イデコ(iDeCo、個人型確定拠出年金)を再スタートして、イデコ口座にある拠出済みの48万円ぐらいを手動で毎月4万円、積立投資します。思ったよりもお勧めできない手法という感想です。
スイッチングは手動
イデコはSBIベネフィットでセレクトプランでやってます。
給与からイデコ口座に拠出するときは、あらかじめ決めた投資信託を買ってくれる(自動)なんですが、一度、イデコ口座に入った資金で、別の商品を買いなおす(スイッチング)するときは手動です。
いったん、国債ファンドに全額戻して、そこから毎月4万円、スイッチングを使って手動で積立投資(ドルコスト平均法)をしているわけです。
買ってるのは、eMAXIS Slim 全世界株(日本除く)とひふみ年金。そして、注文から買付まで1週間ぐらのタイムラグあります。
【個人年金その14】イデコの再スタート、過去は忘れて株高は無視 - みとべのできるかな
スイッチングは口数売り
普通、投資信託は1万円買うとかと、4口買うとか、もちろん「買う」気持ちなんですが、
イデコのスイッチングは、「何口売るか」から考えるので、いつもとあべこべ(逆)な気持ちになります。イデコのスイッチングの肝は、口数指定で売るんです。
頭の中のながれは「この投資信託は1口=△△円だから、〇〇円売りたかったら、××口売るのか、そして、A商品を〇〇円買うことになるのか‥」って感じです。
しかも、スイッチングする先が2つの商品だったら、それぞれ別々に、何口売るかの指定が必要です。
これ、慣れてない人はスイッチングの肝「××口売る」の口数指定で間違いそう。金額とごっちゃになったりしますね。
東北投信さんのツールが計算しやすいです。
国内債券は計算が楽
国内債券ファンドはスイッチングの計算が楽です。1万口あたり、10700円ぐらいなので、1口=1円に近いので、売りたい口数=売りたい金額と思っても問題ないです。
そして、基準価額の変動もほとんどないので、毎月、同じ金額を売りたかったら、毎月、同じ口数の売りで問題ないです。
下のスクショはスイッチングの注文画面で、国債を4000口(≒4000円)売って、ひふみ年金を買う、国債を36000口(≒36000円)売って、全世界株(除く日本)を買います。
しつこいですが、スイッチングの注文は、売る投資信託の口数を指定します。金額ベースじゃ売れないし、購入するほうの投資信託の金額も口数も指定しません。
2021年4月のイデコ
毎月4万円を3回買って、12万円ほどリスク資産を積立しました。
口数と金額がまざった表記がいやですが、資産残高を見ていればいいかな。
国内国債じゃない投資信託からスイッチングするときは計算に注意しましょう。
スイッチング積立はお勧めしない
イデコ口座に拠出済みの資金をスイッチングで毎月積立してるんですが、個人的に嫌なポイントが3つ
- すべて手動
- 口数売りの注文(金額売りはできない)
- 注文してから買付まで1週間前後のタイムラグ
計算ミスもしやすいので、スイッチングで毎月積立投資、お勧めしません。ふつうに、給与からの毎月や、年数回の拠出で、拠出時に自動投資がお勧めです。
本来、イデコ口座のスイッチングはリバランスのための仕組みなので、イデコ口座に拠出された後で毎月積立するのはイレギュラーな使い方です。やっぱりスイッチングは年1、2回のリバランス時にだけにしたほうが気楽ですね。
なんとか続けて、年末には70%ぐらいリスク資産に戻りました。