学生インターンのガクさんは、自分の片言の英語による説明をよく聞いて、インターンの仕事がだいぶできるようになってきた。
覚えが早いし、察しがいい。頭いいねー
なんか思ったより平和に進むから、ちょっと安心していた。
と、思っていたら、
自分からの情報が断片的なためか、数時間もカタ言と身振りで作業を進めるせいか、ガクさんの書類のほうが、こちらに引っ張られてカタ言化、つまり劣化していた。
〇〇した、△になった。
△を変えたら、よくなった。
明日は◇をする。
社内で打ち合わせに入る前に、全体の目的とながれと、接続詞と、説明を入れるんだ。上司に怒られるー(汗)
日本語で話そう
ガクさんは日本語も習いに行っている。勉強好きなんだね。
習った言葉は、
道を教えてください。
時間がありますか?
お話をしましょう。
プレゼントをあげます。
なんかのセールストークっぽいのは気のせいだろうか‥‥
電車に乗ります、とかが先じゃないのか?
意外と会話するネタが仕事なら、カタ言でもコミュニケーションはできるもんだな、と思う。もうちょっとまともに話せるようにしなきゃね。