インデックス投資だけだと経験や知識が得られないわけでもなく、インデックス投資だけでも全然オッケー、立派な投資家だと思います。
投資が怖い慎重派の自分に、過去の失敗をふまえて、下落相場のやり過ごし方を書いてみました。
インデックス投資だけでも立派な投資家
投資を始めたころに気になったのが、以下のようなネガティブな意見、
インデックス投資は投資信託を選んで、積立の設定をして、あとは放置するだけなので、いつまでも投資の中身がわからない。
- 永遠に初心者
- 経験がつめない
- 投資家じゃない
などなど、インデックス投資だけじゃダメだから、株の売買とかやってみたほうがいいよ意見。
私は興味があるならやってみる派なので、気になる個別株や株主優待やソーシャルレンディングをやってみました。
そこで得た結論から言うと、インデックス投資だけで気がすんで、続けている人は立派な投資家だということです。
他の人が立派じゃない、という意味ではないです。
インデックス投資だけも全然オッケーってこと。
例えば、個別株をやれば経験値がつめて、投資力?のレベルが上がるかっていうと、素人がちょっと株やってみて、浅い経験ぐらいで投資力は上がりません。
なんとなく、株の売買の雰囲気はこんな感じとイメージできるぐらいでしょうか。
ぶっちゃけ、そんな浅い経験、あってもなくても、長期投資には関係なし。
インデックス投資を続けるのは簡単じゃない
インデックス投資だろうが、バリューでもグロースでも、その投資法の仕組みを調べて、実践して、わからないところを考えて、人の意見を参考にしたり‥と、自分でやってみて考えて、続けること=継続性が大事かなと思います。
バイ&ホールドする場合は、上がったり、下がったりする相場の動きに資産を委ねることになるので、長期の下落相場が続いたら、マイナスをクッションなしでそのまま受け続けることになります。
体力ゲージがマイナスなのに、波動拳をノーガードで受け続けるみたいな。
自分の方針が決まっていないと、途中でやめてしまうか、やせ我慢でストレスを貯め続けることになります。
インデックス投資は始めるのは簡単だけど、続けるのは難しい、と、リーマンショックで投資を放置した自分は思います。
山っ気がほとんどない人が投資をする時代
大きく儲けたい、株で一気にお金持ちになりたい。
熱い気持ちで株を売買する人は、一山当てる気、山っ気が多いように思います。
だけど、そんな山っ気はほとんどない、今までは投資から縁遠かった人も、現状や将来の不安から、資産運用としての投資に興味をもつ時代。
「投資怖いけど、将来も心配だし、リスクが低い資産運用を長期でしたい」と、少額から静かに投資デビューする人もいる、はず。
自分みたいな
とくに、つみたてNISAでインデックス投資やってみようとする派は、山っ気がなくて、少額から静かに投資デビューする人が多いと思います。
私も、一山当てよう!!とか、大儲け!!とかは、狙ったことはありません。
今でも、投資は怖い、慎重に、慎重に、と思っています。
投資が怖い人の下落相場のやり過ごし方
そんな慎重派の人だからこそ、最近の下落は怖いと思います。
しばらく何年も、上げ相場が続いてるので尚更。
自分も不安になることはあるし、まだまだ勉強中だけど、自分の不安と向き合いながら、無理をせず、不安が強いなら積立額を減らしたり、投資方針を見直したりしようと思います。
もし、つみたてNISAを始めた人が、投資を止めたい、続けるかどうか悩んでいたら、
まずは、長期資産運用をしようと思ったキッカケの本やブログを見直して、考えを整理する。
そして冷静になった後で、月100円でも、なくなっても生活に困らない、余裕資金で積立投資を続けながら、投資に関して知識を少しずつ勉強することをお勧めします。
少しでも積立投資を続ける、投資に関する知識をゆっくり勉強する。
この2つは、10年前の暴落で私ができなかったことです。
長期の資産運用で、何も考えずに止めたり、続けたり、相場の上下に右往左往するのは、投資をする本人が不利になる、つまり、①リスクにあったリターンが見込めなくなる、②無駄なストレスを抱えることになります。
知識不足から意味なく不安になって、思考停止したのは10年前の私です。
余裕資金で続ける、ゆっくりでいいから勉強する。
私はこの2つを続けることで、いつか来る暴落(かつ長期かも?)のハードルを超えてみたいなと思っています。