夫の親と同居できるか?、無理せず同じ家に暮らせるか?、その見極めが人生を左右します。そして、図らずも同居が始まった嫁(自分)がひっそり守っているルールがあります。
同居はヒット&アウェーするべし。
- 悪化させない、予防が一番
- 夫と義親の距離感と性格
- 夫と義親のパワーバランス
- 義父の性格、こだわり、家族への態度
- 義母の好きなもの、行動のパターン
- 同居がスタートしたら距離感
- 義実家の名義でひと悶着
- 完全同居の生活費の管理
- 義親の金銭感覚は要チェック
- 干渉しない、口を出す基準を厳守
- 好感度はピンポイントで上げる
- 頼りすぎない、孫の世話は適度に
- まとめ ぜったいダメ!禁止ルール
悪化させない、予防が一番
トラブルが起きないようにヤバイ事にならないように、相手の反応を見ながら、ほどよい距離を保ちつつ、必要なときには近づき、すかさず離れましょう。
同居も人間関係の一部です、しかも義親とは元は赤の他人で偶然家族になっただけなので、問題が起こらないように予防するのが重要です。これまでの経験から、大人同士が揉めると、本心から仲直りするのは困難、一度、悪くなった人間関係は完全には元には戻りません。
気持ちがギクシャクすると、毎日毎日、家でストレスを抱えてリラックスできないので、日々の生活の質がとっても悪化して大問題です。
夫と義親の距離感と性格
義親の観察は、バードウォッチングのように静かに、近くも遠くも広い視野でみます。同居できるか?の見極めにも、同居が始まってからの距離感を図るにも役に立ちます。
夫と義親のパワーバランス
夫の性格や好みは知っていても、夫のキャラと夫と義親との関係は別物である、と断言できます。親子関係にもパワーバランスがあるので、夫の義父親とのパワーバランスを見ます。夫が親にどんな感じで会話したり、お願いしたり、相談したり、されたりするか。
うちの夫は1人息子で、義父母には夫はまさに王子様、息子様です。好きなおかず作って、これ捨てといて、あれやっといて。3人兄弟の私からみたら、夫はわがまま三昧、お願いしたことは全てその通りになる。すごい驚きました。
例えば、義実家をリフォームする時に、夫は義親にあまり相談せずに和室を洋間に変えたり、広く住むために大きな家具を捨てさせたり、夫の希望がほぼそのまま通りました。驚いたけど、これが義実家の普通らしいです。
私が義親と接する時のポイントは、夫よりはちょっと遠い距離感で義父母と接することです。ちょっとだけ夫より遠くしましょう、夫の距離感より義父母に近づき過ぎはNGです。
夫の王子様対応を参考にちょっとわがままも言えます、この点は助かっています。言いにくいことは、もちろん夫から義親に言ってもらいます。
義父の性格、こだわり、家族への態度
次に、義父のキャラ、性格や家族への態度は重要です。
義母じゃなくて義父です、意外かもしれませんが、父親が落ち着いて、家族から信頼されていると、母親も家事や育児を落ち着いてできるイメージです。
反対に、感情的、理不尽だと家族全体がギクシャクします。父親がいばり散らす、身勝手に不機嫌になる、存在感がなさすぎる、とかだと、母子はストレスを受けまくりです。
うちの義父は穏やかな性格で家事もする、新しいことにトライする、怒る時は子どものいたずらがひどい時や整理整頓など、理由がはっきりしていて後にひきずらない。同居するのに適した性格だと思いました。
義母の好きなもの、行動のパターン
嫁姑の問題が、同居の一番のトラブルだと思います。自分(嫁)の性格にもよりますが、私は干渉してくるタイプの人間とは、例え姑でなくても一緒に住むのは無理だと思います。
干渉してくる義母とはお金を払ってでも同居をさけたい。
うちの義母はちょっとぬけている昔ながらのお母さんといった感じです。丁寧な家事、毎日、コンロや水回りは拭き掃除、さすがです。好きなことは読書、パズル、妹と一緒にデパートぶらぶら。苦手なことは運動、人ごみ、脂っこい肉料理と、わりと大人しいタイプです。
干渉しない、批判しない、わりと嫁に無関心(笑)、このタイプとしか私は同居できません。
同居がスタートしたら距離感
