みとべのできるかな

インデックス投資(株も)やってます。

【2019年3月優待クロス】SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券の優待クロスの手数料を計算してみる

【2019年6月更新】

春の優待祭りがやってきました。2019年の権利付き日最終日は3月26日、権利落ち日は3月27日です。

現物買いと一般信売りのつなぎ売りを組み合わせる取引で株主優待をゲットします、いわゆる優待クロス。保有する証券口座で一般信用売りが使えるのはSBI証券、楽天証券、SMBC日興証券(NEW)、マネックス証券(NEW)。(カブコムと松井は解約しちゃいました)

SMBC日興証券は信用売り手数料が無料というビックサービスがあります、さらに2019年3月から一般信用売りが開始されたので、今回初めて使ってみました。

日興イージートレード信用取引 │信用取引│SMBC日興証券

マネックス証券は今回は使いませんでした、欲しい銘柄の一般信用売り在庫がなかったからです。

注意:この記事は1日50万円(or25万円)まで手数料無料のサービスが始まる前の内容です。現物の買い、信用の売り共に手数料が発生しています。

いつものノープラン作戦

私は適当なので、気が付いたら始める、ノープラン作戦です。

一般信用の在庫が更新される19時以降の争奪戦や抽選には参加しません、事前に一般信用売りの在庫チェックもしません。気が向いたら優待クロスをやってみる、取れたらいいなぐらいの気持ちです。(もちろん作戦を練る方が優待クロスは取りやすいですよ)

目標金額もありません、取れても取れなくてもオッケー。

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優待クロスの手数料を確認する

現物買いも一般信用売りも基本は手数料が必要で、タダでは優待は手に入りません。株価と株数によって変わる現物買いの手数料と信用売りの手数料、権利落ち日まで何日信用売りを保有するかで変わる貸株料、これらの3つの手数料の合計が優待クロスでは発生します

株主優待が1000円でも手数料が1000円以上かかったら、お得じゃなくて単なる無駄です。

国内株式|SBI証券

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SBI証券で手数料を計算

「口座管理」から「取引履歴」をクリックして、約定日のところに3月1日から末日までの日付を入れて、「照会」をクリックします。 

現物買いの手数料と現渡の手数料を足すと、優待クロスの手数料になります。

現渡の手数料に信用売りと貸株料が含まれているので、信用売りの手数料は無視して大丈夫です。

または、「現物買いした時の受渡し金額」から「現渡した時の受渡し金額」を引きます。

CSVでデータを落とすとわかりやすいです。投資信託など余計な履歴は削除すると計算がしやすいです。

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現物買いの手数料と現渡の手数料を足す=黄色の手数料を合計すると優待クロスの手数料になります。

または、現物買いの受渡し金額(赤字)から現渡の受渡し金額(青字)を引くと、優待クロスの手数料になります

手数料を合計しても、受渡し金額で差し引きしても、手数料は同じ金額になるはずです。

楽天証券で手数料を計算

「口座管理」から取引履歴の「取引履歴を見る」をクリックします。期間を1カ月にして「表示」をクリックすると、過去1カ月の取引履歴の一覧が表示されます。

現物買いの手数料と信用売りの手数料と現渡の手数料を足すと、優待クロスの手数料になります。

または、現物買いした時の受渡し金額から現渡した時の受渡し金額を引きます。

CSVでデータを落とすとわかりやすいです。

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現物買いの手数料と信用売りの手数料と現渡の手数料を足す=黄色の手数料を合計すると優待クロスの手数料になります。

または、現物買いの受渡し金額(赤字)から現渡の受渡し金額(青字)を引くと、優待クロスの手数料になります。

リスクを抑えて株主優待をゲットできる方法、知っていますか? | 取引ルール | 現物取引 | 国内株式 | 楽天証券

SMBC日興証券で 手数料を計算

「お取引」から「お取引履歴」に進みます。

過去1カ月をチェックして検索すると表示されます。CSVは検索画面からダウンロードできます。

しかし手数料の項目が‥ありません。どこかにあるかも知れませんが、わかりません。

仕方がないので、受渡代金の支払(出金)(赤字)から預り(入金)(青字)を引いて手数料を計算しました。

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2019年3月の優待クロス銘柄いちらん

上記のように手数料を計算した後に、取得した株主優待(ほとんどクオカード)の金額あたりの手数料率を計算します。

株価あたりの手数料率を計算する人もいると思いますが、ゲットする利益は優待の価格なので、株主優待の価格あたりの手数料率を計算してます。

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クオカードや図書カードなどの合計 24,500円

その他:ANA1枚2,500円×3、オイレス工業のポイントが20000、合計で27,500円

手数料 12,017円(SBI証券はアクティブプラン、楽天は超割)

52,000円分の株主優待から手数料の12,017円を引いて、差引39,983円のお得(手数料率23.1%)

SMBC日興証券でプレサンスが11%の手数料で取れています、信用売り無料の威力が発揮されています。

カタログは飽きたので、オイレスだけにしました。

適当に参加してたらこんなもんですね、大きな損をする可能性は低いけど、利益はすごい地味です。

春の祭りは気軽に参加

優待情報はたくさんありますが、あまり手間や時間をかけないようにしてます。

証券会社によっては一般信売りが15日に拡大されており、月頭から権利取りをすることもできますが、早くクロスするほど手数料は高くなります。

権利付き最終日まで10日前後あると手数料が高くなるので、利率の良い優待を選んだ方がいいです。

一般信用売りの在庫が残っている銘柄を探して、権利付き最終日の数日前から前日に取れる銘柄を取る、急がずゆっくり作戦でやってます。

  • 凝りだすときりがないので、取れたらラッキーぐらいの気持ちで参加
  • 優待が多い3月なら、資金さえあれば優待は取れる
  • ただし人気銘柄の一般信用売りの在庫は解禁日前後で売り切れる
  • ほどほどの人気の銘柄は権利付き最終日の1週間前ぐらいから在庫がなくなる
  • SMBC日興証券は信用売りの手数料が無料なので、最強かもしれない

SMBC日興証券の活躍に期待です。

 

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