みとべのできるかな

インデックス投資(株も)やってます。

【アセットアロケーションと管理】自分にできる合理的な投資をしてみよう③

投資方針を整理して、自分ができる範囲の合理的な投資をしようと思います。

前回では資産を洗いなおして、リスク資産に一括投資できる待機資金の金額を確認しました。

今回は、アセットアロケーション(資産配分)の目標を考え直してみます。

これまでのアセットアロケーション

2017年にとりあえず目標のアセットアロケーションを松井証券の投資工房イメージしました。

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資産配分(アセットアロケーション)はバランスファンドで勝手にリバランスされていました。しかしリスク資産の割合はあまり意識にせずに何となく積立投資を続けていたので、とくに目標の資産配分は達成されていません。

資産配分を決めてそれで満足してしまったみたいな。

アセットアロケーションを決めなおす

リスク資産を増やしすぎないように、安全運転を心がけたいので、低リスク資産の国債や現金、と世界株式クラスが同じ割合=50%:50%に、したいです。

世界株式は、時価総額比重を参考に日本国内、先進国、新興国 vs 1、7、2になるイメージ。

国債が50%(または現金や定期預金)、残り50%の世界株式クラスの比率は日本国内、先進国、新興国 vs 5.0%、35%、10%

期待リターンとリスクを計算してくれる下記のツールにこの割合を入れると

長期投資予想/アセットアロケーション分析 ~ 投資信託のガイド|ファンドの海 

期待リターン3.42 リスク9.93とでます。

資産の振れ幅(%)を計算するには、期待リターン±リスクの2倍なので、3.42+19.86と3.25-19.86をすると、+23.28と-16.44となります。

期待リターン3.42 リスク9.93のアセットアロケーション(資産配分)では、95%の確率で1年間で、23.3%から-16.4%の範囲に、振れ幅(%)が収まるはず、ということが推測できました。

このアセットアロケーションで投資したら、最悪でも、最大損失は16.4万円で、100万円が83.6万円になってしまう、かもしれないと具体的にイメージできます。

ただし、リーマンショック級の暴落では-60%になるかもしれない。

世界株式の時価総額比重を参考に、やや新興国が多め、効率的フロンティアにはこだわりすぎない、管理しやすいようにキリの良い割合、ということで決めました。

自分の三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングの記事を参考にしました。

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資産配分の比率と管理しやすさ

目標にするアセットアロケーションは、数十年の長い間、決めた割合になるように定期的にリバランスします。

なので、期待リターンとリスクがだいたい同じなら、長期的に管理しやすいほうがいい、と個人的には思います。

日本国内、先進国(日本除く)、新興国の地域別に投資信託(or ETF)を別々に投資するか、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や楽天VTなどの世界株式にまとめて投資するか、投資先の商品によって管理しやすいアセットアロケーションも違います。

日本国内、先進国(日本除く)、新興国に別々に投資するなら、管理しやすいように10%、80%、10%などキリのいい割合の方がいい。

世界株式にまとめて投資するなら、投資先の比重に乗っかって、VTなら日本国内、先進国、新興国 vs 8.4%、82.3%、9.4%のように投資すればいい。

割合が少し変わっても、期待リターンとリスクはそんなに差がない。

ただし、日本や新興国の割合を大きく変える(例えば、日本と先進国と新興国の三地域を均等にするなど)と、リスクも大きく変わります。

なので、アセットアロケーションはだいたいの方針が決まったら、投資する先の商品をどうするか考えて、最終的には投資する商品によって管理しやすいアセットアロケーションがいいと思います。

全資産に対するリスク資産の比率

長期的に投資している間に、家族の人数、生活する環境や収入が変わる。そうすると当然、自分が負えるリスクも変わります。

具体的には、退職により収入がなくなった場合は、現役の頃よりリスクを抑えた運用が好ましいとされています。

その時はアセットアロケーション全体を見直すことによりリスクを調整したほうがいいでしょう。

資産全体に対してリスク資産がどのぐらいの割合でいくらの金額になっているのかが重要なので、生活防衛資金、現金や定期預金、国債などの無リスクor低リスク資産と、株式などのリスク資産との割合の見直します。

まとめ:世界株式の時価総額比重を参考に、日本国内、先進国、新興国 vs 1、7、2の比率で株式を保有する。ただし、アセットアロケーションの半分は国債または現金。

 

次に、何の商品を買って運用するか考えた記事はコチラ↓

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