RSウイルス感染症は風邪のような症状で咳が強いタイプです。上の子は生後2か月でRSウイルスに罹り入院、下の子は、生後6か月でRSウイルスで通院しました。
赤ちゃんのRSウイルスは油断は禁物
熱がでて咳が続く、ひどい風邪というイメージです。RSウイルスは2歳までに、ほとんどの子どもがかかるそうです。(軽い症状の場合は、RSだとは気が付かない)
初めてRSウイルスにかかると熱や咳がひどいですが、2回目以降は軽い症状がほとんどらしいです。
怖いのは、生後すぐの赤ちゃんがRSウイルスに初めてかかると、咳がひどくて熱が高く、命にかかわることもあるので油断は禁物です。
RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)|厚生労働省
RSウイルスは子どもと親もしんどいよね
子どもを持つまで、RSウイルスなんて知りませんでした。
子持ちになった今は、RSウイルスって聞くと、お子さんは熱がでて咳が続くからお大事に、親にもうつるから、ほんとしんどいよね、と思います。
子に咳がある間は保育園を休み、親も一週間以上、仕事を休むこともあります。
上の子は生後2か月でRSウイルス
夫の職場で、咳がひどくてもマスクをしない人がいて、夫にも咳がうつりました(怒)。夫が咳をしてから数日後に、当時生後2か月の赤子が咳をし始めました。
元気で熱は微熱でしたが、私が別の部屋にいても、赤子の咳の音が聞こえるぐらい大きくなって、あわてて小児科に連れて行きました。
なんとか、夕方の診察の受付が終わる前に間に合って、小児科で観てもらうことができました。
後で思ったのは、夜まで様子を見ないで、すぐに受診して本当によかった、ということです。
RSウイルスで母と赤子は入院
生後2か月で咳がひどかったので、そのまま、総合病院に移動して入院になりました。
夜の7時ごろに、小児科から、紹介状とレントゲンと赤子を背負ってタクシーで総合病院に移動。外来が終わって真っ暗な廊下を、小児科の入院病棟を探してウロウロしたのは心細かったです。
感染症の隔離部屋に、大人のベッドで赤子と二人で入院しました。
赤子の入院なんですが、生後2か月なので母と赤子がセットで、私が入院してるみたいでした。私が病院食を食べるし、ベッドは大人用だし。
数時間おきに授乳しながら、顔の近くで気管支炎の薬をモクモクたきながら、煙を吸ってもらって、たまに酸素濃度を測ってました。
高熱はでずに、母乳の飲みはよくて、元気もあって、数日で咳が軽くなってきたので、点滴などはしなかったです。
幸いに、6日目に退院しました。
後日談で、私が赤子をあわてて小児科に連れて行った日、夫は仕事から帰ると、慌てて小児科に行った痕跡、小物や洋服が部屋中にちらばっていて、妻と子の姿がなかったので、泥棒か犯罪かと驚いたそうです。
親も子も中耳炎に注意
下の子は生後半年で保育園でRSウイルスをもらいました。保育園でRSウイルスにかかった子がいると聞いたときに、我が子にもうつるだろうとあきらめました。
ゼロ歳だけ、建物が別棟になって完全に別れている保育園なら、ゼロ歳とそれ以外の年齢で、病気をうつし合うことは少なくなります。
しかし、建物が一緒だと、部屋がわかれていても、保育士さんの担当が別でも、RSウイルスや、伝染力が強いウイルスは、免疫力が弱いゼロ歳児にはうつりやすいです。
熱は数日で下がりましたが、咳は続くので、私も1週間近く仕事を休みました。私も耳の奥が痛くなって寝込みました。そう言えばRSウイルスは中耳炎にもなりやすいです。
熱のピークが2,3日目、中耳炎のピークが4,5日目らしいです。熱と咳だけじゃなく、親も子も、中耳炎には要注意です。
コラボ、進撃の咳エチケットを発見
大人はRSウイルスにかかっても熱がでずに咳だけなので、RSかどうか、ほとんど気が付かないと思います。
でも、RSウイルスは小さい赤子にうつると大変です。
これから冬になると、RSウイルスだけじゃなくて、インフルエンザも流行ります。
大人も子どもも、うがい手洗い、咳エチケットなど、日頃から気を付けましょう。
小さい子が初めてRSウイルスにかかると、しばらく咳が続くので、親は仕事を休まざるをえません。
ほとんどの子どもが罹るウイルスだけど、油断は禁物、小さい赤子では命にかかわるような重症になることもあるので、気を付けたいです。
進撃の巨人がコラボしているの発見しました→進撃の咳エチケット
引用元:咳エチケット啓発コラボレーション ポスター(厚生労働省)