みとべのできるかな

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投資信託の信託報酬と隠れた実質コストは長期投資に重要

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現物の株は売買に手数料を払うが、保有するのは無料でコストゼロ。

反対に、インデックス投資信託は買う時の手数料=販売手数料はほとんどがゼロ(ノーロード)だけど、保有している間は手数料を払う。それが信託報酬

投資信託の信託報酬はどんどん低コストが進んでいる。0.5%になって、0.3%になって、ついに0.2を下回る投資信託も登場した。

投資系のブログで、投資信託の「信託報酬」より、いくらか増えたパーセントが「実質コスト」と載っている。

信託報酬は投資信託を保有している時の手数料(コスト)だけど、「実質コスト」ってなんだろう。

運用報告書には隠れた実質コストがのっている

信託報酬に加えて、投資信託の運用にかかわる全てのコストを合わせたのが、実質コスト。

実際に運用で必要だったコストだったから、実質コスト。

信託報酬より+αコストがあるなら、実質コストを表に明記しようよ。

って思うけど、信託報酬と違って、運用報告書のたびに変動するコストだから、表にでてくるのは信託報酬。

ちなみに、設定されて1年未満の新しい投資信託は実際の実質コストはまだわからない(推測はできる)。

先進国株式クラスの投資信託の実質コストを比べてみる

ニッセイ外国株式

iDeCoで積み立てているニッセイ外国株式の2017年(4期)の年間の実質コストをチェック

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド投資信託のニッセイアセットマネジメント

ニッセイ外国株式の運用報告書のPDFを開く。

一万口あたりの費用明細の表で、一番上に信託報酬、そのほかのコストがずらっとあって、一番下に合計のコストが書いてある。

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信託報酬:0.215%
売買委託手数料:0.007%
有価証券取引税:0.020%
その他費用:0.073%

合計:0.315%(これが実質コスト)

たわらノーロード先進国株式

たわらノーロード先進国株式の2017年(第2期)の実質コストをチェック

たわらノーロード 先進国株式|ファンド情報|アセットマネジメントOne

一万口あたりの費用明細の表にあるとおり。

信託報酬:0.243%
売買委託手数料:0.004%
有価証券取引税:0.004%
その他費用:0.031%

合計:0.281%(これが実質コスト)

信託報酬はニッセイ外国株式<たわら先進国なのに、実質コストはニッセイ外国株式>たわら先進国になってしまう。

なので、実際にかかる実質コストを比べたら、たわら先進国のほうが低コストな投資信託ということになる。

売買委託手数料、有価証券取引税、その他費用がけっこう違うのは、運用方法がちがうのせいなのか??うーんなぞ。

投資信託の仕組みはどうなっている?

大和証券の「つみたての森」に初心者向けの積立投資の説明がある。

投資信託ってなんだろう?

投資信託は、複数の投資家から集めた資金をひとまとめにして専門家が運用し、その運用成果を投資家に配分するしくみの金融商品です。

運用する先の金融商品は、国内外の株式や債券など様々ですが、基本的には各投資信託の運用方針やテーマに基づいて運用します。

投資家は、証券会社などの販売会社を通じて投資信託を売買することができます。

 

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投資信託のしくみ | これからはじめる積立投資 - 大和証券

信託報酬は、販売会社、受託会社、運用会社に支払う手数料。

実質コストのうち、売買委託手数料は、市場の株式・債券を売り買いするためのコスト。

投資家は販売会社を通して間接的にその投信信託を運用している運用会社と受託会社に手数料を払っている。

また、投資信託の売却時に信託財産留保額を支払う場合もある。投資信託を解約するペナルティー料とも言われているが、投資信託を安定して運用するために必要な経費だ。

モーニングスター [ 投資信託講座 ]

投資信託のコストは長期投資に重要

数パーセントの信託報酬を含めた実質コストの違いがなぜ重要かというと、長期投資であればあるほど、投信信託の基準価額に差がでるから。

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http://diamond.jp/articles/-/85494

1口当たりの基準価額が1000円違えば、100口持っていれば、10万円違ってくる。また、投資家が毎年払っているコストも数十年積み重なれば、無視できない金額になってくる。

 

長期の積立投資をする中で、あらためて基本をおさらいしようと、投資信託の仕組みと実質コストのはなしをまとめてみた。

そうすると、ニッセイ外国株式ファンドの売買委託手数料や有価証券取引税が高いのが気になる。運用が他のファンドと違うとなると、その点が、ベンチマークとのかい離率が高い原因になっているのかしら。