2015年ぐらいから国内の個別株をちょこちょこ売買してました。
数年で銘柄を買い集めて、2017年の12月に個別株はほとんど売り払いました。
理由は私が産休・育休で仕事が休みになるので、子どもと心置きなく過ごすためでした。
そして現在、死なずに出産して(大げさ?)、育休が終わろうとしています。
インデックス投資で長期の資産運用をすることは決めたのですが、個別株の今後の方針はどうするか?
何回か考えてみましたが、個別株を主力にするのはやはり無理そうです。個別株の売買は趣味の範囲に留めようと思います。今の気持ちをまとめてみました。
株の売り時が難しすぎる
買い時も難しいが、売り時も難しいですよね。
2017年の12月に売った株がどうなったか、その後の値動きを確認してみました。
2018年8月10日時点で、売った時からトータルで7.3%ほど上がっています。
銘柄 | 売り値(円) | 現在(円) | 損益(%) |
---|---|---|---|
日本BS放送 | 1309 | 1349 | 3.1 |
エニグモ | 1072 | 1440 | 34.3 |
池田泉州HG | 416 | 389 | -6.5 |
日本社宅サービス | 866 | 758 | -12.5 |
ネットワンシステムズ | 1685 | 2350 | 39.5 |
グリーンクロス | 2050 | 2123 | 3.6 |
内外トランスライン | 1930 | 1556 | -19.4 |
東邦システムサイエンス | 798 | 856 | 7.3 |
ティーライフ | 1368 | 1309 | -4.3 |
三菱UFJ | 806 | 669.5 | -16.9 |
イトクロ | 5040 | 6210 | 23.2 |
CKサンエツ | 3260 | 3265 | 0.2 |
非鉄金属系のCKサンエツが年初から下げ続けています。
CKサンエツ自体は好業績ですが、銅相場の影響も強く受けます。
コモディティ投資に近くなるのかな?非鉄金属系の投資はしばらく様子見です。
ネットワンシステムズは急騰しましたが、予想外の動きでした。
相場のほうは、2018年の1月末から日経平均は調整が続いています。
2018年8月10日で日経平均は22298、2017年の12月より少し低い位置にいます。
この期間、元持ち株は日経平均よりはプラスの動きでしたが、損益はマチマチです。
私の予想は当てにならないってことですね。
現在の持ち株は日本社宅サービスとビケンテクノのみ、ほぼノーポジション。
これから個別株でやってみたいこと
ある程度含み益が増えたら、利確は逆指値をずっと入れて、急落の局面に入ったら自動で利確できるようにするなど、機械的な売買をやってみたいと思います。
また、個別株は少額で数銘柄に分散しているので、1銘柄の買い増し、ナンピンもほとんどやったことがありません。
個別株投資で参考にしているエナフンさんのナンピンの記事が好きで、いつかやってみたいと思っています。
しかし、長期では上昇する銘柄と判断して、下落の底でナンピンって、見極めは至難の業ですね。
売買をそんなしなくてもいい投資法なら、高配当の個別株のバイ&フォールドで配当(インカムゲイン)を狙う、米国株とか海外株、などなど、個別株投資にも色々あります。
手を広げるかもしれませんが、何よりも経済の知識をもっと身に付けた方がいいような気がします。
中期投資のポジション調整が印象的
2015年から2018年の間で、もっとも記憶に残っているのは2015年8月から2016年2月まで続いた下げ相場でした。
2015年の年末に一旦、下落が落ち着いたように見えて、年初から坂を転がるように下落が再開しました。
この時は、数か月で銘柄を売買する、中期投資の国内の個別株のブログをよく見ており、リスクコントロールとポジション調整の動きが印象的でした。
- 現金余力を残しつつ、信用買いでナンピンを続けて、損切ラインまで来たら、売り払う
- 日経ダブルインバースETFを投資額の何割かで保有して、急落時のヘッジを行う
- ある程度下落が進んだら、別の銘柄、または、損切した銘柄を再び買い、上昇相場に乗り遅れないようにポジションを維持する
決めた投資ルールを守って銘柄を売買し、冷静さと強気を合わせ持って、自分のポジションを保ち、一歩も引かない。
そんなふうに感じました。
その投資家は2015年も年間プラス、2016年も後半の上昇で指数(日経平均)に勝ちました。
下落相場こそ、投資家の底力が見えると思った出来事でした。
個別株は面白いが主力にはできなさそう
私がやった投資の中では、個別株が一番面白いです。
でも個別株を主力にするには私には無理そうです。
今の生活でやることの優先順位をたてると
- 赤子と園児の子育て
- 仕事(年契約)
- 日々の生活
- 遊び・趣味
- 長期投資の勉強
こうなります。
どう考えても、個別株の銘柄を研究して、日々の相場の動きを監視しながら、適切な損切やヘッジを使ってリスクコントロールして、売り抜ける機会を伺う個別株の投資は無理だと思われます。
なので、個別株については、
- 資産運用の投資のスパイス、楽しみとして、売買する
- 総資産額の5%以内の資金で売買する
- 投資方針はふわっと雰囲気で
こんな感じでいこうと思います。
個別株を投資の主力にするには、私の力量も気持ちも足りないので、今まで通り、楽しみの範囲で、スパイス的な扱いになりそうです。