みとべのできるかな

共働きで子育てしながらインデックス投資してます。ほったらかし投資を目指すはずが脱線だらけ?

【長期投資でリスクが減る?】時間を味方にする投資は、期待リターンのプラスが絶対条件

長い時間をかけて投資をすると、損する可能性が低くなる。

つまり、長期投資=元本割れせず、儲かる確率が高くなる。

時間を味方に投資しよう!!って、よく聞いたり見たりする。

長期投資のメリット リスク分散効果

リスクが大きい運用商品で運用を行う場合には、時期によって実際のリターンが大きく異なります。

過去の実績によると、投資期間を長くすることによって、運用成績の悪い時期と良い時期がならされ、平均的なリターンの変動幅(リスク)が小さくなる傾向があります。

したがって、短期間の運用ではリターンのブレが大きい商品でも「長期投資」を行うことにより、リスクを低下させて、安定したリターンを得られる効果があります。

 

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資産運用の基礎知識 | 資産形成について学ぶ | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券

 

金融庁のつみたてNISA早わかりガイドブックにも長期投資の説明がある。

レッスン4 長期投資の効果について学ぼう

積立投資を長期間続けることで、 元本割れする可能性が結果的に低くなる傾向があります。

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つみたてNISA早わかりガイドブック : 金融庁

 

ふむふむ、わかる気がする

そこで素人の素朴なギモン

長期に投資したら、リスクがどんどん小さくなる」なら、今の資産を10年後に計算したら、同じ資産のリスクが半分になるの?????と素朴なギモンを持った。

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資産の振れ幅は「期待リターン±リスクの2倍」なので、

仮に、期待リターン5%、リスク20%とすると、1年間の振れ幅は45%から-35%の範囲に95%の確率でおさまるはず。

www.mitove2.com

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自分が保有している資産の期待リターンとリスクは、今日計算しても、10年後に計算しても、元にしているデータが同じなら、同じ期待リターンとリスクになるはず。

厳密にいうと、10年後は、使用する過去のデータが10年分追加されているから、同じ期待リターンとリスクにはならない。

だけど、それにしても、10年後に計算しても、いきなりリスクが半分にはならない、はず

今年計算した今年のリスクが、来年計算、再来年計算する毎にどんどん小さくならないはず。

???

長期投資における時間的分散効果とは

自分の頭では解決しなかったので、長期投資でリスクは低くなるか?のギモンに、数式や考え方がとてもまとまったヒロさんの記事が参考になった。(他力本願)

長期投資でリスクは増える=運用期間が長くなれば長くなるほど、最終的な運用成果のブレは大きくなる(年率換算リスクは一定だとしても)

長期投資でリスクは下がるのかを確認してみた - ひと手間くわえた積立投資で資産形成

よく見たり聞いたりする「長期投資でリスクが減る」の矛盾が、わかりやすく説明されている。

 

正解:「年率のリスク(%)は前提条件が同じなら、今計算しても、10年後、20年後も同じ結果になる」

 

素人はここでホッと安心した。

 

そして、「長期投資でリターン(1年間の収益率)の振れ幅(標準偏差)は減る、一方で、運用資産額の変化する幅は拡大するという水瀬さんの記事もわかりやすかった。

長期投資するなら、率で見ると運用は安定してくる。ただ、金額で見ると振れ幅は大きくなるので、投資額には注意しなくちゃな

「長期投資でリスクは縮小するか」論争はもうやめよう - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

 

じゃあ、長期投資に意味がないのか?というと、そうではなく、山崎さんも「長期投資ではリスクは減らない」が、若い人は投資金額が小さく、人的資本が大きい(これから将来稼ぐ金額が大きい)から、保有資産のうち、高い割合で株式などのリスク資産を持つことができる、とまとめている。

人的資本は同じ年齢で若くても、個人個人で違うことも説明している。若くても、将来の収入が低い場合は、人的資本が小さいことになる(泣)。

長期投資の正しい理解 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

わりと似ている結論になっている菅原さんの研究レポート。 

http://www.jasfp.jp/img/file5.pdf

じゃあ長期投資で大事なことはなんだろう

1年あたりのリスクは十数年たってもそんなに変わらない。

むしろ、運用する年数や資産が増えていくにつれて、リスク=振れ幅(%)が同じだったとしても、変動する金額は大きくなる。

 

じゃあ、長期投資で大事なことはなんだろうと思うと、資産が増える可能性が高い、つまり期待リターンがプラスなことだ。 

なんか、当たり前だけど、

長期的な期待リターンがプラスなら、毎年、毎年、リターンがプラスのほうに積み重なる確率が高くて、複利の法則にしたがってどんどん増えていくはずなので、元本割れする確率はどんどん低くなる。 

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期待リターンがプラスのものに長期投資すると、期待リターンの積み重ねにより、よりプラスの方向にベクトルが働いて、一時点のリスクは変わらないが、長い投資期間ではプラスにどんどんかたよっていく

まとめ

運用する年数や資産が増えていくにつれて、リスク=振れ幅(%)が同じだったとしても、変動する金額は大きくなる。

長期投資で大事なのは、今も、十数年後も、その時、その時、自分がどれぐらいのリスクを取っているのか確認しながら、長期的に期待リターンがプラスであるものにのっかること。

この期待リターンプラスのもの、というが、人によっては世界経済アメリカの経済成長と連動する株や債券ということになる。