【2018年10月14日追記】
2017年10月からSBI証券でiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)を始めました。
1か月の掛金は上限の1万2千円を毎月、拠出しています。ニッセイ 外国株式インデックスファンドを100%で積立してます。
前回は、iDeCo口座が開設されたので、初期設定をしました。
- 掛金の拠出を年単位に変えてみよう
- SBI証券iDeCo専用ダイヤルに電話かけてみた
- iDeCoの年単位拠出は、後ろ倒しにまとめるだけ
- 12月の年1回拠出なら、確定申告が必要→平成30年からルール変更
- 【追記】平成30年から年1回の拠出でも掛金支払書が10月に一括発行される
- 変更内容が書かれた書類が届く、返送は早めに
- 年2回の拠出に変えてみました
掛金の拠出を年単位に変えてみよう
2018年1月からiDeCoの掛金を年単位で拠出できるようになりました。
メリットは、毎月の拠出の手数料103円(国民年金基金連合会手数料)が、拠出回数を減らすと、その分だけ節約できることです。
(事務委託金融機関手数料64円は抽出回数に関係なく毎月かかります)
たかが103円?、でも103円を12回拠出すると1236円、年間14万4千円の0.86%になる。iDeCoで積み立てているニッセイ 外国株式インデックスファンドの信託報酬が0.2%。
手数料と信託報酬を合わせて1.06%の高コスト投資信託になってしまう。
デメリットは、毎月拠出するドルコスト平均法ができなくなってしまうことです。
SBI証券iDeCo専用ダイヤルに電話かけてみた
電話するとオペレーターのお姉さんに「拠出したい月はお決まりですか?」と、いきなり最終決定を聞かれました。
iDeCoのお問い合わせは下記のリンク
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-
いやいやまだですよ、資料請求で電話かけたつもりだから、これから考えようと思ってたんだけど‥。
「書類を間違う方が多くて、電話口で拠出する月をお聞きして、こちらで書類を作成してお送りすることになっています」
わかりにくいよね、間違う人が多いのもわかるります。
って言うか、正解者がほぼいないんじゃ‥
NISAもiDeCoもルールがあるから、ちょっと変更しようと思うと、かえってややこしいですよね。
電話口でいきなり聞かれるので、電話かける前に、拠出したい回数、拠出したい月は決めたほうがいいです。
iDeCoの年単位拠出は、後ろ倒しにまとめるだけ
毎月、決まった金額を拠出するのが基本のルールです。それが、2018年から数か月から1年分、まとめて拠出できます。
希望する月に、希望する金額を自由に抽出できる?、それは違う、拠出月を後ろ倒しにしてまとめることができる、だけだ。
だから、1年間の12か月分を一括で拠出したい時は、ぜったいに12月にしかできない。
11か月分をまとめたいときは、1月に拠出して、残りの11か月分を12月に拠出します。
または、11か月分を11月に拠出して、残り1か月分を12月に拠出します。
前倒しはできないルールなので、12月分は12月にしか拠出できません。
1月から12月の何月に拠出したいかは、あるていど自由です。3月、7月、12月の3回とか、12月に1回でもいいです。
その年の拠出ルールを変えられるのは1回だけ。
来年になったら、また1回だけ変えられます。ちなみに、拠出する金額を変えられるのも年に1回だけです。
12月の年1回拠出なら、確定申告が必要→平成30年からルール変更
源泉徴収用の書類は、その年の12月分の予定まで含めて11月初旬に郵送されます。
12月の拠出は前の月に移動できないので、年1回の抽出をするなら、必然的に12月になります。
しかし、その年の初めての拠出が10月、11月、12月の時は、掛金支払証明書の発行が翌年1月になるので、確定申告が必須になります。
「小規模企業共済等掛金払込証明書」は掛金の払込みが1~9月までに行われた場合には11月初旬頃、
10月~12月に掛金の払込みがその年初めて行われた場合には翌年1月中旬頃に国民年金基金連合会から発行されます。(※)
※掛金の納付月と金額を指定して納付する場合も同様です。(たとえば、12月に1年分をまとめて払込みする場合、翌年1月中旬に 「小規模企業共済等掛金払込証明書」が発行されます。)
掛金額を払込んだ証明書は発行されますか?|よくあるご質問Q&A|SBI証券
私は個人支払で、確定申告をせずに、年末調整を受けたいと思っていますので、年2回以上の拠出を選びました。
【追記】平成30年から年1回の拠出でも掛金支払書が10月に一括発行される
ブログにコメントをもらってルール変更を知りました。
昨年からの主な変更点
①10 月の一括発行に加え、11 月・12 月・1 月にも追加で発行されます (従来は1 月のみ) 。
②掛金の月別指定(例えば年1 回12 月のみ拠出を指定)のお客さまについても、10 月の一括発行時に払込予定金額が証明されます。
③一括発行後に、掛金額変更等により、払込金額と払込予定金額の合計額に変更が発生した場合は、
自動的に追加発行の対象となる事となりましたので、再発行申請書の提出は不要となります。
12月の年1回の拠出でも、10月に払込予定金額の証明書が発行されるとのことで、個人払込の人も、年末調整に間に合うのであれば、確定申告が不要になります。
ルールの改善ですね。
変更内容が書かれた書類が届く、返送は早めに
自宅に届いた書類のうち、掛金の拠出月を変更する書類には、電話口で伝えたとおりの拠出月への変更と、まとめた金額がすでに書かれていました。
氏名や住所、基礎年金番号などを書類に書いて、本人確認書類を準備します。
電話で書類を申し込んで、自宅に届いて、返送する期限が書いてあるので、必ずその期限に間に合うように返送しましょう。
間に合わないと、書類が無効になるらしいです。
年2回の拠出に変えてみました
拠出するのは7月と12月の年2回にしました。
1月から7月までの7か月分が7月に拠出されます。8月から12月の5か月分が12月に拠出されます。
1年間の途中から拠出ルールを変えた時は、どの月から後ろ倒しにまとめて拠出に変更されるかは、自宅に届いた書類で確認できます。
下記の記事も参考になりました。
【個人型確定拠出年金(iDeCo)】2018年から年単位拠出が可能に。そして手数料 年間1,133円を節約。 - しんたろうのお金のはなし
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