2019年は年初から株価の回復があり、このまま波に乗るかと思いきや、米中の貿易摩擦で不穏な空気が広がっています。
国内株は2018年の年頭をピークに山型のカーブを描いて下落が続き、2019年5月直近でさらに一段下げた銘柄が散見されます。10月の消費税増税は織り込み済みか、それとも夏頃に二段下げが来るのか、いつもながらまったくわかりません。
個別株は趣味でやってます、以下は私の妄想も含まれているので注意です。
地味な持ち株達が意外とにぎやか
現在はそこそこ割安、そこそこ配当、そこそこ成長の銘柄を集めています。雰囲気で、国内の保有株チーム名を「そこそこーズ」にしました。
値動きが少ないからつまんない(暇)、地味で目立たない持ち株達だと思っていたら、4月、5月は急落したりストップ高したりと意外と賑やかです。最近ではクラレが下方修正で急落しています。業績の見通しがそもそも強気すぎる感(私見)。
SBI証券の画面です。上記以外にマネックス証券でアイドマMC100株、SMBC日興証券で日本社宅サービス100株持ってます。
78万円ぐらい投資して4万円弱の含み益、5%ぐらい。クラレはマイナス11.4%、この後いったいどうなる?
クラレ下方修正
5月半ばのクラレの急落の主な理由は下方修正、業績下振れの原因は私にはよくわからない。2月にも通期の業績を下方修正したり、見通しがそもそも強気すぎるのでは?
クラレが下げ転換し連日で年初来安値、19年12月期第2四半期と通期の連結業績予想を下方修正
2019/05/15 13:52
クラレ<3405.T>が下げ転換。一時92円安の1256円を付け、連日で年初来安値を更新している。15日午後1時、19年12月期第2四半期(1-6月)と通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。
第2四半期業績予想で、売上高を3120億円から2900億円(前年同期比3.8%減)に、営業利益を385億円から290億円(同20.0%減)に引き下げた。通期予想では、売上高を6300億円から6080億円(前期比0.8%増)に、営業利益を790億円から695億円(同5.6%増)に減額。足元での業績動向を織り込み、業績予想の修正に進んだ。
第1四半期(1-3月)決算は、売上高が1416億4600万円(前年同期比5.0%減)、営業利益が146億3200万円(同34.5%減)だった。
午後1時40分時点の株価は、前日比89円安の1259円。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2019-05-15 13:42)
クラレはタイでの事業展開などアジアを含むグローバル企業で樹脂製品の強みがあるいい企業だと思います。割安なので買ってみました。
しかし個人的には苦手なタイプの銘柄。グローバル化と主力の製品、両方が不振になった時、大企業故に対応が遅れたり柔軟な転換ができなかった例は多々あります。外から業績不振の内容と対応状況がわかりにくい(私見)。
長期的な心配は、世界的な環境問題であるプラスチックの使用を減らす動きです。ただ、樹脂製品の需要が直ぐに衰えることはないでしょう。直近で心配なのは中国の景気と対外貿易政策でしょうか。
割安株が業績以外で下がった時に買いたい
私の株の買いタイミングをメモすると、業績が悪くない割安で配当が中程度の地味株を見つけたら、株価が下がったタイミングで100株だけ買ってみます。
業績とは関係ない下げの方がいいので、株主優待の廃止・改悪のショックが落ち着いてから6か月以上たったとか、何故か期待で急騰してその反動で急落した時とか買いたいです(妄想)。株主優待廃止のショックは長引くので注意。
株主優待は日本市場のジョーカーだと思っています。みんな大好きすぎ。
相場全体の大きな下落の時も買い向かいたいですが、けっこう度胸がいります。
買い増し(ナンピン)を練習中
初めての買値から20%ぐらい下がったら1枚(100株)買い増しするイメージです。もちろん、買い増しするのは長い目で見れば株価が上がるだろうと予想する銘柄に限ります。
赤字続きとか成長のイメージがないとか、株価が下がり続ける予想なら下手なナンピンスカンピンになるので損切しましょう。
マイナス20%も下がるのはめずらしいのかと思いきや、持ち株達は度々大きく下落します。数カ月前にインテージホールディングスはマイナス20%になったのに、まだ下がるかな?仕事忙しいから来週買い増そうとグズグズしている間に株価が上がって、買い増しするタイミングを逃しました。反省。
迷っているのは、1回で100株を買い増したら、2回目の買い増しは、200株の平均買値からいくら下がったら、何株を買い増しするべきなのかということです。買い増しのやり方を練習中。
資金コントロールが大事
国内株は一部上場の企業でも思惑で株価が大きく上下します。将来性とかファンダメンタルズが良くても下げるときは下げる。通常の相場でもあっという間に半額、50%下げるし、暴落相場ならもっとガンガン下がります。
個別株は90%の下落でも生き残れるように、個別株の売買は資産配分のうち5%未満に抑えてます。安心して売買するには資金コントロールが一番確実です。資金が少ないと当然、利益も少なくなりますが、個別株の売買は主力じゃない趣味だからそれでいいのです。
2019年の後半から、消費税の増税、東京オリンピック、カジノ法案、東証1部の再編、大阪万博、おもしろそうなイベントが続く中、国内相場は大きく動きそうで楽しみです。