【2020年10月更新】
SBI証券の投信マイレージサービスで投資信託の保有額に応じたTポイントがもらえます。
保有している投信の金額に応じたTポイントなので、積立する金額や毎月の買付金額は関係ありません。
特定口座、NISA口座、一般口座で保有するTポイントがもらえます。
Tポイント付与の対象外は、MMF、中国F、MRF、外貨建MMF、ETF(上場投資信託)、REIT、外国籍投資信託等です。
人気のVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)などのETF(上場投資信託)にはTポイント付与の対象外なのでのご注意ください。
投信マイレージのポイントの付与率
投信マイレージのポイントの付与率(NISA口座も対象)は、投資信託の信託報酬によりA、B、C、D、Eの5パターンがあります。
Aパターンが1番、投信マイレージポイントの付与率が高くて、B、C、D、Eと付与率は下がっていきます。
(A)通常銘柄:全対象銘柄((A)~(E))の月間平均保有金額が
- 1,000万円以上:年率0.2%
- 1,000万円未満:年率0.1%
(B)当社指定銘柄Ⅰ:年率0.05%
(C)当社指定銘柄Ⅱ:年率0.03%
(D)当社指定銘柄Ⅲ:年率0.02%
(E)当社指定銘柄Ⅳ:年率0.01%
投信マイレージサービスの公式説明と、対象の投資信託一覧は下記から確認できます。
Aパターン 0.1% or 0.2%
信託報酬0.3%以上ぐらいの、普通コストの投資信託
Aパターンのポイントの付与率
月の平均保有額が1,000万円未満 → 月間平均保有額×0.1%(年率)
月の平均保有額が1,000万円以上 → 月間平均保有額×0.2%(年率)
例えば、
- たわらノーロード 新興国株式
- 三井住友TAM-世界経済インデックスファンド
- ひふみプラス
投資信託の信託報酬が0.5%とか、0.6%以上の普通コストなら、ほぼAパターンです。
B、C、Dパターンに含まれない投資信託は、すべてAパターンの付与率になります。
1,000万円の保有額は、自分持っている投資信託の保有額の合計です。つまり、A、B、C、D、Eパターンの全ての投資信託の保有額の合計です。
Bパターン 0.05%(107本)
Bパターンは信託報酬0.25%前後ぐらいの、そこそこ低コストの投資信託→投資信託一覧
Bパターンのポイントの付与率
月間平均保有額×0.05%(年率)
合計保有額が1,000万円未満でも、1000万円以上でも、保有金額に関係なく同じ付与率です。
例えば
- 野村-野村つみたて外国株投信
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- One-たわらノーロード 先進国株式
- SBI-EXE-i 先進国株式ファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
- 大和-iFree S&P500インデックス
- 農林中金-NZAM・ベータ 日本2資産(株式+REIT)
Cパターン 0.03%(19本)
Cパターンは信託報酬が0.2%未満ぐらいの、すごい低コストの投資信託→投資信託一覧
Cパターンのポイントの付与率
月間平均保有額×0.03%(年率)
合計保有額が1,000万円未満でも、1000万円以上でも、保有金額に関係なく同じ付与率です。
例えば
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式/均等型/債券)
- One-たわらノーロード 全世界株式
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- りそなAM-Smart-i 国内債券インデックス
Dパターン 0.02%(4本のみ)
- SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンド
- SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
Eパターン 0.01%(1本のみ)
- SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド
Tポイントは15日ごろに付与
Tポイントは月1回、毎月15日に付与されます。(15日が休日なら、翌営業日に付与)
1年に12回、毎月15日ごろに、Tポイントがあなたのもとにやって来ます。
投資信託の全体の保有残高は、1か月前の投資信託の保有残高を元に計算されます。
SBI証券で保有する全ての投資信託の金額が1000万円を超えたら、信託報酬が0.3%以上の普通コスト(Aパターン)の投資信託だけは、ポイント付与率が0.2%になります。
Tポイントは、最終利用から1年間が有効期限なので、ちょくちょく使っていけば、有効期限はありません。Tポイントカードを登録すると、SBI証券以外でも使えるので、便利です。
楽天証券とどっちがいいの?
楽天証券の投資信託のポイントサービスは
ハッピープログラムで投資信託の保有残高10万円毎に4ポイント付与
楽天クレジットカードで毎月積立5万円まで1%楽天ポイントが付与
この2つがメインになります。
投資信託の保有額に10万円毎に4ポイントは、年率0.048%なので、信託報酬0.2%未満のような超低コストの投資信託の場合は、楽天証券のほうがもらえるポイントが多くなります。あわせて、楽天クレジットカードでの積立をするなら、楽天証券のほうがもらえるポイントが多くてお得です。
楽天証券のほうがポイントプログラムはいいです。
ただし、ポイントプログラムはあくまでおまけ、証券会社のサービスなので、いつ何時、突然終わってしまうかもしれません。あんまり期待し過ぎないほうがよいと個人的には思っています。
ネット証券のポイントプログラムを比べるなら下記の記事がわかりやすいです(外部リンク)
ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービス、徹底比較。(SBI、楽天、マネックス、auカブコム証券) - しんたろうのお金のはなし
投資信託でTポイントをもらおう
- 保有している投資信託の金額に応じてTポイントが付与されます。保有額は1か月前の保有額が基準です。毎月の買付や積立額は関係がありません。
- つみたてNISA、一般NISA口座で保有する投資信託もポイント付与の対象です
- 信託報酬が0.3%以上の普通コストの投資信託のポイント付与率は0.1%(全ての投信の保有金額が1000万円を超えたら0.2%にアップ)
- 信託報酬が0.3%未満の低コストの投資信託のポイント付与率は、0.05%、0.03%、0.02%、0.01%に下がります→投資信託一覧
- VTなどのETF(上場投資信託)はTポイントは付与されません(対象外)
- MMF、中国F、MRF、外貨建MMF、REIT、外国籍投資信託等はポイント付与されません(対象外)
- Tポイントカードを登録すると、SBI証券と外部サイトで相互で使えるのでお勧めです
- 信託報酬が0.2%未満の超低コストの投資信託なら、楽天証券のほうがもらえるポイント(10万円保有毎に4ポイント=0.48%)は多くなるでしょう
嬉しいサービスではありますが、あんまり期待しすぎないほうがいいと思っています。SBI証券のTポイントサービスとTカードの番号登録をした記事はコチラ↓