数のETFを組み合わせて運用
- 楽天VTはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)で運用
純資産額は楽天VTの方がかなり大きい(8倍ぐらい)です。人気のETFであるVTに投資するわかりやすさと信頼感があると思います。
他人に勧めるなら楽天VT
つみたてNISAでは「低コストで安定した運用を20年以上は続けてくれる投資信託」を選びたいです。しかし、20年以上、安定して運用され、かつ、20年以上、低コストな、投資信託はどれなのかを、当てるのはむずかしそうです。
だから、現時点で低コストで純資産額が大きい、つまり、途中で繰り上げ償還される可能性が低い投資信託を選ぶのが安全だと思います。
ということで、他の人にお勧めするなら、楽天VTになります。
SBI全世界株式が好き
だけど、自分の好みでSBI全世界株式を選びました。SBI証券のつみたてNISAの看板商品で、信託報酬がかなり低く、はじめからSBI証券の儲けはほとんどありません。
それでも、楽天VTに対抗する投資信託を販売する意義を、SBI証券が重要だと判断したから、SBI全世界株式を設定したと思います。
もし、つみたてNISAで投資信託を繰り上げ償還したら、SBI証券へのイメージが一気に地下深くまで落ちるので、繰り上げ償還する可能性は低いと思っています。
それに、いつもの後出しジャイケンですが、全世界株式ファンドを低コストで設定したSBI証券の心意気を応援しています。
もちろん、楽天VTも低コストなすばらしい投資信託には違いありません。資産運用は続けることが一番重要で、そのために、自分が良いなと思う、自分が好きな投資信託に投資しましょう。
2019年にはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も新しく登場し、全世界株式の投資信託がさらに低コストになりました。全世界株式の投資信託の一覧の記事はコチラが参考になります↓