国内株の株主優待だけをゲットするのが株主優待クロスです。
現物買い&一般信用売りを両建てして、株の値動きを相殺することにより、株価の変動リスクを避けて、株主優待だけをゲットするお得ワザです。
優待クロス卒業宣言した後なんですが、9月に現金余力が増えましたので、優待クロスをちょこっとしました。
私の場合は、気が付いた時に一般信用売りの在庫がまだ残っている銘柄でクロスします。
事前準備なしのノープラン・残りもの作戦
この気軽に短い時間で楽しめるのがいいところだと思います。
9月の優待クロスは7銘柄
SBI証券で、3連休前の9月21日金曜日、お昼休み中に10分ぐらいでクロス。
12時30分の後場が開く前に寄り成り注文すると、後場が開いたタイミング、注文が約定します。
後場が開く前に、必ず、注文履歴を全てチェックして、間違いがないか確認します。
慣れてくると、気軽にできますが、1銘柄間違って制度信用で注文を入れていました。
危ない、危ない、うっかりミスは要注意です。
SBI証券では一般信用売りの残りがあった6銘柄で、現物と優待クロスしました。
楽天証券で、9月25日の朝に、平和不動産をクロスしました。
楽天証券のつなぎ売りモードは画面がすごい見やすいです。
ということは、誰でも優待クロスが簡単にできるので、競争が厳しいですね。
一般信用売りの残数も多い順に並び替えができて、一目瞭然です。
権利確定日の数日前から余ったものでクロスする人は、一般信用売りの在庫が100~300のところを始めにチェックしましょう。
一般信用売りの残数が多いのは、優待が手数料と比べて割に合わない、株価が高額すぎるなどの理由で人気がなく余っている状況です。
残数0はもちろん、一般信用売りではクロスできません。
また、株主優待の最新情報は個人のブログでなく、ヤフーや証券会社のHPなど、信頼性が高い所で必ずチェックします。
今回から優待が変わった、臨時でその時だけ優待が違う、優待には変更があります。
良い優待のはずなのに一般信用売りが余っている時は、直前に優待が改悪されているケースが多いです。
100株や200株のみ残っている銘柄から見ていくと、意外とお得な株主優待が発見できるかもしれません。
9月26日の早朝に現渡して優待クロスは完了しました。
手順は、毎回、確認してからやりましょう。
インテージホールディングスを優待クロスで増やしてみた
8月に長期保有するためにインテージホールディングスを958円で100株買いました。
そして9月25日に、現物の100株に加えて、優待クロス900株を追加して、1000株の優待の権利を取ってみました。
もとから持っていたインテージの株価は、権利落ち日で現渡してクロスが終わった後、どうなるのかな?と思っていたら、1000株の買い値の平均になってました。
権利落ち日に株価は1040円で、買い値の平均は1033円でした。
900株分はクロスとして相殺されました。
買いと売りの相殺して、900株分のクロス手数料を払った結果、元から持っていた100株分は958円から1033円になりました。
損も得もせず、ただ買い値が動いた、と思います、たぶん‥‥
わかっている人には当たり前のことかもしれませんが、ほほーと思いました。