2024年に始まる新NISAにむけて、いくつかある証券口座の投資信託をSBI証券にまとめてます。三菱東京UFJ銀行(MUFJ)の投信をSBI証券に移管しました。
三菱東京UFJ銀行は電話→来店予約
まずは三菱UFJ銀行のコールセンターに電話をかけて自動音声案内を聞きながら「オペレーターでの対応」に進めるように選んでいきます。平日の日中が無難です。
オペレーターにつながったら「投資信託の移管をしたい」とお願いしてみます。
受け入れ先(SBI証券)が移管したい投信を扱っているか確認された後、「窓口に行って手続きしてください」と言われます。
WEBサイトから来店予約をします。備考に「投資信託の移管」とメモをいれました。行けそうな日があったら取り合えず早めに予約をしましょう、直前だと予約枠が埋まって取れないかもしれません。
窓口に持っていくもの
以下のものを持っていきました。念のために銀行のキャッシュカードも持って行ったけど、不要でした。
- 身分証明書(運転免許など)
- 銀行で使ってる印鑑
- 投資信託の正式名称や移管したい口数のメモ
移管先の証券口座が移管したい投信をあつかっているか、移管先の口座の投資信託のリストにあるか、事前にチェックしておきましょう。
(参考)SBI証券の投信の入庫ページ
MUFJは入庫のQ&Aはありますが(↓)、出庫のQ&Aは発見できませんでした。
他金融機関で保有している投資信託を、三菱UFJ銀行の投信口座に預け替えることはできますか? | よくあるご質問 | 三菱UFJ銀行
窓口で依頼書類を書く
予約した日に窓口に行くと、フロアに何人か銀行スタッフがいて「人件費かけてるな~」という印象でした。
そのうち説明ブースに呼ばれて担当者が説明してくれて、「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」という申込用紙に、移管先(SBI証券)の証券口座と投信の情報を書きました。
- 証券会社名
- 証券会社の住所、本店or支店名、金融機関コード
- 移管先の証券口座番号
- 投信の名称、口数
担当の人が、三菱UFJの「移管元の住所」や「移管する投信名」「評価額や口数が記載された口座の中身のコピー」を見せてくれました。
移管の注意点
窓口では書類を書いて、身分証明書の提示と印鑑を押して20分ぐらいかかります。担当からの注意点の説明がありました。
- 移管先の金融機関がそのファンドを取り扱っているか、確認お済でしょうか?
- 9日営業日以降に移管される予定です
- 分配金の受け取りなどは、移管先の証券口座でのルールにより変更になる可能性があります
- 「移管完了のお知らせはしてない」移管先の口座で確認してほしい
ひょっとして金融商品の勧誘とかあるかなと思ったんですが、移管の手続き以外、余計な勧誘とかは一切なかったです。
積立設定は事前に解除
窓口から帰った後で電話があって、「毎月積立が解除されていなかったので、移管のタイミングでは積立分が追加になってしまう、こちらで移管書類の口数を変更しておく」とのことでした。
積立設定を事前に解除していないと、移管の書類に書いた口数から勝手に増えてしまって、書類の訂正が必要になります。
下手すると書類の再提出になるので、移管の月に毎月積立がされないように、事前に積立設定は解除したほうがよさそうです。
手数料は無料
電話でも窓口でも手数料の話はなく、三菱東京UFJ銀行から投信を移管する手数料は無料でした。
移管する人が少ないのか、担当も不慣れそうながら丁寧に対応してくれました。件数が増えたら、手数料が発生しそうな予感です。
三菱東京UFJ銀行から何かあると毎回、電話がきます。メール対応が良いと言ったら、「銀行側からメールをすることはできない」という返事でした。
待機期間は1日?
担当の方は初めての移管対応のようでしたが、丁寧にやり取りしていただき感謝してます。
株でも投信でも、移管元の口座から消えて、移管先の口座に表示されるまで、タイムラグがあると、そのぶん、待期期間となって相場の変動を受けないことになります。
有利か不利かは置いといて、移管による待機期間はなるべく短いほうが好みです。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)⇒SBI証券に投信を移管、今回は木曜日に移管元から消えて、金曜日は1日待機となり、週明けの月曜日に移管先のSBI証券に表示されました。
移管のタイミングや待期期間があるかどうかは証券会社次第なので、相場の動きが大きい時期は、移管するのは待ったほうが良いのかなと思います。