同居がスタートしたら義父母と適度な距離を保ちつつ、ピンポイントで好感度を上げましょう。お互い干渉はさける。
つまりヒット&アウェー
義実家の名義でひと悶着
義実家の名義が義父だった時、夫と私が義実家のリフォームのお金を出しました。なので、名義が義父のままだと、うちら夫婦から義父への(リフォーム代)贈与になってしまいます。
そこで、義実家の名義を夫、私(嫁)、義父の3名義にする話がでました。
だけど義父がなんだか嫌そうな雰囲気。義父も言いにくそうだったので、義父と夫で話し合ってもらいました。なんやかんやで、息子への生前贈与ということで、自宅は夫1人の名義になりました。
義父が不満だったのは、自宅の名義に私の名前が入ることだったらしいです。私は名義はどうでもよかったので、夫から「家の名義に妻の名前はいらない」と伝えてもらいました。相手のこだわりには触らぬが吉です。
完全同居の生活費の管理
夫が給与口座から毎月10万円を生活費として義母に手渡しています。専業主婦の義母が、食費や日用品などの生活費を管理しています。
生活費10万円は夫が決めました。生活費をいくら渡すか?はけっこう大事なポイントだと思いますが、私はいっさいノータッチ。
義母から私に「食費とか~」などの会話が初めのころはありましたが、「夫の管理にまかせているので、夫に相談してください~」と夫に完全スルーパスしました。完全同居の食費や日用品の生活費は義父母と夫が出しています。
私は子どものおむつとか日用品や外食、自分の仕事関係を給与から支払っています。(ブログでまとめているのは、この自分の給与の生活費)
結局、名義やお金が関係する話しに、私(嫁)は入らないのが吉。
義親の金銭感覚は要チェック
ただし、これは私にとって、義親や夫の金銭感覚が大丈夫だと、前もって分かっているからです。義親も夫もギャンブルなし借金癖なし浪費家ではありません。
むしろ、義親は私たち夫婦より節約家で質素です。だからおまかせしちゃいます。
もし金銭感覚が合わない人と生活を共にすることなったら、お金のことを任せてしまうと、後で困るのは私や子どもなので、その時は私がお金のコントロールの実権を握れるように画策すると思います。
同居する前にぜひチェックしたい義親の金銭感覚についてはコチラ↓
干渉しない、口を出す基準を厳守
どのぐらいから干渉になるのか、ようするに気に障るのかは、お互いの性格にもよります。
私が義母の行動に口を出すのは「風邪とか具合が悪い日が続いているのに、病院にいかない」時です。本人も辛いし家族にも感染するキケンがあります。
ここまでは口を出さない、ここからは口を出すという基準を事前に決めて、しっかり守りましょう。日常の些細なことで口出しは一切しない方がいいです。百害あって一利なし。お互いの干渉とイライラが増えるだけです。
お互いの実家や、親戚を悪く言うのは、地雷かもしれないので、ぜったいダメです。私は自分の親をそんなに好きではありませんが、姑に、自分の親の批評をされるのはすごい嫌です。
好感度はピンポイントで上げる
私が義母に意見を聞くのは主に料理のとき、「料理のときは義母を頼る」これがポイントかせぎ。
義親の目の前で家事や育児をする、夫を頼りにしている話をする。このへんはイメージ作りなので、ふだんベタベタしなくてもピンポイントで充分です。
頼りすぎない、孫の世話は適度に
共働きなので義親とも家事を分担してます。まかせっきりはダメだけど、一緒に住んでいるので頼るところは頼る。
孫との距離も近くなります。たまに会うだけなら「かわいい」ですみますが、同居するとわがままやいたずらで怒らせてしまうこともあります。
ある程度は仕方ないですが、孫の世話も任せ過ぎると義親のストレスになります。義親のストレスも回りまわって同居人の私たちに降りかかるので、親世帯、子世帯ともに極力ストレスは少ないほうがいいです。
まとめ ぜったいダメ!禁止ルール
- 近づきすぎNG!!
- 干渉NG!!、むしろ無関心ぐらいでOK
- お金がからむ話NG!!
- 夫の悪口NG!!
- 家族や親せきの批評やダメ出しはNG!!
同居がうまく行くコツは距離を保ち、干渉せず、ピンポイントで好感を上げる、すなわちヒット&アウェーです。